孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

#歴史

不動明王の頭飾は、宝冠で良いのではと

今月の 「仏像愛好の集」 午後の勉強会 その仏像質問箱のコーナー で出ました。 不動明王の頭飾 その名前が知りたくて Yahoo知恵袋 に質問してみましたが・・・、 回答が一つもつかずで 現在はYahoo知恵袋から消えてしまってます。 そんなに難しい質問では無…

【改8/6】 一字金輪曼荼羅図を読み解こうと・・・、ギブアップ→宿題やりました。

出光美術館の祈りのかたち ─仏教美術入門 の第2章神秘なる修法の世界──密教美術 No46の出品に一字金輪曼荼羅図 絹本着色 江戸時代 がありました。 奈良博の(重文)一字金輪曼荼羅 平安時代にそっくりの図柄の作品でした。 参考画像 (重文)一字金輪曼荼…

普賢菩薩 白象頭上の三化人について のブログに、  Takさんからメール

Takさんからの出光美術館「祈りのかたち 仏教美術入門」の投稿に触発し、小生も、普賢菩薩 白象頭上の三化人について のブログを書きましたら、 それに関してTakさんからメールを頂きました。図像学的に造詣の文章と思いますので、そのメール文の抜粋を以下…

NHK Eテレ 「こころの時代」 シリーズ「日本仏教のあゆみ~信と行」

●NHK Eテレ 「こころの時代」シリーズ “ブッダ最後の旅”に学ぶは、9月で 完結終了しました。 ブッダの肉声を伝える原始仏典の一つ『大パリニッバーナ経』(大般涅槃経)にて、ブッダの最後の旅を叙述し、そこで説いたブッダの教えを ひもといていたシリーズ…

7月21日の興福寺文化講座(東京)に行ってきました。

7月21日の興福寺文化講座(東京)に行ってきました。 今回は、私達「仏像の愛好集」のメンバーの内、 Tさん,Oさん,Yさん,Fさん,Kさん と私との6名もの参集でした。 第一講義は「運慶と興福寺北円堂の諸仏」 興福寺国宝館長・金子啓明氏でした。北円堂の仏…

日本アート評価保存協会講演会 「運慶作品の認定」(講師・山本勉先生)

先走って 講演の内容の 記事を書き始めてしまいましたが・・・、反省です! ご一緒に聴講されたメンバーの方々には・・・何卒 ご遠慮なく 日本アート評価保存協会主催による講演会「運慶作品の認定」(講師・山本勉先生)の記事を 投稿してください! 5月17…

糞掃衣 と まだ拾い読みの中公新書 「仏教、本当の教え」

http://img6a.smcb.dena.ne.jp/cvt/pst/1/701/osufnrtuvvfnrd631goc6j94i942100.jpg/240x320-9000.jpg http://img.itc.cn/x/m_-250x100_1_saa/saapic/t/10964660.JPG_s780 発端は16日の「仏像の基礎勉強会」で、小生が 「糞掃衣」の話をして、これは 音写訳…

2月16日の「仏像の基礎勉強会」から

過日 2016年2月16日の「仏像の基礎勉強会」は 11室の仏像展示 内容は1月2月の「仏像愛好の集in東博」の時と変わらずですのに、5名の参集者を頂きました。また山水さんからは 今回は やむなく欠席と事前に連絡を頂きました。 仏像の基礎勉強会 同好の…

Yahoo知恵袋にもう一つの質問 「仏像の印相 宝筐印・持宝珠印に付いて質問」

★投稿してだいぶたちますが、自身の誤りにに気付きました。以下の「宝筐印」と在りますのは総て誤りでして 正しくは「梵筐印」でした。 此処に誤りを訂正して 過ちをお詫びを致します。3月18日 前の2016/1/30(土) 午後 3:16の記事「知恵袋に質問をしてみ…

特別展「日向薬師―秘仏鉈彫本尊開帳―」 6/7グループ鑑賞会

①6/6 定例「仏像愛好の集いin東博」6月6日(土) 10:00 本館11室集合 その翌日は ②6/7 県立金沢文庫 特別展 平成の大修理記念「日向薬師(ひなたやくし)―秘仏鉈彫本尊開帳―」6月7日(日曜)京急品川駅 1番線ホーム 最後尾10:00集合 です…

日本美術史学会・全国大会 瀬谷氏の発表 他

Taさんからの寄稿を転載します。 先般、「美術史学会・全国大会」(5月22日~23日・於:岡山大学)で金沢文庫の瀬谷先生が、 「重源と弁暁」について発表予定のこと、あらましメールにてご連絡して、「集いの会」に図録 「東大寺展」をお持ちしました。 先週…

如来像の衣が金色の理由… 大般涅槃経より

http://ic.mixi.jp/p/bb3b32e81cfee8faf46059ea55747498dbfba120b7/54e1042d/diary/1938787591_73s.jpghttp://ic.mixi.jp/p/db592accfe7c9b2ecbec003e13c891e5797ba33e75/54e10481/diary/1938787591_157s.jpghttp://ic.mixi.jp/p/c24281a97529b1e9ca41afec32…

