孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

8日(土)に、 埼玉県熊谷市平戸の大仏 戦後初公開!

桶川に住む 刀剣友達が 私の仏像好きを知っていて、ショートメールで、知らせてくれました。 嬉しいことです。

「平戸の大仏 戦...」の画像検索結果


埼玉新聞 2018年12月1日(土)》掲載

源宗寺にある「平戸の大仏」が戦後初特別公開されます。是非、ご覧ください。
2018年12月1日(土)

平戸の大仏、戦後初の一般公開 木造、高さは県内最大規模 本堂の老朽化で保存修理を計画、機運醸成へ企画

 地域に眠る貴重な文化財を知ってもらおうと、熊谷市平戸の源宗寺に収蔵されている市指定文化財の仏像「木彫大仏坐像」が8日、特別公開される。本堂の老朽化に伴い、来年度に計画している保存修理事業に向けて、機運醸成を図るために企画。市によると、一般向けに公開されるのは戦後初めてという。
 仏像は2体並んで鎮座し、向かって右側が薬師如来、左側が観音菩薩。寛文2(1662)年に源宗法師という僧が念仏1万日の勤行をした際、彫られたとされる。高さ約3・5メートルは木造寄木造としては県内最大規模。江戸時代に「平戸の大仏(おおぼとけ)」と称され、地域の信仰を集めた。胎内から見つかった薬の秘伝書から神経痛などの妙薬が生まれ、1965年頃まで販売されていたという。54年に市の文化財指定を受けた。
 源宗寺は仏像と同時期に地元の名主が建立した私寺。江戸末期から住職が常駐せず、近隣の東竹院が仏事を担ってきた。仏像が公開されるのも、地域の行事の時などに限られていたという。
 本堂は屋根や柱が傾くなど老朽化が目立ち、70年代から修繕や仏像の保護に向けた検討が進められてきた。寺の所有者と檀家を中心に、市と東竹院が協力する形で保存修理事業を計画。費用は2500万~3千万円を見込み、一部は市の補助金や市民からの寄付で賄う予定だ。
 一般公開は午前10時~午後3時。午前11時から、市江南文化財センターの山下祐樹さん(36)による仏像の解説会も行われる。山下さんは「大仏の存在を市民の皆さんに知ってもらい、保存修理事業の力にしていきたい」と話している。
 問い合わせは、同センター(電話048・536・5062)へ。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/12/01/08.jpg
源宗寺の「木彫大仏坐像」。右側が薬師如来、左側が観音菩薩(熊谷市教育委員会提供)