孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

東京文化財研究所第50回オープンレクチャー

【コメント】
Takさんより
本講座については、私が情報としてお送りしたものを、10月10日付のブログに掲載していただきましたが、私自身が他用で参加出来ず、文化財研究所から、当日配布の資料だけでも入手しようとしていたところでした。Saiさんが参加されたということで、お話しもうかがえ、資料もコピーしていただけるものと期待しております。
なお、私からの他情報として、既に11月7日に、H29年正月早々からの「再会・定慶、梵天帝釈天」(根津美術館、H29年1月7日~3月31日、興福寺ツイッター情報)の展示情報をお送りしています。ご参考までに。情報によると、「梵天像」(興福寺所蔵)と「帝釈天像」(根津美術館所蔵)が、廃仏稀釈以来の再会だそうです。

孤思庵
Takさんよりの11月7日に、H29年正月早々からの「再会・定慶、梵天帝釈天」(根津美術館、H29年1月7日~3月31日、興福寺ツイッター情報)の展示情報が届いてません! 再送信願います。

他のブログに付いたコメント                

群馬の○○さん

2016年11月13日
                                                          

まだ、若かった頃、奈良文化財研究所の方のサークルに入りまして、奈良、京都など、関西の寺院を回ったことがありました。まだ、知識がほとんどなかった、凡夫も凡夫でしたので、もっと勉強しておけばよかったと後の祭りでした。それでも、当時のことは、頭の片隅に残っていて、今でも、奈良に行くときに、役に立っている気がします。これからも、いろいろ教えてください。



仏像好きの「孤思庵」                  

2016年11月14日

群馬の○○さん、
コメント有難うございます。こちらこそいろいろ教えて下さい。私は半世紀前に 学生時代に文化財研究会という大学のサークルに入ってまして、その時に 文化とは、文化財とは、を学び、保存と保護との違いなんぞを話しあって、文化財の公開と保存ののジレンマなども気付きました。一度経済学部を卒業後に学士編入で教育学科に入りました。社会教育主事学芸員などを夢見ましたが、親の就職教養に抗しきれずに挫折、と云うよりは将来に自信を持てずでが正直な処なのです・・・、何れにしましても、当時の根性欠如が悔やまれます。 今は気楽に好きな仏像を観て、好きな事を放言してます。老境になり、趣味の方が、楽しいのだと達観のこの頃です。と言いながら、勉強だけでもしたいとの気持ちですが「博物館学芸員資格科目を通信教育部で」の新聞広告に見入ってしまったりしてます。


【ブログ本文】

私なんぞは、 東京をはじめとする、各国立博物館 以外、あまり関心がないのですが、独立行政法人国立文化財 機構 なるものが在りまして、その傘下の施設に
文化財研究所は、日本及び東洋の美術伝統芸能文化財保存科学と修復技術 について基礎研究を行い、博物館美術館などからの要請に応じて技術指導や調査を行う。)


があるらしいです。東京文化財研究所は 東京国立博物館の北隣に在りわたしも、一二度度行ったことがあります。クリックすると新しいウィンドウで開きます

      11/5の「仏像愛好の集in東博」の日に Saiさんは 東博の隣の東京文化財研究所に行くとの事で、午後は早退された。今日、彼氏より郵送で、東京文化財研究所第50回オープンレクチャー へ行かれた様です。

      そのチラシと、その配布資料を送ってくれました。それをご紹介すればよいのでしょうが、省エネで、その配布資料の代わりに以下ネット検索でヒットした以下のウエブをご紹介します。ご興味の方はネット検索でご参照ください。 
      クリックすると新しいウィンドウで開きます



      また、この分野に ご興味の方は お申し出頂ければ、東京文化財研究所第50回オープンレクチャー での配布資料をお渡しできます。此処のコメントでか、孤思庵にご連絡ください。



      東京文化財研究所文化財情報資料部では、毎年秋に研究成果を一般に公開するための講座を開いています。
      今年も下記の通り、2日連続で4人の講師による講演会を行います。
       

      第50回オープンレクチャー かたちからの道、かたちへ ... - 東京文化財研究所

      www.tobunken.go.jp/info/openlecture050/openlecture050.html
      第50回オープンレクチャー かたちからの道、かたちへの道. 2016年11月04日(金)・ 11月05日(土) いずれも午後1時30分~午後4時30分 東京文化財研究所・地下セミナー室 受講無料・要申し込み. 東京文化財研究所文化財情報資料部では、毎年秋に研究(以下省略)
       

      私達の興味の仏像鑑賞と近いか、遠いか判断に余りますが、展示される仏像よりも 
      、展示会そのものに、興味の方も居るのですね! Saiさんには、学芸員博物館学 に興味の様です。彼は第一法規が出版の「月刊文化財」の定期購読者ですorでした。


      【以下 講演概要】
      ■2016年11月05日(土)午後1時30分~午後4時30分 於 東京文化財研究所・地下セミナー室
      かたちを伝える技術―展覧会の裏側へようこそ
      佐野 千絵 (東京文化財研究所 文化財情報資料部 部長)
      記憶するかたち、見つけるかたち―“文化財”の意味と価値
      岡田 健 (東京文化財研究所 保存科学研究センター センター長)
       かたちからの情報を正しく、また魅力的に伝えるには、かたちを守るための技術とそのかたちがどうして人々を魅了してきたのか観賞価値への理解が必要である。材料や構造について研究し、劣化の程度を把握・記録して、輸送や展示中、収蔵している間もかたちを守る環境を整え、本来のあるべき姿やみなさんに伝えたい表現を理解して展示の裏側を支える、後世にかたちを伝えるための研究を行う保存科学研究者の奮闘の一端をお伝えしたい。 ”文化財”や”文化遺産”は、実際には当初の姿をとどめているものはほとんどない。それについて語られる歴史も、断片的で伝説のようなものが多く含まれている。いっぽう科学調査によって、材質や構造に関する新たな発見があり、視覚技術の進歩とともに表現はますます自由になり、これまでは異なる新たなイメージが生み出される。イメージの変化は価値の変化を意味するのか? 文化財を守り伝えるということの意味を考えてみたい。