孤思庵の仏像ブログ

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松戸市立博物館の「ガンダーラ-仏教文化の姿と形-」 同行者募集

10/28 松戸市立博物館ガンダーラ仏教文化の姿と形-」 同行者 募集


仏像 愛好の集 のメンバーの saisai さんに 誘われて、松戸市立博物館
市制施行75周年・開館25周年記念特別展ガンダーラ仏教文化の姿と形-」に行くことにしました。 お暇な方 お集まりください!

集合は 28日12:15   新京成線 八柱駅  改札口
その後、 バスにて2個目の停留所 博物館前 で下車    松戸市立博物館に入館

まず最初に 講演会

仏教文化の受容-古墳・飛鳥・白鳳-」(当館友の会共催)

日時/10月28日(日曜)  13時から15時
内容/仏教の伝来と古墳の終末。古代国家成立へと向かう日本列島の歴史を、発掘された仏教関係資料から探ってみます。
会場/講堂
講師/小林孝秀(当館学芸員
対象/一般
費用/無料 
定員/80名(当日先着順)
申込/不要。当日先着80名



その後に 特別展「ガンダーラ仏教文化の姿と形-」を 観覧します。
 

市制施行75周年・開館25周年記念特別展「ガンダーラ仏教文化の姿と形-」

会期は11月25日まで。同館はガンダーラ美術やシルクロードの交易品など37点を所蔵。今回はさらに国内各地の博物館などから集めた約200点も展示、ガンダーラの世界をよみがえらせる。

仏教美術のふるさとガンダーラ。仏像・彫刻をはじめとする美術品、シルクロードの交易品から、遙かなる仏教文化の世界をよみがえらせます。さらに、日本で華開く仏教文化の始まりについて、発掘された資料から探ってみます。


展示の構成
第Ⅰ部 ガンダーラ仏教文化
(1) 仏像のふるさと“ガンダーラ
パキスタンの北西部、ペシャワール盆地を中心とする地域は、かつてガンダーラ
呼ばれました。日本の仏教美術の源となった当地の仏教彫刻の数々を紹介しつつ、釈
迦の生涯にも注目します。また青銅製の仏教関連資料も展示します。
(2) ガンダーラ仏教寺院跡探訪
6世紀頃に衰退したガンダーラ仏教を知る手掛かりは、寺院跡の発掘調査によって
もたらされました。今回展示している「美術品」が、本来はどのように寺院を飾り、
また礼拝されていたのかを、実際の資料と発掘時の写真から探っていきます。
(3) シルクロードの中のガンダーラ
西はローマから東は洛陽におよぶ長大なシルクロードは、ガンダーラで華開いた仏
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教文化を日本へ伝える上で大きな役割を果たしました。当館所蔵のガンダーラの名品
に加えて、広くシルクロード美術とも呼べる資料を展示することで、長い旅路に思い
を馳せます。
第Ⅱ部 日本における仏教文化の受容
(1) 仏教文化の受容
仏教は6 世紀中頃、アジア東端の日本列島にも伝来します。日本初の本格的な寺院
飛鳥寺(奈良県明日香村)からは、舎利とそれを納めた塔を崇拝するという仏教本来の
信仰が見て取れます。
(2) 花開く仏教文化
7世紀後半の「白鳳寺院」は、堂内の壁面を多数の塼仏
せんぶつ
で華麗に飾り立て、さら
に多彩な塑像群を安置していました。現代とは異なる古代寺院の内部を探ります。
(3) 古墳出土の仏教荘厳
古墳には遺体に伴う副葬品がつきものですが、一旦古墳を作ったのちに押出仏
おしだしぶつ

塼仏を再度埋める事例が見つかっています。この追葬行為を手掛かりに、仏教文化
一層の普及と古墳文化の終焉を考えます。



5.おもな展示資料
第Ⅰ部 ガンダーラ仏教文化
(1)仏像のふるさと“ガンダーラ
仏陀立像・菩薩立像(龍谷大学龍谷ミュージアム
浮彫仏伝  「誕生」(東京国立博物館
菩薩半跏像
アフガニスタン仏頭

仏頭〈インド・マトゥラー➜〉(松戸市立博物館)
カニシュカⅠ世金貨➜(平山郁夫シルクロード美術館)
破風形浮彫
ほか仏伝浮彫➜(松戸市立博物館)
把手付水瓶➜(松戸市立博物館)
帝釈窟説法(平山郁夫シルクロード美術館)、
菩薩諸相像
松岡美術館)他
(2)ガンダーラ仏教寺院跡探訪
タレリ遺跡・メハサンダ遺跡(京都大学
カニシュカ王碑文拓本(龍谷大学龍谷ミュージアム)他
(3)シルクロードの中のガンダーラ
切子碗・鳥文瓶
・パテラ杯(松戸市立博物館)
多彩釉画像タイル(東京国立博物館
二重浮出し円文切子
装飾碗・浮出し円文切子装飾碗(MIHO MUSEUM
白瑠璃碗

(重文:伝安閑陵古墳、東京国立博物館
ガラス碗(京都市考古資料館)ほか
第Ⅱ部 日本における仏教文化の受容
(1)仏教文化の受容