先のブログ「大安寺釈迦如来像を運慶が見ていたか?」の アンサーコメント
Takさんから、先の拙ブログ「大安寺釈迦如来像を運慶が見ていたか?」の アンサーコメントが寄せられました。
【以下Takさんの文章です】
孤思庵さんがブログでも取り上げられている「大安寺釈迦如来像を運慶が見ていたか?」という疑問、これは山本勉氏が運慶の講演会の際に取り上げていたことから、どのような仏像なのか、引き摺っている疑問かと思います。私も、どれほどの品位の高い優秀な仏像だったのかと、これまでにいくつか検索をして、昨日(10月8日)の「分科会」でお渡しした「新潟産業大学紀要」の論文と、皿井舞氏の「模刻の意味と機能」論文のほかにも、いくつかの参考になる論文や投稿文献などがあり、細かく読解していないものがあります。昨日は持ち物が多くなるのと、分科会ではその場で内容まで眼を通す時間がないものと思い、持参しませんでした。
私のPC・HDDにある文献をチェックして、貴兄にお送りすることとしました。少しでも検索する手間を省き、お互いの検索結果を情報交換すれば、効率的かと思いました。そこで、貴兄のお手元でもすでにご確認されていることかもしれませんが、以下文献をご案内します。
論文となると印刷するにはページ数が多くなりますが、お送りする資料を、お手元でプリントアウトしてご確認ください。
文献紹介あり。
他にも数点の同様文献などがありますが、どれにも「大安寺釈迦如来像の消失時期や状況」などは不明で、よって運慶が視認したか否かは不明です。
小生の幼稚な疑問に真摯にお答えいただき感謝です。 お教え頂きました 手大学研究紀要 「大安寺釈迦像の周辺」①・②著者:田中恵氏 と 「春秋堂目録」 大安寺釈迦如来像(趺坐関連) 時間をかけて 読ませて頂きます。