9/9Takさんからの投稿 上野の森美術館「世界を変えた書物」展・岡田美術館「美のスターたちー光琳・若冲・北斎・汝窯など名品勢ぞろい—」展 ・ 他2件
9/9Takさんからの投稿
●上野の森美術館「世界を変えた書物」展:(昨日から開催したばかりです)
H30年9月8日(土)〜9月24日(月・祝) 10:00〜17:00 会期中無料 入場料無料
タイトルに「オペル二クス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン…偉大な知性との出逢い!」とあり、金沢工業大学がすべて所蔵するコレクション・ライブラリーセンター「工学の曙文庫」の貴重な書物の展示です。現在2,000点ほど所蔵しており、その多くが世界の科学者たちの重要な発見、発明を発表した初版本中心だそうです。これ以上の貴重な展示は無いでしょう。普段科学に縁遠い生活ですが、我々の生活に根ざしたものの最初の一滴がここにあるのです。子供の頃から習ってきた科学者・学者たちの業績が書物として一堂に眼に出来るのですから、科学に疎くても必見です。大学の所蔵品、主催ということもあってか、無料で貴重な資料が拝見できるのは願ってもないことです。短期間での開催なので早く時間を調整して出かけたいものです。橋本麻里女史も、この展覧会について何かの記事に記しているそうで、この展覧会は混みそうです。
「上野の森美術館」は、私が普段東博や科博、芸大などに出掛ける際に、メトロ上野駅下車後に上野公園に入る屋内駐車場階段の横手にある最初の美術館施設です。私は普段は素通りする場所ですが、時期によって入場者が長蛇の列をなしている時があります。アニメの主人公関係の画像などの展覧会、アニメ制作者の関係の展覧会などが記憶にあるほどに、アニメ関係の行事が多いようです。まだ一度も美術館には入った事が無いので、今回は是非にと思っています。
岡田美術館HP: http://www.okada-museum.com/
「美のスターたち」展サイト: http://www.okada-museum.com/exhibition/next
美術誌「国華」主幹、岡田美術館館長の小林忠氏が、開館5周年記念として記念展を展観。
・喜多川歌麿「深川の雪」(展示期間:9月30日〜12月28日)
など約450点展示予定。
箱根ハイキングついでの美術鑑賞も悪くないと思っています。または「熱海MOA美術館」とのコラボでも可かな?開催期間が長いので展示期間が限られている注目作例の拝観も含めて、時期を選ぶことが出来そうです。
●永青文庫美術館「大名美術入門」展覧会:(既に開催中です)
H30年7月21日(土)〜10月3日(水) 10:00〜16:30 月曜休館 入館料800円
「永青文庫美術館」は公益財団法人永青文庫の付属施設で、細川護熙理事長(元総理大臣)がまとめている「細川家」が代々伝えてきた貴重な歴史資料、古文書、美術工芸品、建物などを修復、調査研究、保存管理を行なっている美術館です。最近は「国華展」(東博)でも企画から開催までに関与した「永青文庫美術館長・小林大秀」氏、「同副館長・橋本麻里」女史が注目されました。
熊本・肥後藩主の細川家の家宝をまとめた展覧会です。既に開催中ですがご案内します。仏像はまず展示はありませんが、都心にありながら古くからの時代的な建物や「細川庭園」、「椿山荘」、「江戸川公園」、「聖カテドラル教会」、「日本女子大学」、「学習院(大・高・中・幼)」、足を延ばせば「早稲田大学」といった場所にあり、散歩がてらに出掛けられるところです。
因みに、遅くなりましたが私が国華展の際に注目した記事が見つかりましたので紹介します。仏像関係ではありません。
小松大秀インタビュー記事: http://meisaku2018.jp/interview/iv005.html
(東博での開催時期に見たもので、サイトを忘れていて探しました。小松氏は「国華」編輯委員でもあります。研究専門は漆芸)
H30年9月29日(土)〜12月2日(日) 10:00〜17:00 会期中無休 池袋・サンシャインシティ
H30年7月13日(金)〜9月26日(水) 10:00〜18:00 月曜休館 入場無料
1970年エベレスト遠征時の装備、エベレスト山頂撮影大型パノラマ写真、DVD鑑賞ほか。昨年は品川でアラスカ・デナリ(マッキンリー)峰での遭難時の遺品カメラ、犬ぞり装備など展示されたが、今年はエベレスト登攀時の様子を知ることが出来る。「山と渓谷」誌などではいろいろ情報を掴んでいるが、やはり実際に眼にしたいものです。
【 以下 省略】