孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

10/7分科会  Takさんの報告

【Takさんの投稿文です】

昨日(10月7日)は、一日東博での勉強会。参集の皆さんには、お疲れのことと思います。
ゆっくり休んでください。



さて、昨日は、午前中は11室では、今まで気が付かなかったある像の印相について指
摘されたり、2Fの3室では「重文惟賢和尚座像 1躯ちゃうけい作 南北朝時代・応
安5年(1372年)神奈川・宝戒寺蔵」なる頂相を鑑賞し、説明パネル記載のことにつ
いてクエスチョンで、皆さんと話しが弾みました。

午後は、「平成館」講堂前のラウンジが利用出来、入場者の来ない状態でガラガラと
空いていたので、昼食を摂り、遠慮なく「勉強会」を行うことが出来ました。貴兄や
皆さんの軽妙なお話しと、話題提供の絶妙なタイミングの調子で、ついつい話しが弾
んで、和やかな会になりました。もっとも狭いテーブルの上は、皆さんが持ち寄った
お菓子が一杯で、こぼれ落ちそうになったりで、はたから見れば勉強をしているふう
には見えなかったでしょうが…。

私からは、最近ブログに掲載していただいた記事を、そのままコピーして持参し、若
干の簡単な補足説明しか出来ませんでしたが、やはり単なる記事を画面で見てもらう
だけより、写真入りでもあり、自分としての話しが出来て、皆さんにもイメージが沸
くと思い、また話題を広げていただけて、よかったと思っています。特にブログでは
画像がカットされ分かりにくかったことと思い、やはり、ブログ掲載だけでなく毎月
の定例会での発表報告が出来るよう、心掛けていきたいと思います。

最後に、のぶちゃんことKさんから、京都「来迎院」での天台声明の記事のコピーを
持参いただき、「天台聲明」についての説明をしていただきました。初めて知ったこ
とばかりで、特に「ろれつが回らない」という語源が分かり収穫でした。



本館の玄関に出た際には、夜のとばりがおりて肌寒い感じでした。本館正面玄関前で
の 「天台聲明七聲會」による聲明(声明)公演 が午後6時から行われました。正面
階段前にはすでに大勢の参加者が詰めかけ、鮮やかな法服を身に着けたお坊様が9
名、固い石の階段に座して始まった20分ほどの声明でしたが、初めて耳にするもの
で、一瞬厳かな気分になりました。私は、正面付近から前の参加者の頭越しにお坊様
の様子を拝見していました。あまり抑揚の少ない節回しの中で、お坊様の幾人かが唱
を先導したり、途中散華が行われたり、鐃祓(シンバル様)と名前の解らない丸い木
の打器も入って、変化をつけて楽器を打ち鳴らして、声明をされました。





  

開演前                  







散華







楽器演奏中



  

声明中

画像がうまく張り付きますように…。

添付ファイル