孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

3/4の仏像の集い午前の部と午後の部での Mさんの報告 予告

次回3/4(土)の仏像愛好の集 午後の勉強会の発表の募集を掛けましたら、 常連のMさんから 応募の連絡のメールを頂きました。 此処にブログ掲載します。  広く皆さんにも同様に 発表の募集に応募して欲しいと思います。

そして、また予告 頂きました発表の内容に対して、感謝や、期待の応援のコメント、また、要望なども付けて頂きたく言存じます。
発表の方は、皆さんの為に発表されているのだと存じます。 きっと聴衆の反応を望まれている事と存じます。是非にコメントを・・・」孤思庵
 

【以下、Mさんからの 発表予告です。】

Mです。

3/4の仏像の集い午前の部と午後の部で報告したいことを書きますので、開催案内を更新する時に掲載をお願いします。
 
 
 
午前の部(東博11室での現地説明)
2月第2週から展示替えとなった作品のうち、下記仏像についての像内納入品や銘文について、専門雑誌の記載や先日のギャラリートーク等を踏まえ展示ケースの前で説明を行います。
法隆寺説法印阿弥陀如来(胎内に梵字の銘文)、仁和寺増長天阿弥陀三尊との関連)、東博毘沙門天(胎内に文永八年慶算作の銘文)、東博如意輪観音(頭部内に善光寺阿弥陀の光背と両脇侍などの納入品)、いわき市善光寺阿弥陀三尊(如来寺旧蔵、阿弥陀の背面に嘉元二年の修理銘)
 
午後の部
発表希望テーマ 快慶展直前準備講座 その一 運慶・快慶作品の着衣形式
所用時間 1時間30
 
平安末期から鎌倉初期の仏像の着衣表現に関して、「仏像の条帛背面の形式について-運慶・快慶作品を中心に」(竹内沙織 青山学院大学史学会史友392007)、「平安時代末期から鎌倉時代初期奈良仏師の新形式形成とその展開-菩薩形・明王坐像における裙・腰布の着衣形式の検討より」(佐々木あすか 美術史1612006)に基づき、運慶、快慶、その他奈良仏師や奈良仏師以外の仏師の着衣の形式を比較し、その特徴を明らかにすることで仏師の系統や仏師個人を判別する方法について紹介する。
合わせて、以前報告した快慶の三尺阿弥陀の着衣形式(胸前のたるみ)の変遷と耳の表現形式(特に行快との違い)について、前回参加していない人のために再度説明を行う。
 
【以上、Mさんからの 発表予告です。】