仏像には仏心が在り、拝む人にも仏心 「今日の放送広告です」
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27日掲載の『Takさんから NHK番組「探検バクモン・極上・奈良国立博物館…」 』で、「普段、奈良国立博物館内で、我々が入っていけない、舞台裏を紹介していました。文化財の保管庫の収納庫には、多くの収蔵品が眠っていて、ひとつひとつが信仰の証として伝えて来たものでした。…」とTakさんが紹介してくれた番組 「バクのりのり 祈り‼仏さま」が 9月1日16:25~ にNHK総合TVで再放送されます!
冒頭に【広告】とした再放送のお知らせを、後から追記で載せましたが、その時に「(仏像)ひとつひとつが信仰の証として伝えて来たものでした。…」と在り たまたまの似た文章に嬉しくなりました。
仏像愛好には色々な方向性がある様です。自由は道理で、どの切り口での愛好が良いとは言いません!
仏像を愛好する一人の 私には、
仏像には仏心が在る、それは 発願者に仏心が、また請け負った仏師にも仏心 そして長い間拝み守ってきた人々にも仏心
今それを拝み見つめる私達にも仏心が在るからかと思います。
仏心 よう解らんからと敬遠される方も多いかと思います。しかし真髄は難しい事ではないのかもしれません。
前の日記でも書きましたが、 本日29日 PM1:00より NHK Eテレで 「こころの時代」を宜しかったら 覧になってください! もと奈良博物館学芸部長OBの文芸畑の先生が説く 私が聞いた最も解り易い仏教でした。
御推奨いたします。
【追記】
再放送を見てからの追記です。 今週の日曜日にこの本放送を観たのは早朝5時からでした。正確には10分ほどたってから見たので導入部は経が初めて、 歴史の分野の先生で、歴史の中で その時代の人物と自分が重なるときに歴史が面白く思えるとの自論の西山厚教授でした。 その歴史先生が仏教に浸透されてのお話でした。
このお話が沁みて来たのは 目覚めて直ぐの早朝5時台だったからもある様です、再放送の午後では周囲は生活音がいっぱい、「こころの時代」を聴取するには、未だ雑念の湧かない早朝の方が合う様です。
再放送を見せてました母の感想の言は「この先生話がうまくないね!」でした。確かに流暢ではないです。 でも自分が話す内容に感極まって、言葉が詰まったり、またある時は目に涙が滲み 指で目尻を拭うのでした。
決して雄雄しくはないのです。 私は易しい話と紹介しましたが、優しい話し手ともいえるようです。調べてみましたら 奈良博企画部長時代に「女性と仏教」と云う特別展も企画されてて、ライフワークは女性と仏教だそうで、 好きなもの筆頭が、女性と仏教だからと豪語されました。
私も同じですので、思わず苦笑してしまいました。
但し先生は女性の感性がお好きなようです。多くは母と成り子を慈しむ女性に好感を持たれるようです。ですので明恵上人、叡尊上人共に十歳前に母親と死別 の敬意を持ち 釈尊に及んでは誕生七日で死別、どうも死別の母に対する悲しみが 人生の大きな悲しみでもある様でして、残される子も 残し逝く母も 悲しみの極としての 「女性
と仏教」 となるようです。 私の仏教と女性は 男のおばさん(老オカマ的)として女性グループの中で仏教(仏像)の話をするのがライフワークの様です(苦笑)。
皆様には如何でしたでしょうか?TV受講に付き合わせた(プラジャパティー的)母は 居眠って居ました。
易しい仏教の真髄の解説とは、的確でなかったようです。 優しい語り手の 優しい仏教の悲しみのお話だったようです。