孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

続報 12月7日に開催の「仏像愛好の集いin東博」は面白い

12月の「仏像愛好の集いin東博」は第一土曜の7日に開催します。との日記に・・・
 
新しい方の参集の申し込みを頂きました。大歓迎です。
 
 
●慶派系の資料他、仏像関係の資料と構造資料・教材扱いで使っている寄木造りのかなり古い阿弥陀如来(全高25センチ)を持参いたしますのでよろしくお願いします。
とのコメントでした。
日記を書き続けるも、仏像友を得るが為でした。
そしてともに研鑽する為です。それたる応募と思います。

そして私の返信
◆寄木造り古い阿弥陀様とは楽しみです。木寄法など、宜しくご教授お願います。貴殿の仏像の切り口は美術史方面なのでしょうか?慶派仏像にもお詳しいご様子、宜しくお教え願います。

に対して頂いた返信は
●どちらかというと美術史の方です。
その中で仏像の構造は私の得意分野です。
慶派は極端に詳しい訳ではなく自宅に祀ってある観音様を調べていったらそこに行き着いただけです。

「自宅に祀ってある観音様を調べていったらそこに行き着いた」何者なのでしょうね?!とにかく仏像にかなりお詳しい方のようです。
皆さんもご期待ください。

私は金沢文庫 連続講座「東大寺を学ぶ」 5回目 で、「創建東大寺天平の仏像」講師文化庁 川瀬由照・文化財調査官
を受けまして、興味深い 情報を得ました。
法華堂が中心でした。
 
①法華堂は天平時代の堂に鎌倉時代に増設された。
不空羂索観音の合掌手に在る水晶玉は最初から込められた。 
不空羂索観音厨子は無い。
不空羂索観音八角台の跡から新説の通りに、戒壇堂の四天王が不空羂索観音を取り巻いて、その台に載っていた。
⑤黒漆と掃墨漆は同じと思う。
⑥乾漆・塑像の彩色が最後の工程と思う。
 
以上の事柄はさようと思ってました。講座で聞いた新説に目から鱗です。受け売りを「集いin東博
で、ご披露させて頂きます。
 
 
【12月の「仏像愛好の集いin東博」は第一土曜の7日に開催します。】
先ずは、どなた様も気楽にご参集下さい,途中参加・退席も自由です。現在の所、会費は在りません。(11月度は参集者は7名でした。)
★【募集:知識欲の方 集まって!】仏像趣味は、只眺め満足の観賞よりも、知って深く鑑賞したく思います、そのために皆様のご賛同、ご参集をお願います。練達の方にも、また真摯な初級者の方々にも ご満足頂ける集いにしてまいります。
仏像のこと 少しでも多くを知り、さらに仏像趣味を深めて行きたく存じます。ご賛同の方のご参集を切望いたして居ます。
[集合場所] 東京国立博物館 本館1F (玄関右脇)11号室前 
[集合時刻 ]10:00 
[携帯品] 【弁当】・(前回に引き続き運慶と慶派の鎌倉彫刻を勉強したく思います。)別冊太陽「運慶 時空を超えるかたち」他にも運慶関係の本を持参紹介して下さい。
  
≪ 12月7日の「仏像愛好の集いin東博」の予定 ≫ は前の日記『12月の「仏像愛好の集いin東博」は第一土曜の7日に開催します。』を素参照ください。