この処 paamsukuulaパーンスクーラの「糞掃衣」の翻訳形態は音写翻訳?に固執してまして 前の記事も下段文章で終えました。
どなたか paamsukuulaパーンスクーラの「糞掃衣」の翻訳形態は 「意訳漢訳」なのか「音写翻訳」なのか 教えて下さい!
も一度 知恵袋に質問してみましょうかしら・・・,
そうです、明日に逢う、師匠筋に質問してきます。
本日、図像文献の勉強会での余談の時間に、師匠筋に応えて貰ったら、paamsukuulaパーンスクーラの「糞掃衣」の翻訳形態は 意訳漢訳と思う」 との事でした。
問題の出発点の図書を知りたいとの事でしたので・・・
『仏教、本当の教え』―インド、中国、日本の理解と誤解― (中公新書2011/10/22)植木雅俊著
がと 伝えて、
その中に・・・、袈裟がカシャーヤ、糞掃衣がパーンスクーラの音写であると書かれていると 伝えて、著者の真意を確かめてもらおうと思います。
今日は関連としては音写「袈裟」のサンスクリット語源のカシャーヤ(Kasaya)は、「壊色・混濁色」を意味すると 教えてくれました。 さすれば袈裟は糞掃衣と同義となるのでしょう。もっと言えば、袈裟として最も理想的なもので尊重されるが糞掃衣という事に成るのでしょう。
尚、糞掃衣の衣財(えざい)については、10種の衣があり、それらには牛嚼(ごしゃく)衣、鼠噛(そこう)衣、塚間(ちょうけん)衣、等が在るを教わりました。それらはぼろ布切れ端同様のもので、雑巾縫(ぞうきんぬ)いしてつなぎ合わせ、田と畦(あぜ)をかたどった条相をつくった。よって田相衣ともいうとの事と思いました。
関連で、衲衣と袈裟の違いについても説明を受けたのですがノートがうまく取れずで、今となって分からなくなってしまいました。今度 勉強仲間に教えてもらいましょう。
以前に教わった(修行僧が私有 することを許された)三衣一鉢を復習させてもらいました。
外出の時に鬱多羅僧の上に僧伽梨を上に着るのかと誤解していましたが、正しくは鬱多羅僧を脱いで僧伽梨に着替えるそうです。 ついつい日本的気候で重ね着と思ってしまいしたが、熱いインドでは重ね着は向かないですよね!とんだ誤解でした。 内着的なものや、寝間着的なものをも教えられましたが、忘れてしまいました。 それも又学友からノートを見せて貰いましょう。
勉強会にて、かような雑学的仏教談義は 勉強的でないのでかえって、気楽で楽しいので、本題の講義よりかえって脱線話の方が楽しい 私です。