孤思庵の仏像ブログ

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Takさんの投稿 4月23日  東博関連の行事案内


東博関連の行事案内。

 
2019年・国宝・重文新指定展覧会」に行ってきました。
文化庁広報ページ:  
東博展示案内: 
東博展示詳細(8室、11室): 
開催案内は既に以前の投稿で広報しています。418日(木)午前維持に上野駅到着。かなり多くの入場者が開門を待っていました。でも予想通り、その多くの人たちが「東寺展」に向かう人たちでした。本館に向かう僅かな人たちも、目的は天皇即位30年記念「両陛下と文化交流展」でした。特別室の入場口が11室の奥なので、いつもの階段下ベンチなどが整理されて辺りは混雑していました。しかしおかげで11室にはほんの数人の拝観者で、ゆっくりと巡ることが出来ました。特に11室の模様替えをしたわけではなく、ただ展示作例がすべて新指定の彫像だということです。個々の新指定出展作例の説明については他に譲りますが、特に8室ではキトラ古墳壁画5面、春日鹿曼荼羅図、釈迦三尊画像3幅、東大寺縁起など幾幅かの軸物や尾形乾山の焼物や古墳遺跡出土品などに注目しました。11室の彫像では、唐招提寺の木彫像群中の2体や安祥寺の五智如来坐像3体、江ノ島神社・宇賀弁財天坐像や壷井八幡宮3体の神像(頼円、実円作)と新薬師寺地蔵菩薩立像、萬行寺の阿弥陀如来立像(快成作)を特に注目しました。本館のショップで「図録」を販売しています。
 
東博密教彫刻の世界」展示:
本館14室 展示中~623日(日) 
密教彫刻の世界」サイト:  
同上サイト(西木研究員解説と一言): 
開催案内は既に以前の投稿で広報しています。11室奥の角部屋で、部屋の中央単独ガラスケースに「多武峰・十一面観音菩薩立像」が、奥に光得寺「大日如来坐像」(厨子入り)や「愛染明王坐像」など、おなじみの仏さまに混じって幾つか注目の仏さまも見受けられます。特に最後に東博所蔵仏と共に、個人からの寄贈を受けたという金銅仏で中国、チベット地方の怪異な仏さまも、密教特有の仏さまとして展示されています。
 
東博「奈良大和四寺のみほとけ」展(安倍文殊院、岡寺、長谷寺室生寺の国宝・重文の13体展示)開催:
618日(火)~923日(月・祝) 本館11
「博物館ニュース」サイト:  
先日奈良博で瀬谷先生にお会いした時に、いくつかの展覧会などのパンフレット類を手にしたものの、何故かこのパンフがカウンターに品切れで入手出来ませんでした。上記ニュースサイトに冊子の全ページが掲載されていますので、表紙画面の左端をスクロールしてみてください。本日時点で東博HPには未掲載ですが、「博物館ニュース」754号(4月~5月)には「特別企画」として浅見龍介研究員の解説付きで掲載されています。
 
東博講演会・講座・ギャラリートーク・ガイドツアー:
講演会・講座関連サイト: 
ギャラリートークサイト: 
ガイドツアーサイト: 
「東寺展」関連講座、「三国志展」関連講座が正式広報されています。私も幾つかの講座については聴講申込していますし、中には先着順の月例講演会やガイドツアーもあります。
 
 
東博・特別展「出雲と大和―日本書紀成立1300年」展覧会: ☜ 来年です!ご注意!
2020115日(水)~38日(日)
東博の公式サイトでは発見出来ませんでしたが、上記「博物館ニュース」に開催案内されていますので、ご確認ください。
先日奈良博で瀬谷先生にお会いした時に、いくつかの展覧会などのパンフレット類を手にしたものの中の一つです。一掴みして10部ほど持ってきてしまいました。パンフの写真は大々的に「国宝・銅鐸」(島根)と「神獣鏡」(奈良・桜井)です。「日本書紀」が編纂された養老4年(720年)から1300年。祭祀と政治の島根と奈良の両地の文化財の集結だそうです。
 
東博・特別展「法隆寺金堂壁画―在りし日の美を、今に伝えるー」展覧会(仮称): ☜ 来年です!ご注意!
2020225日(火)~419日(日)予定!
東博の公式サイトでは発見出来ませんでしたが、上記「博物館ニュース」に開催案内されていますので、ご確認ください。
上記と同じく奈良博でパンフを入手可能だったのですが、何故かカウンターにはパンフが品切れで入手出来ませんでした。壁画の模写など共に金堂ゆかりの仏さまも展示予定だそう。
 
2019423日  AM1:30    Tak