孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

Yahoo知恵袋にもう一つの質問 「仏像の印相 宝筐印・持宝珠印に付いて質問」

★投稿してだいぶたちますが、自身の誤りにに気付きました。以下の「宝筐印」と在りますのは総て誤りでして 正しくは「梵筐印」でした。 此処に誤りを訂正して 過ちをお詫びを致します。3月18日 

前の2016/1/30(土) 午後 3:16の記事「知恵袋に質問をしてみました。承和様式 仏像とは?」を掲載しましたが、恥さらしですが・・・、もう一つ質問していた分もありました。
 

仏像の印相 宝筐印・持宝珠印に付いて質問です。 善光寺阿弥陀三尊の脇侍の...

           
仏像の印相 宝筐印・持宝珠印に付いて質問です。
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飛鳥時代の菩薩立像や善光寺阿弥陀三尊の脇侍などに、両掌を水平に合わせる印相は 梵篋印と言うのだと教えてもらいましたが・・・、それで良いのでしょうか?
梵篋印 とは如何なる意味の印契 なのでしょうか? そもそも梵篋とは何なのですか?

梵篋とは経典を入れる、目を細かく編んだ竹かご との理解で良いのでしょうか?


飛鳥以前の小金銅仏の立像などで同じように両掌を水平に合わせる印相に玉を挟み持つものが在ります。これも梵篋印で良いのでしようか? 持宝珠印が正しいのでしょうか?

さすれば先述の善光寺阿弥陀三尊の脇侍の両掌を水平に合わせる印相は、玉は見えて無いですが、水平に合わせる両掌の中には玉が存在するのでしょうか? 玉は無いのでしょうか?宝筐印と持宝珠印は別ものなのですか?

宝筐印から離れますが・・・、これ等の飛鳥以前の菩薩の両掌を水平に合わせ玉を挟み持つ球は 如意宝珠( Cintāmaṇi)と解釈して良いのでしょうか?
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以上 宜しく御教授願います。
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ベストアンサーに選ばれた回答

steさん
2016/1/2811:31:21
印相は知りませんが梵筐とは筐とは書きますが元々は貝葉経を束ねた装丁方式を指します
貝葉経は穴が一つないし二つ開いており、それを束ねたものの上下に加飾された木製の蓋で挟み穴に紐を通して固定するものです
中国では挟む意味の梵夹の方が一般的か。
図像としては多くの般若菩薩が持っているものが梵筐です

次第に葉から紙になるので言葉の幅は広がるのだろうがその過程は知りません
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質問した人からのコメント

2016/2/3 10:55:10
御教授ありがとうございました。印相は 梵篋印はその後も調べても良く解りませんでした。推測では 梵篋を挟み持つ形の印相ではと思います。梵筐に付いては貴アンサーで良く解りました。貝多羅葉の経典は博物館で観た事が在ります。般若菩薩の持物と教えて頂き良く解りました。般若は(悟りを得るための)智慧ですので納得です。宝篋印塔は良く知られているのに・・・、その基の梵篋や更には智慧を勉強する機会を頂きました。」孤思庵




 

ベストアンサー以外の回答

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graさん
2016/1/2814:57:32
梵篋とは椰子の葉に書かれた経典を入れる箱のことです。
観音信仰では宝篋といいます。
つまり掌を合わせて上下に印を結ぶような感じですけど手前で長い箱を縦に持ってると思って見てみてください。
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◆勉強会で、梵筐印 の水平に重ねる手が 議論になりました.手の甲の家に掌を乗せているのか?掌と掌を触れる様に合わす重ね方なのか? と・・・、宿題になりました!


参考画像を集めてみました。