孤思庵の仏像ブログ

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Takさんの投稿 4月22日 TV番組のご案内


Takさんの投稿

TV番組のご案内:
424日(水)2230〜 NHK総合「歴史秘話ヒストリア」(七転び八起き・興福寺中金堂再建)の放送が予定されています。興福寺・森谷英俊副貫首はじめ関係者から伺いました。これまでにも再建までのことについてお寺の昔の様子を遺された写真を紹介されてきましたが、TVではどのようなお話しになるのでしょうか。
 
上野の「びわ湖長浜KANNON HOUSEへ行ってきました。
以前メールしたことがあったはずですが、3月下旬から展示替えになっており、私自身なかなか脚が向かず、最近になって久し振りに訪問し、拝観させていただきました。「日吉山王二十一社本地仏・十一面観音坐像」及び本地仏垂迹神4体(高月町井口・日吉神社
琵琶湖坂本の「日吉大社」の分社勧請された井口日吉神社は、かつては新日吉山王権現とも云われていたそうだが、神宮寺である「円満寺」の阿弥陀堂のみが残りその堂内に19体の小像群が安置されており、地元の人々によって維持・管理されている仏さまだそうです。各尊とも小像ながら丁寧な造りで綺麗な像態を留めており、気持ちよく拝観出来ました。HOUSE入館してすぐに職員からお茶の接待を受けました。
 
419日(金)夕方遅く、私が帰宅した途端に電話が鳴り、「奈良博・山口隆介主任研究員」から直接お電話を頂きました3月の奈良博・仏像館で疑問に思ったことを館内の質問用紙に書いたことを思い出しました。暫くお話しを伺い納得し、また「MUSEUM」掲載記事の関係で次回奈良博の「法徳寺展」の開催についても拝観させていただく旨をお伝えし、改めてご教示くださるようお話ししました。わずかな時間でしたが、わざわざ他愛ない質問に、忙しい時間をぬって素人の私のために電話をかけて下さり感謝でした。私は、以前にも奈良博・内藤榮先生に電話を頂いたり、著わした他誌の論文の原稿コピーと「鹿園雑集」を郵送して頂いたことがあり、多くの研究者の方は、見ず知らずの素人の者に、一生懸命対応して下さっていて、頭が下がる思いです。
21日(日)に奈良博サンデートークに出掛けた際に、仏像館の受付で山口先生から電話回答を頂いたことを申し出て、お礼の旨お伝えをお願いしました。
 
東博・丸山士郎学芸企画部教育講座室長から、開催中の「東寺展」の関係でお話しを伺う機会がありました。ご自分で企画・監修した展示会なので、お話しの熱の入れようは半端ではなかったようです。滅多にお聞き出来ない「後七日御修法」のことや、「両界曼荼羅」の事などを丁寧に時間をかけてお話しいただきました。私も1月上旬のある時期に御修法の済んだ後の「東寺灌頂院」を拝観したことがあり、展覧会場のセットがインパクトの大きなものだったことをお伝えし、また「真言七祖像」についてもいろいろお話しを伺えた。肝心のご専門の彫像関係について、東寺講堂と観智院の諸尊については、講堂内の諸尊配置図を説明された程度で、個々の仏さまについての説明は省略されました。私は「十二天画像」に興味をおぼえたことをお伝えしました。
また私からは、「恵果」のみならず「不空」をもっと知りたいとして参考文献などを伺い、また梅原猛氏の空海についての著書を引用して、先生から関連のお話しを伺いました。
 
421日(日)午前9時に「興福寺・北円堂」に直行しました。
はがきを見せたために入場料は無料。開扉してまだ時間が経っていないせいか拝観客も少なく、余裕をもって拝観が出来ました。堂内に堂衆ボランチィアの方が2名いらしたが、眼が合った方は数年前の興福寺五重塔・三重塔同時公開の際に五重塔の監視員をしていた方でした。お互い当時のことが口に出て、昨秋の中金堂再建落慶法要の行事の時の事などをお互いに話し合うことが出来ました。急いで奈良博に向かいました。
 
●午前中は興福寺北円堂拝観、午後は奈良博サンデートークを聴講して来ました。講義テーマは普段あまり情報が無い分野「仏さまの荘厳」について、私がこれまで拝観の際に注意して拝して来た部位について、要約された講義でした。多くの点でこれまで知見したり、集いの会でも皆さんからご指導いただいた荘厳品の教義上などの意味、歴史的推移などについて、もう一度見直してみるきっかけになりました。この後には、仏さまではなく寺院の伽藍・境内の建築上の学習だけではなく別の視点での講義も予定されているので楽しみです。この講義でも、2年ほど前に奈良大学・阿修羅シンポジウムで朝から帰りまでご一緒して下さった男性(Nさん)とお会いして、親しく歓談が出来、JR奈良駅まで連れ立って帰ることとなりました。有難いことに、彼は集いの会のブログによく眼を通されているそうです。
 
●奈良博のある行事で、ちょっとお話しを交わした同年輩の男性から、ご推奨の地域(桜井市方面)やお寺(45ヶ寺)について、奈良博地下で小一時間伺いました。その後私なりに纏めて行程を作りましたが、晩年の快慶作・阿弥陀如来立像所蔵のお寺などが含まれているのですが、拝観希望対象の寺院の住職や管理者のご都合を伺わねばならず、なかなか電話をかける手間がやれません。それで具体的なスケジュール調整がうまくいきません。時間をかけて再検討し、秋にも巡拝が実現出来るようにしたいと考えています。
 
 
2019422日 AM0:30   Tak