孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

明日5/2は定例「仏像愛好の集in東博」です。

5月2日は定例「仏像愛好の集in東博」です。(詳しくは二つ手前の日記をご覧ください)


【只今メンバー募集中】です。仏像好きさんは、お気軽にお試し参集してみませんか?(途中参加や早退も自由です)





★★★  【 第1集合】  ★★★

5月2日(土) 東京国立博物館 本館11号室前に10時集合です。

各自は弁当持参ください。

発表をされるは配布する資料ありましたら、 原稿をお持ちください、コピー希望の申し出を聞いて、必要枚数を現場でコピーしてください。 (無駄をなくしましょう)



《鑑賞会》 10:00~11:55  

 展示室での陳列品鑑賞では静粛を心掛けましょう!
     

今回 11室展示は  近日に鑑賞済みの人が多いので、希望者は 下記の◆銑イ諒孫塋科会もOKとします。

お好きな班に分かれての分科《鑑賞会》として下さい。 遅刻なしに12:00 本館11号室前に【第2集合】をしてください!




 數楷曖隠閏次枡箪検嵎神27年 新指定 国宝・重要文化財
2015年4月21日(火) ~2015年5月10日(日)

 平成27年(2015)に新指定の国宝、重要文化財国宝に指定された「木造虚空蔵菩薩立像」・「弥勒仏坐像」をはじめの9件が展示されてます。(写真パネル2件含む)

彫刻関係 展示リスト

◎国宝 木造虚空蔵菩薩立像 1軀 平安時代・9世紀 京都・醍醐寺蔵 11室展示
◎国宝 木造弥勒仏坐像 1軀 平安時代・9世紀 奈良・東大寺
重文 乾漆伎楽面 1面 奈良時代・8世紀 文化庁
重文 木造韋駄天立像、木造善財童子立像 2軀 南宋時代・12~13世紀 岐阜・長瀧寺蔵 (4/28~パネル展示)
重文 木造獅子狛犬 一対 平安時代・12世紀 滋賀・若松神社蔵
重文 木造地蔵菩薩坐像 1軀 平安時代・9世紀 京都・新町地蔵保存会蔵 重文 木造伎楽面、乾漆伎楽面 2面 相李魚成作 奈良時代・8世紀 大阪・藤田美術館
重文 木造如意輪観音坐像 1軀 平安時代・12世紀 奈良・西大寺蔵 重文 木造二天王立像/木造毘沙門天立像 2軀/1軀 平安時代・久安3年(1156)/久寿3年(1147) 熊本・荒茂毘沙門堂管理組合蔵 、木造毘沙門天立像はパネル展示
重文 木造地蔵菩薩立像像内納入品 一括 鎌倉時代・建保5年(1217) 静岡・岩水寺蔵



◆敲神館】特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」
2015年4月28日(火) ~ 2015年6月7日(日)

誰もが一度は目にしたことのある、日本で最も有名な絵巻、国宝・鳥獣戯画。全四巻と国内外に分蔵される断簡5幅をあわせ、鳥獣戯画の全貌をご覧いただ ける展覧会です。また、本展では鳥獣戯画の伝わった京都高山寺文化財とともに、鎌倉時代に同寺を再興した明恵上人の思想と美術をかつてない規模で紹介します。



 【表慶応館】特別展「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」
2015年3月17日(火) ~ 2015年5月17日(日)

インド東部の大都市コルカタ(旧カルカッタ)には、1814年に創立したインド博物館があります。アジア最古の総合博物館であるばかりでなく、古代インド美術のコレクションは世界的にも有名です。このたび、同博物館の仏教美術の優品を紹介する展覧会を開催いたします。古代初期を代表するバールフット遺跡の出土品、仏像誕生の地であるガンダーラやマトゥラーの美術など、インド仏教美術のあけぼのから1000年を超える繁栄の様子をたどります。



ぁ 數[柑畯曄枋名鐡玄─嵋[柑皛デ縞?」
2015年4月14日(火) ~ 2016年5月19日(木)

