8/5仏像愛好の集いin東博
開け放った窓から何か甘酸っぱい香がすると思いましたら、泰山木でした。今年は少しばかり遅いのでしょうか?
連日の暑さに、定期集いの広報は遠慮しようかと思っていたのですが、督促が有り友人を帯同するとの嬉しいコメントが届きましたので、下記広報させていただきます。
今度が実施して4回目程に成るしょうか未だ旗揚げ直後の会です。像友(仏像友達)と毎月第一日曜日の10時に東京国立博物館で仏像愛好の集いを初めてます。(毎回5~7名程の小さな集まりです)
11号室通常展示仏像の 観賞と解説&仏像談義のサルーン的集いを行っています。
宜しければ ご参加下さい。
★【妄語】 辞書には仏語。うそをつくこと。法を会得していないのに会得したように言うことや、不実な言葉。
と在りますが受けましたある講義では、嘘ばかりでなしに、正しないことは言わない、その人の為に成らないことは言わない、その人のために成っても、嫌だと感じさすことは言わない、と・・・
またこれら言うではなしに「言わない」と表現してます。この否定の言い方こそが、また意味深です。
たとえ正しことでも、その人の為にならないこと、嫌だと思わすこと・・・迄は気が付きませんでした。 「心します。」
また仏像を語りすぎる私に、「仏像は語るものではなく、観るもの」との叱責を頂いた事が在ります。
「心します」 皆様に無言で展示仏像と対峙して頂く時間も大切にしたく存じます。
記
◎途中参加、途中退席 は自由です。ご都合の良い部分だけの参加でOKです。
【午前の部】
● 日時 : 8月5日(日曜)am10時~11時45分
● 集合場所 : 東京国立博物館 本館1F 11号室(彫刻室)
● 内容 :
◆11号 陳列仏像の解説 及び そのディスカッション(★11号室の展示作品の解説は前々回の日記にあります。)
◆14室 特別陳列『運慶周辺と康円の仏像』-運慶の嫡男「康慶」の没後に慶派仏師を指導した「康円」(運慶の孫)の仏像3件
中でも康円の代表作の渡海文殊菩薩及び侍者などは普段の展示では遠いのですが、今回は至近で観賞出きるとのこと、迦陵頻伽が美しく舞う透かし光背は見ものです。
また運慶作と見られる真如苑蔵の大日如来と康円作の大日如来との作品を並列展示で比較観賞できます。
◆押し出し仏の製作工程展示コーナー見学
◆2Fの日本美木彫菩薩他(飛鳥時代)他の仏像・仏画の観賞
【昼食】
● 時間 : 正午~pm1時
● 場所 : 同博物館 平成館1F講堂前の休息コーナー (状況により、移動することがあります。)
● 内容 : 各自持参の弁当にて昼食(同所に飲料のベンダーが在ります。)
【午後の部】
● 日時 : pm1時~4時頃まで
● 場所 : 同博物館 平成館1F 講堂前の休息コーナー、または法隆寺館 中2F 図書コーナー
● 内容 :
①本日観賞の仏像のについてディスカッション
②仏像関係の情報交換・質問
③提案・拝観ツアー計画立案・フリートーキング etc
【アフターの部】
● 日時 : pm4時頃~
● 場所 : 東博を出て、有志で その場で適当な店を探します。
● 内容 : 一杯飲みながらの懇親ぶつだん(仏像談義)etc、前回は興に乗り10時までに・・・。途中退散ご遠慮なく