8/27 Takさんからの投稿 展覧会+講座 の案内
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●大津市歴史博物館「神仏のかたち 湖都大津の仏像と神像」展:
H30年(2018年)10月13日(土)~11月25日(日) 9:00~17:00 月曜休館 入館料・800円
「神仏のかたち展」HP: www.rekihaku.otsu.shiga.jp/news/1807.html
2015年「びわ湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」のテーマで延暦寺、園城寺、日吉大社、西教寺、石山寺、建部大社、浮御堂、石山寺が「日本遺産」に登録されたことから、これらの寺宝・名宝を中心に仏像や神像などの宝物を展示・紹介するそうです。パンフレットを拝見しただけでも面白そうな展覧会のようです。またまた「大日如来坐像」(石山寺、快慶作)はじめ多くの仏像、神像が。私としては「普賢延命菩薩像」(画像、重美、延暦寺)、「普賢菩薩像」(園城寺、初出展)、「薬師如来坐像」(重文、法楽寺、12年に1度の開帳秘仏、初出展)なども是非拝観したい作例です。残念ながらまだ全体の展示リストは発表されていません。関連の講座も開催されるようです。
関連講座:(各回ともに、14:00~15:30、事前はがき申込、有料)
- 10月20日(土)「神像入門―日本の神々とその造形―」 山下立(滋賀県立安土城考古博物館学芸員)
- 10月27日(土)「釈迦と弥勒の美術―ガンダーラから日本へ―」 外山潔(泉屋博古館上席研究員)
- 11月 3日(土)「仏像・仏画のサインとデザイン」 米屋優(あべのハルカス美術館副館長)
- 11月10日(土)「大仏師湛慶の仏像とその周辺」 植村拓哉(元興寺文化財研究所研究員)
- 11月17日(土)「仏師の実像―すがた・いのり・くらし―」 杉崎貴英(手塚山大学准教授)
*植村拓哉氏は、以前佛教大学に籍を置き「湛慶」、「願主と仏師の関係」研究で佛教大学紀要にも論文を発表されており、私も佛教大学ミュージアムと京博でお会いしてお話しを伺ったことがあります。背の高い熱心な方です。今度は奈良での研究活動となったようです。
*詳細は展覧会パンフレットをサイトHPでご確認ください。
*私は、まだ日程調整が出来ておらずどの講座を聴講出来るか不明です。
●興福寺・国宝館特別展示のお知らせ:
興福寺国宝館では、中金堂再建記念として、特別展示を行います。
1.「邂逅―志度寺縁起絵特別展示―」
H30年(2018年)10月1日(月)~10月31日(水)9:00~17:00 年中無休 (会期中2期に分けて展示)
H30年(2018年)10月1日(月)~11月15日(木)9:00~17:00 年中無休
●展覧会と講座といえば、とりあえず以下の展覧会や講座をリストアップしています。ジャンルは問わずです。
(〇:講座、△:展覧会)
- 9月04日(火) 〇 「歌麿」 小林忠・学習院大学名誉教授、「国華」主幹
- 9月06日(木) △ 「真禅院本地堂の秘宝展」岐阜・タルイピアセンター(7/21~9/23)
- 9月16日(日) △〇 「神仏人展」多摩美大美術館(9/1~10/14)
- 9月19日(水) △〇 「醍醐寺展」サントリー美術館(9/19~11/11)
- 9月20日(木) 〇 「中金堂を支える基壇」興福寺文化講座 青木敬・國學院大學准教授
- 9月22日(土) 〇 「空海」 竹村牧男・東洋大学学長
- 9月27日(木)~29日(土) △ 「慈恩寺の宗教と仏像展」(9/10~10/14)山形・寒河江ほか
*小林忠氏は、今春の東博「名作誕生・国華展」では講演を伺いながら人気が高く挨拶が出来なかったことがありました。日本近世絵画の第一人者としていろいろとお話しを伺いたいと思います。
2018年8月27日 PM 19:00 Tak