1階 灌頂幡
法隆寺献納宝物を代表する名品である灌頂幡と金銅小幡、及び制作当初の姿を示した模造の灌頂幡も併せて展示します。

第2室:、金銅仏・光背・押出仏、
法隆寺献納宝物のうち、6~8世紀までの金銅仏と同時期の光背、押出仏を展示します。

2階 木・漆工、金工、絵画・書跡・染織   金工   ─ 『木・漆工―近世の工芸 』 ─

第4室:  法隆寺献納宝物のうち、桂昌院によって寄進された宝物収納箱や、仙洞御所より奉納された花瓶など、近世の工芸品を展示します。

第5室 : 法隆寺献納宝物を代表する作品として著名な竜首水瓶や、鵲尾形柄香炉、海磯鏡など金工作品を展示します。

書跡:経典と古記録、染織:奈良時代の幡

第6室 : 書跡は「経典と古記録」をテーマに、唐時代の紀年銘のある国宝「細字法華経」とそれを納める筒状の経箱、中世の法隆寺経営の記録などを展示します。染織は「奈良時代の幡」というテーマで、聖武天皇の一周忌法要で用いられた華麗な幡とともに、幾何学文様を中心とした綾の幡足残欠を展示します。法隆寺に伝来した幾何学文様の綾は、飛鳥から奈良時代にかけ複雑に発達した綾織の初期段階に位置します。今回は幾何学文様の綾を一同に会することで、その諸相を概観します。

2015年5月20日(水)~2016年3月14日(月)まで、法隆寺宝物館は環境整備工事のため休館いたします。



ァ 敕賤隆曄枋名鐡玄─崚賤糧?僂鬚瓩阿詢后廚鬟灰鵐札廛箸法中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示しています。

2015年8月3日(月)~9月7日(月)まで、東洋館8室は展示環境整備のため閉室いたします。




【第2集合】12:00  本館11室前

第1集合と同じ、本館1Fエントランス 11室前に12:00集合で 確認後、正門の外へ移動します。



【移動】 12:05~12:15

 東博正門前→台東区雷門二丁目18番9号 浅草文化観光センター 電話:03-5246-1111


【TAXI】 ( 約10分 )

料金は\1,060 ~ \1,090 ※ 4人乗車: \265 /人 3人乗車: \353 /人 2人乗車: \530 /人




【徒歩&地下鉄約】 20分 IC優先:165円
  
12:11博物館発→徒歩13→ 上野駅7番口 銀座線2番線→3駅(乗車5分)→ 浅草駅12:31着 2番出口から徒歩約0分→12:35浅草文化観光センター

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【昼食&勉強会】12:40頃~17:00

於いて 浅草文化観光センター  小会議室



【昼食】12:45~13:15

各自持参の弁当を食べながら ミーテイング



◆【ミーテイング&勉強会】 13:30~17;00  

★ 原稿をお持ちいただき 現場で必要枚数をコピーしたく思います。



【ミーテイング】 13:30~14:10 【40分】

,海痢崕検廚鬚匹陵佑砲靴燭い?何をやりたいか?個人発表への希望 などを --- ディスカッションしましょう。

皆さんのご意見を用意しておいて下さい!


日頃の仏像に対しての疑問、質問を出してください!
(宜しければ事前に考えておいてして下さい。)
皆で応えを出したいと思います。




個人勉強発表 A  【by 孤思庵】 14:15~15:15【60分】



・美術通史 的 「飛鳥時代 供々隆寺「宝冠弥勒」(国宝 彫刻の部第一号)と中宮寺菩薩半跏像(寺伝如意輪観音)の考察」は前回のテーマで、すでに話をさせて頂きましたが それに関して、両テーマ共に、補講をしたいとのMさんからお申し出がありましたので、再度同じテーマで簡単に復習して、Mさん補講の前座・プロローグとさせて頂きます。



皆さんも良くご存じの 飛鳥の半跏思惟像の2大代表作を考察してみようと思います。(此処に、事前に両像を、皆で予習しで頂き、ディスカッションは如何でしょうか?)両像の画像を持参ください!

