孤思庵の仏像ブログ

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展覧会 - 永青文庫美術館 早春展「石からうまれた仏たち―永青文庫の東洋彫刻コレクション―」

    東京都文京区目白台にある 展覧会 - 永青文庫美術館  【間もなく開幕】
早春展「石からうまれた仏たち―永青文庫の東洋彫刻コレクション―」
は、いよいよ今週土曜 1月12日からスタートいたします。
永青文庫 美術館の中国・インド彫刻が一堂に会する展覧会。
どうぞお楽しみに!

 



早春展石からうまれた仏たち
永青文庫の東洋彫刻
コレクション―
会期:2019年1月12日(土)~4月10日(水)
永青文庫がアジアのさまざまな仏像を所蔵していることは、あまり知られていないかもしれません。当館の設立者である細川護立(もりたつ)(細川家16代・1883~1970)は東洋美術に広く関心を持ち、中国考古や陶磁器ばかりではなく、中国の石仏・金銅仏、インドや東南アジアの彫刻をもコレクションに加えました。とりわけ北魏から唐時代におよぶ中国彫刻は、近代日本においていち早く中国美術を紹介・蒐集した早崎稉吉(はやさきこうきち)(1874~1956)の旧蔵品が大半を占め、各時代の特徴を表した重要な像が多く含まれます。

このたび専門家の協力を得て、これら東洋彫刻コレクションの調査を行いました。本展では、調査の成果に基づき、「菩薩半跏思惟像(ぼさつはんかしいぞう)」や「如来坐像(にょらいざぞう)」(いずれも重要文化財)をはじめとする中国彫刻、ほとんどが初公開となるインド彫刻を一挙に紹介し、あわせて個人蔵の貴重な中国金銅仏を特別に展示します。

昨今注目を集める日本の仏像の源流ともいえる、中国・インド彫刻。この展覧会で、ルーツを探ってみませんか。


★ 日本の仏像の源流ともいえる、中国・インド彫刻。下段の公演会でも、勉強してみませんか?


                                      
永青文庫 の 中国石仏―早崎稉吉が将来した名品―
日 時
2019年3月10日(日)13:30~15:00
講 師石松日奈子氏(本展監修者、東京国立博物館客員研究員)
会 場
肥後細川庭園 松聲閣(東京都文京区目白台1-1-22)
永青文庫に隣接。詳しくはこちら
定 員
40人(先着順) ですので、  受講申し込み の現在の 可否は不明です。
申込先に ご確認 願います。
参加費1000円(友の会会員800円)※当日、現金でお支払いください。
申込方法1/19(土)午前10:00より電話(03-3941-0850)にて先着順に受付














主な展示作品


重要文化財

菩薩半跏思惟像

中国 北魏時代(6世紀前半)


重要文化財

如来坐像

中国 唐時代(8世紀前半)




如来坐像

中国 唐時代(7世紀後半)


道教三尊像

中国 北魏時代 永平年間(508~511年)




ヴィシュヌ立像

インド ポスト・グプタ時代(7~8世紀)

熊本県立美術館保管


ターラー菩薩立像

インド パーラ時代(9~10世紀)

熊本県立美術館保管




菩薩立像

中国 隋時代(6世紀末~7世紀初)


重要文化財

如来坐像

中国 宋時代 元嘉14年(437年)


観音菩薩立像

中国 北斉時代 天保8年(557年)

個人蔵