孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

「木雕」て、ご存知ですか?

「木雕」て、ご存知でしたか? もしかしたなら、恥ずかしい話なのでしょうが、私はそれまで「木雕」という言葉を知りませんでした、それどころか読めもしませんでした。 木雕(もくちょう)と読み、日本語の「木彫」を 中国語では「木雕」というそうです。 この度 骨董関係の記事を読み、仏像(木雕)に??? 「木雕」を調べてみました。

デジタル大辞泉に、

彫る/雕る/鐫る

[動ラ五(四)]1 彫刻する。ほりつける。「この二つの法諡は孰(いず)れも石に―・られなかった」〈鴎外・渋江抽斎〉2 ほり刻んで、金銀・珠玉をはめ込む。「朧に薄紅の螺鈿(らでん)を―・る」〈漱石虞美人草〉3 くりぬく。穴をあける。「穴を― ...


と在りました。「雕」は「彫」の異体字の様です。調べてましたら、中国では「雕」がポピュラーな様でして、

「徽州三雕」という言葉がある様で、「三雕」とはすなわち木雕(もくちょう)、磚 雕(せんちょう)、石雕(せきちょう)のことを指す。「徽州三雕」の歴史は宋代にさかのぼる ...と在りました。 

磚 雕は、 煉瓦を彫るのかな?土をモデリング_したものを焼しめるのかな?

「磚 雕」で調べてましたら・・・、

磚雕 - 林本源園邸
jpweb.culture.ntpc.gov.tw/pages/list.aspx?Node...1... - キャッシュに、

磚 雕の製作方法は「窯前彫」と「窯後彫」の二種類があるそうです。窯前彫とは軟彫のこと、すなわち彫刻をしてから焼く方法で、一方で窯後彫とは硬彫を指し、焼いてから彫刻をする方法出そうです。



乾漆像は中国では「夾紵」(きょうちょ)あるいは「ソク(土扁に「塞」)」と呼ばれたは 知って居ましたが、読んできた仏像の本には、「木雕」は出て来てない様に思います。ついでに、塑像は古代には何と呼ばれて来たのか?と次の新たな疑問!前出の「磚雕」(せんちょう)、「窯前彫」でいいのかな? ウーン、ちょっと違うみたいに思います。 

仏像好きの寄り道、脇道でした。