『日本の仏像 』長岡龍作著 本の内容勉強会募集

『日本の仏像―飛鳥・白鳳・天平の祈りと美 』長岡龍作著の勉強会前の日記で (中公新書)『日本の仏像―飛鳥・白鳳・天平の祈りと美 』長岡龍作著を素晴らしいと感じ、内容の冒頭をご紹介しましたが、私にとって かなり難しい本でした。 しかし仏像の深読みの…

私の仏像関連愛読書③  (叢書内容 ハイライト)

http://ic.mixi.jp/p/9f1f3e025c814a3fa3fb9b325a033969ce53e94154/53efbe6a/diary/1931033535_198s.jpghttp://ic.mixi.jp/p/fafae0c673ea8220c477189f3eac324d7f79b1454a/53efbdb7/diary/1931033535_19s.jpg 前回までは (中公新書)『日本の仏像―飛鳥・白鳳…

こどもの好きな恐竜 その番組をこんな見方

今回は仏像を離れます! また恐竜好きの方から、読んで損したとの文句が出るといけませんので・・・最初に白状しておきましょう。恐竜の話は不得手、仏教思想風の話です。 子供の日NHK-TVが『地球ドラマチックこどもの日」スペシャル プラネットダイソ…

坐法 「正座」と 三千院脇侍「膝を深く曲げた長跪」の相違

前回の2月18日 の日記「鳳凰堂に於ける 菩薩の安坐・立像 と 飛天の胡跪・長跪の意味の違い」長跪のところで説明不足を感じましたので、補足を書きます。 よく三千院の三千院の阿弥陀三尊などの 脇侍の座り方に、大和坐りor「正座」と説明の説明を見ますが・…

鳳凰堂に於ける 菩薩の安坐・立像 と 飛天の胡跪・長跪の意味の違い

02月10日に「鳳凰堂阿弥陀光背と その飛天に付いて勉強」との日記を書きました。 そこで、「飛天の座り方と雲中供養菩薩の座り方」ついて述べました。 飛天は、長跪(両ひざを並べて地につけ、上半身を直立させる礼法)または胡跪(こき:右膝を地につけ左膝…

仏像の耳

2月10日に「仏像の顔 から 眉に付いての随筆」の日記を書きました。 そこでは、眉は一見存在の意味が無いように思いがちですが、感情の表現には重要な働きをしていると書きました。 そんな中、仏像学者の多くが、仏像の耳は良くその作者仏師の手癖を現してい…

鳳凰堂阿弥陀光背と その飛天に付いての勉強

画像 【左】最上部の大日如来 【中】胡跪の飛天 【右】 安坐の供養菩薩 http://ic.mixi.jp/p/92929d7f77bb4883a106957758fc70da116b87aae4/52f625a2/diary/1921271843_2s.jpghttp://ic.mixi.jp/p/de5c50ae479b355b902edb534e8701d55c017c5e50/52f6261f/diary…

経典による仏教入門 「空とは何かー般若心経」を受講①

【コラム】 http://www.kunaicho.go.jp/culture/sannomaru/img/ss06l.jpg この映像は、歴史の教科書に載る「蒙古襲来絵詞」です。歴史の視覚的史料として、この貴重な作品が重要文化財に指定されて居ないのを御存じですか?ある講座でそれが話題になりました…

2013/4/11(木) 午後 10:17分 を再投稿

仏友より4月11日分4月度「仏像同好の集いin東博」報告① が見られれないとの連絡を受けましたので、再投稿します。コピーを撮って投稿するとどういう訳か、文字が小さくなってしまいます。読めますでしょうか? ★公開範囲の設定ミスではとのご指摘を頂き …

不動明王は倶利伽羅剣を持つのか?

仏像趣味同志の友人とのメールの遣り取りですが、タイトルの件で面白かったので披露させてもらいます。 【O氏からのメール】 ----- Original Message ----- From: O To: 孤思庵 Date: 2013/2/24, Sun 05:42 Subject: 倶利伽羅不動について 昨日は何時も面白…

新説!?弘明寺・達身寺 十一面の頂上面は女神?

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/0d/ee1ef5f0345bea45b33b4cbe876a4ee6.jpg 先ずは今回 弘明寺の十一面頂上仏に注視の切っ掛けは過去日記8月の5日・7日の二つの日記「弘明寺鉈彫り観音の頂上面は?不思議?」「【続】 弘明寺鉈彫り観音の頂上面…

梵字はさほどに古い、古代インドの文字ではない!

2011年08月07日15:33 過日の日記の「目から鱗と銘打った 婆羅門=梵 」のお話にかなりコメントを頂き意外でした。 いい気に成り「梵」繋がりで梵字のお話をさせて頂きます。 昨日、東博の帰り途中の喫茶店で先達的友人より聞いたお話の受け売りです。聞いた…