孤思庵の仏像ブログ

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仏像愛好の集 のメンバー Takさんからの投稿 「東大寺 夏の行事予定」

過日 サークルスクエアに  孤思庵のPCが 故障している 旨を 代行つぶやきをして貰い、お騒わせ致しましたが
  ただいま復旧しました。 宜しくお願い致します。 」孤思庵


 仏像愛好の集 のメンバー Takさんからの投稿  「東大寺 夏の行事予定」

大阪北部地震や西日本の集中豪雨災害などの自然災害、そして6月中の関東甲信地方の梅雨明けなどの異常気象状況、理由なき精神異常のような殺傷事件の多発などの生活不安、これからの水不足や野菜の不作・高値などの心配もあり、なかなか安らげない世の中です。
でも、「沖縄慰霊の日」(623日)の沖縄全戦没者追悼式での、浦添市の中学3年生・14歳の相良倫子さんの「生きる」追悼詩には感銘しました。さっそく沖縄県平和祈念資料館のサイトから全文を検索して、コピーをしました。久しく接することのなかったような、女子中学生の心に響く言葉に、本当に涙しました。数日の間、胸がジンジン疼いて涙脆くなっていました。同じ式典での安倍総理大臣の形だけの挨拶とは比べ物になりませんでした。
 
先日は興福寺の行事などをご報告したので、今回は東大寺にしました。
東大寺での夏の行事予定
東大寺関連では、私が2回出掛けた東北歴史博物館での「東大寺と東北展」の展示拝観と講演会聴講が最近の活動でした。この件は集いの会ブログに報告済みです。
天平の楽園 東大寺正倉院三好和義写真展
3073日(火)〜713日(金) 9301730 於・東大寺本坊大広間 拝観料・500
写真集発刊を記念した写真展です。私の注目している奈良居住の写真家です。多くの日本文化遺産や寺院仏閣、行事などの写真集を発表しています。開催場所も普段は入れない東大寺本坊です(「南大門」過ぎて右手に入る。現代画家の障壁画や仏画あり、ミニコンサートなど開催)。
 
「俊乗堂特別開扉」
3075日(木) 800〜重源上人御忌法要 式衆退堂後1100頃〜一般公開
「俊乗坊重源上人坐像」、「阿弥陀如来立像(快慶作)」、「愛染明王坐像」
但し、重源上人坐像、阿弥陀如来立像は最近の大きな展覧会に出展されており、拝観された方も多いかと思います。実際に安置されているお堂内での拝観をお勧めです。
 
「知足院・地蔵会」法要及びお堂開扉
30724日(月)800〜 法要約1時間(堂内にて法要参列可能)、式衆退堂後一般公開(午前中予定)、法要後院の庫裏・茶室で院主によるお茶の接待あり。
私が数年前から数回拝している夏の地蔵盆法要です。昨年は奈良博「源信展」に厨子とともに出展され拝したこともあり、拝された方もいらっしゃるでしょう。そんなで昨年の地蔵盆当日は失礼しましたが、今年も都合がつけば出掛けたいと思います。早朝から別当以下の高僧の式衆の法要が堂内中央の厨子を中心に行われ、その後堂内の公開があります。本尊地蔵菩薩立像(重文)+厨子(重文)=扉絵が貴重(六道会)、四天王像(彩色綺麗、欠損傷少ない)、お前立地蔵菩薩立像。
以下東大寺案内文書引用:
知足院本堂にて、「九条錫杖」と「理趣三昧」などの法要が厳修されます。本尊地蔵菩薩立像(重要文化財)は鎌倉時代、解脱房貞慶が春日大社に参籠した際に感得し孫弟子で法相を究めた高僧、良遍が安置し、中世には都の貴族たちも参拝されたと伝わる眉目秀麗のお地蔵様です。また“文使いの地蔵”の伝説や、春日大社第三殿の本地仏として造像されたのではないかとの説もあります。ご本尊の厨子重要文化財
 
●他にもここ2か月では「童謡の日記念コンサート」、「大仏殿解除会、茅の輪くぐり」、「大仏さまお身拭い」、「大仏殿夜間参拝」、「大仏殿万燈供養会」などが予定されているそうです。
 
2018630日 AM320 Tak