Takさんから お便り
【冒頭広告】
7/1の定例会午後の部の勉強会 個人発表には多くの方の発表を希望してます。重ねて発表応募を頂きたく思ってます、振るって ご応募ください。(詳細は6/19のブログ「7月「仏像愛好の集in東博」は定例の第一土曜日の1日です」の 末尾付近に掲載されてます。)
応募・ご意見の集約の作業の為、 ご応募 並びに ご意見等の締め切りを 6/25(日)迄と させて頂きます。何卒 ご連絡くださいます様・・・。
【本文】
6/23 朝にEメールで、「仏像愛好の集」メンバーのTakさんから お便りを頂きました。
以下ご紹介します。 皆さんもお便りください。 尚、ブログへの転載を希望されない方は、その旨をお書き添え願います。
【以下Takさんの文章です。】
孤思庵 様
その後、横浜の野暮用の相手方お二人(90歳代、80歳代)の続けての御不幸があり、また、私の母方の叔母(91歳)が亡くなり、通夜、告別式などが続きました。
今夜22日、久し振りに弧思庵ブログを開き、7月1日(土)の定例会開催のご案内を拝見しました。出席させていただく予定です。
●東大寺から通知がありました。
*「俊乗堂」は公慶上人が、重源上人の遺徳を讃えて建立したお堂。重源上人坐像(国宝)と阿弥陀如来立像(重文・快慶作、「快慶展」出展)と愛染明王坐像(重文)が安置されており、通常は7月5日(俊乗忌)と12月16日(良弁忌)のみの公開ですが、今年は、7月の1ヵ月間の開扉となりました。会の皆さんの一部の方は、昨年4月の東大寺有志巡拝の際にお堂を訪ねておりますので、不要かとも思いますし、阿弥陀如来立像は快慶展でもお馴染みです。
「大湯屋」は、重源上人由来の浴場で、初公開ということです。「中性院」のすぐ近くで、建物だけは皆さんもご存知のことと思います。大湯屋の建物と内部の鉄湯船は重文、唐破風の浴室や釜場の屋上の煙出しなどが遺り、貴重なものだそうです。
*大きな厨子内に安置された九条錫杖、理趣三昧本尊の地蔵菩薩立像(重文)は、鎌倉時代の解脱坊貞慶上人が春日大社に参籠した際に、感得し孫弟子・良遍が安置したという眉目秀麗のお地蔵さまで、当初の像は白檀材の像とも言い伝えられているものでした。「文使いの地蔵」の伝説や、春日大社第三殿の本地仏として造像されたという説のある像です。地蔵会は、堂内中央の厨子を中心に、東大寺長老以下約20名の僧侶が、理趣経などを唱えながら1時間弱の法要となります。朝から暑い時期なので、早くお堂を訪ねれば、堂内の畳敷きの場所を確保出来ます。その後、庫裡で院主からの茶席やお土産付きの接待を受けることとなります。地蔵堂では厨子が解放され、お昼ごろまでの時間、本尊のみならず、お前立の地蔵菩薩立像はじめ四天王像など、まだかなり彩色の残る立派な秀麗な仏さまの姿を拝することが出来ます。
3.大仏殿解除会: 7月28日(金)8:00~ 茅の輪くぐりは8:00~13:00。
4.大仏お身拭い: 8月7日(月)7:00~9:00頃。
5.大仏殿夜間参拝: 8月13日(日)~14日(月)19:00~21:00。
●私の今秋の巡拝予定の行事・事業です。
3.京博「国宝展」(10月3日・火~11月26日・日)。
国宝という指定が初めて使われた「古社寺保存法」制定120年を記念して開催されます。吉祥天画像(薬師寺)、薬師如来坐像(仁和寺)、兎跋毘沙門天像(東寺)、釈迦如来立像(清凉寺)、雲中供養菩薩像(平等院鳳凰堂)、不動明王坐像(行快作・金剛寺)、餓鬼草紙ほか仏画、障壁画、絵巻物、土偶など国宝指定文化財の約200点を、期間を分けて展示します。
4.白山開山1300年事業。 白山は養老元年(717年)に泰澄大師により開山されてから1300年を迎えます。石川県、福井県、岐阜県と広域的に連携した関連行事が、年間を通して行われる予定で、白山比咩(はくさんひめ)神社、平泉寺白山神社、那谷寺(なたでら)、長滝白山神社・白山長瀧寺(ちょうりゅうじ)、白山市立博物館、福井県立歴史博物館などで、多くの行事が予定されています。私は、8月と10月に分けて各地を訪ね、白洲正子の世界に触れてくるつもりです。
5.延暦寺西塔釈迦堂本尊開扉(10月1日・日~12月10日・日)、内陣特別拝観(8月1日・火~12月10日・日)。比叡山の回峰行の祖・相応和尚の1100年御遠忌を記念し、比叡山最古の建造物の内部公開と、33年ぶりの本尊・3尺釈迦如来像が開扉されます。他にも域内でいくつかの行事が予定されている模様です。
ほか。
以上の他に、個人での個別予定をいくつか検討しています。
2017年6月23日 Tak