孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

NHK Eテレ 心の時代 シリーズ マンダラと生きる「世界とつながる」再放送の 宣伝


現代社会にマンダラは何を語りかけるのか。をテーマの講座的番組「シリーズ マンダラと生きる」を
 4月からの半年間、全6回の連続 講座  その 3回目「世界とつながる」を2018年6月17日に見ました。

   

これまで 曼荼羅は 苦手で 敬遠気味でしたが・・・、今回の 曼荼羅講義は 比較的に簡単に構成されていて、解りやすかったです。  曼荼羅密教の経典にもとづき、主尊を中心に諸仏諸尊の複雑に集会(しゅうえ)する様子を図式的に示した密教理解の為の図像との考えで、間違えではないと思います。 とはいっても???そもそも密教とは原始仏教から大乗仏教 へと変遷、そして その大乗仏教の 最終 流派と理解します。顕教に対し密教となずくそれが解りやすいはずもなく、 敬遠気味でしたが、 この放送は聞き手が 渡邊あゆみ
ディレクターの他に仏教評論家の肩書を持つ金光寿郎氏や、、同番組でおなじみの草柳隆三氏が 聞きではなく、
渡邊あゆみアナ が聞き手でも 解るように 一般人向けの 易しさでした。
 
アカデミックではなく、 一般向けの易しさで、 密教曼荼羅を 解説してました。 再放送が有りますので、ご覧になってはと お勧めします。

仏像の知識、特に図像学的 分野では、 諸尊の名前と意味合いがその対象と成ります。 胎蔵生曼荼羅両界曼荼羅の一つ。『大日経』および『大日経疏』に基づくもの。『胎蔵図像』『胎蔵旧図像』にその成立の過程がうかがわれる。空海恵果から受けた『現図胎蔵界曼荼羅』は中央に八葉の蓮華を描き,その中心に大日如来を,各蓮弁には四仏,四菩薩を配する中台八葉院と,その四周を取囲む遍智院ほかの 12院から成る。中心の大日如来のもつあらゆる宗教的な救済の機能を,中心部より外側へと、段階的に配された図で、仏,菩薩,明王,天といった,400体余にも上る多数の諸尊の姿が表わしされているもで、 これより顕教の仏たちとは比べ物にならない数が出現してます。斯様に 密教曼荼羅の出現で 多くの尊が現れ、ために義軌:密教で、仏・菩薩 (ぼさつ) ・諸天などを念誦 (ねんじゅ) ・供養する方法や規則。また、それらを記した典籍 が必要になってきました。 本来は上述の如くに供養する方法や規則が本来で有りますが、仏師にとっては、各緒尊を造像の際にその姿の規定の祭の容姿、尊名 判断の 便となるかと存じます。 また、 と我々仏像ファンにとっては 姿より、尊名を判断の 便と成ります。

斯様に我々仏像ファンの図像学的勉強には、 大いに関心の分野です。ですので、難しい感は有りますが、 その基礎は知っていたく思います。  そしてこの番組は 詳細に成らずに、易しく解説してます。よって 再放送で 御覧をお奨めしたく存じます。  密教の事、空海の事も 関連して出てきますョ!

チャンネル
NHK Eテレ
2018年6月23日(土) 午後1:00~午後2:00(60分)
ジャンル
ドキュメンタリー/教養 > カルチャー・伝統文化
趣味/教育 > 生涯教育・資格
福祉 > 社会福祉
番組内容
胎蔵マンダラは、空海が唐から持ち帰った最も重要なマンダラのひとつ。密教の本尊・大日如来の広大無辺の慈悲を描く。あらゆる存在を等しく尊いとみるその世界観に迫る。
出演者ほか
【出演】宗教学者…正木晃,【きき手】渡邊あゆみ


以下コピペで、 番組紹介のウエブを 転載します。

こころの時代~宗教・人生~ シリーズ マンダラと生きる第3回「世界とつながる」

胎蔵マンダラは、空海が唐から持ち帰った最も重要なマンダラのひとつ。密教の本尊・大日如来の広大無辺の慈悲を説く。描かれているのは、ほとけばかりでなく、地獄に住む鬼や異教であるヒンドゥー教の神々の姿も。あらゆる存在を等しく尊いとみる革新的な世界観を提示している。さらに、胎蔵マンダラには星や星座などの天体も描かれている。自然と人間はどう関わってゆくべきか、そこに込められた現代的なメッセージも読み解く。
【出演】宗教学者…正木晃,【きき手】渡邊あゆみ