仏像愛好の集のメンバー Tさんの 寄稿
7日(土)の「集いの会」お疲れ様でした。
●「観仏三昧」の主催者・大河内智之氏(博物館員)が、最近、京都・伏見の「法界寺」、「恵福寺」、「鴨長明方丈石」を巡ったとの、ツイッタ―の記事がありました。私も、5月1日の尾道・浄土寺のあと、2日(月)京都・「仁和寺」、「安楽寿院」、3日(火)京都・日野「法界寺」、「恵福寺」、「鴨長明方丈石」、「善徳寺」を巡ったので、これから彼の「報告」があるか否か気になりました。
●仏教仏像研究学者・横内裕人氏のツイッターには、「奈良国博・信貴山縁起絵巻展(4月9日~5月22日)のコメントで「ムチャクチャ見応えがあった。混んでいないし…。」が紹介されていました。確かに私が奈良博に行った時も、混んでいなくてゆっくりと鑑賞が出来ました。また各巻とも意匠を考えた絵構図が巧みで、各様の人物描写など感心しました。また若手の研究者・鎌倉国宝館・高橋真作氏も、国宝四絵巻物の中でも出色の作品と話していましたが、納得です。
●『下谷神社大祭』見学
翌日8日(日)の「本社神輿渡御」は、もっと盛り上がったのでしょうか。
小さな神輿にも大きな神輿にも、必ず「熊本地震早期復興祈願」の織が下がっていたのが、印象的でした。
●『仏像と王権―日本仏像史をたどってー』山本勉先生 講演会のご案内
*日本では飛鳥時代以来千五百年にも近い長いあいだ、仏像の切れ目ない歴史が続いています。近世以前には、政権の支配者がみずからの覇権を仏像の造形に投影しました。この講座では王者と仏像との密接な関係をたどってみたいと思います。(パンフ文書より)
受講料:1,500円、会員:1,000円
事前申し込み必要!(大学HPの申し込みフォーム→FAX) 私は、既に受講申し込み済です。応募状況は不明ですが、関心のある方はチャレンジしてみて下さい。
●『美の祝典』出光美術館開館50周年記念 のご案内 (シリーズ展示です。ただし、仏像はありませんので悪しからず!)
Ⅰ.「やまと絵の四季」 4月9日(土)~5月8日(日)10:00~18:00 月曜休館 ⇒ 既に終了。
特別展示:国宝・「伴大納言絵巻」上巻 10年振りの公開
私は、既に美術館に出掛けてきました。「重文・日月四季花鳥図屏風」、「重文・絵因果経」、「重文・真言八祖行状図」などの出光コレクションを観賞して来ました。
Ⅱ.「水墨の壮美」 5月13日(金)~6月12日(日)10:00~18:00 月曜休館 ⇒ これから開催。
特別展示:国宝・「伴大納言絵巻」中巻 10年振りの公開
Ⅲ.「江戸絵画の華やぎ」6月17日(金)~7月18日(月・祝)10:00~18:00 月曜休館 ⇒ 1か月先のご案内。
特別展示:国宝・「伴大納言絵巻」下巻 10年振りの公開
以上 「仏像愛好の集」 Tさんからのメールの転載です。