両像に関して何でもよいですから、皆さん、この像の薀蓄や魅力・賛美などをお話しください。

私は中宮寺の跏思唯像の方が好きです。それは飛鳥と白鳳の過渡的と片付けてはならない!その時期に現れた賛美してやまない、大々傑作なのです!何となれば・・・・



図像学 的 「阿弥陀如来像の我が国における変遷」  

…前回薬師如来を考察、病気平癒ばかしでなしに 現世利益の仏・護国宗教・薬師悔過・薬師浄土に女性は居ない(変成男子)と考察しました。今回は阿弥陀如来を、一括りではなしに我が国における、其の各時代の阿弥陀執信仰の変遷をその印相の変化で考察してみたいと思います。

詳しくは孤思庵ブログ3月27日付けの,鉢△痢(拔会 「阿弥陀如来像の日本における変遷」 の配布資料草稿をご覧ください。


 



個人勉強発表 B   【by Mさん】

15:20~16:50【90分】

仝朕擁拔発表 A に関する補講 (朝鮮の半跏思惟像・阿弥陀如来像の変遷 )



◆岷新頂酩覆量段犬砲弔い騰掘酋淑〇竫民瀑化像及び新発見の仏師運覚作地蔵菩薩の造像銘」


この件については3月19日付け日記の「Mさんから、仏像関係情報のお知らせ その2」に書いた通りですが、

私は今回集いの定例会で仏師康助周辺の話を、そしてその次(6月初め)で運慶仏像の銘文の3回目として「東大寺南大門、興福寺北円堂弥勒仏無著世親、光明院大威徳明王」の銘文の話をしようと思っていましたが、今回運覚の作品が発見されたことで、興福寺北円堂諸像の説明を先にやった方が4月末の新指定重文特別陳列の見学に役立つと考え、北円堂諸像と仏師運覚の話を4月4日にやることにします。(これはサントリー美術館高野山展の直前に快慶作執金剛神・深沙大将・四天王の銘文の説明を行った時と同じ考えからです。)



その文章の中で「大妙相仏師 康運」と書きました。これは岩波の六大寺大観解説(倉田文作執筆)から取ったものですが、日本彫刻史基礎資料集成造像銘記編鎌倉時代第1期では「大妙相頭仏師 法眼康運か」とある一方で、「大妙相の担当者は不明」と書かれています(田辺三郎助、山本勉執筆)。運慶の次男康運は四天王の一体(南方、増長天)を担当していますが、大妙相も担当したとなると6人兄弟のうち康運だけが2体を担当したことになり、私もこれは何故なのかと思っていました。また運覚については、高山寺縁起によると「円慶改名運覚」とあり、円慶は寿永の運慶願経に名前が載っているので、以前修善寺大日如来の作者実慶について、運慶願経に名前が載っていることから年令推定をしましたが、運覚についても同様のことが可能ではないかと考えています。次回の集いではこれらのことについても話したいと思います。







      【只今メンバー募集中】


仏像好きさんは、お気軽にお試し参集してみませんか?(途中参加や早退も自由です)


定例の第一土曜に、仏像好きが、東京国立博博物館に集い、仏像鑑賞と、仏像の勉強会をします 仏像好きが集まって!東京国立博物館で、同趣味の先達が、陳列の仏像を観ながら、その鑑賞の見所を示しご説明します。

展示場での解説は 他の方のご迷惑に成りますので、隣室の階段室に時々集まって、情報交換をします。 また3人までのグループ鑑賞で小声での会話なら他に御迷惑はかからないかと思います。

よさそうな先輩に帯同して、話を聞いてみてください!


そして午後は 仏像の勉強会です、ディスカッション、で仏像の解らないところを質問して、納得の出来るであろう回答を聞き、 先達の興味深い仏像趣味の話を聞いて、苦労無しでの仏像の勉強をしてみませんか?

また仏像趣味の長い方は、後進に説明役や・講師をして頂けませんか?


読書・講演会での勉強では一方通行です。此処では声を出してください、自ら発信する事で、自分ではなかなか気付けなかった、思い違いを発見する事も少なくないです。


喋るも良し、聴き手に廻るもよしです!情報交換も有益です。只今、集の参加者を若干募集してます。お気軽に…お試し参集をされてみませんか?

なかなか出来ない仏像友達を作り、良き 仏像関係の情報交換の場になってます!