Kawさんより アドバイスの お願いが在ります。
≪寄せられたコメント≫
Mです。
「模刻の集う寺、清凉寺」
文化庁の奥氏が著書「清凉寺釈迦如来像」(日本の美術513至文堂 2009.2)の巻末でこう書いているように、清凉寺には「模刻」としての様々な作品が残されています。
三国伝来の釈迦という本尊も「模刻」ですがこれは別格として、トバツ毘沙門天(東寺像の模刻)、如意輪観音(聖宝ゆかりの像の模刻か)、地蔵菩薩(源信造立の像の鎌倉時代1221年の模刻)、坐像の毘沙門天(別尊雑記に載る比叡山のトバツ毘沙門天の模刻)などです。
「模刻の集う寺、清凉寺」
文化庁の奥氏が著書「清凉寺釈迦如来像」(日本の美術513至文堂 2009.2)の巻末でこう書いているように、清凉寺には「模刻」としての様々な作品が残されています。
三国伝来の釈迦という本尊も「模刻」ですがこれは別格として、トバツ毘沙門天(東寺像の模刻)、如意輪観音(聖宝ゆかりの像の模刻か)、地蔵菩薩(源信造立の像の鎌倉時代1221年の模刻)、坐像の毘沙門天(別尊雑記に載る比叡山のトバツ毘沙門天の模刻)などです。
清凉寺では本尊の釈迦と棲霞寺の阿弥陀三尊(ともに国宝)が有名ですが、これ以外にも貴重な仏像が多いお寺です。
私がお勧めするのは本尊の両脇侍だった普賢、文殊のうちの普賢菩薩(実際には帝釈天)です。密教の帝釈天として白象に乗った姿で、彫刻作品で国の指定品は東寺講堂の帝釈天と2件だけです。東寺像よりも後の10世紀初め頃の作で、東寺の像とよく似た形ですが、東寺像の頭部は後補なので、その点清凉寺の帝釈天騎象像は貴重です。蓮台、象、左手首先が後補。
これらの像については10/22に公開しているかどうか分からないので、同寺のホームページ等で確認してください。
私がお勧めするのは本尊の両脇侍だった普賢、文殊のうちの普賢菩薩(実際には帝釈天)です。密教の帝釈天として白象に乗った姿で、彫刻作品で国の指定品は東寺講堂の帝釈天と2件だけです。東寺像よりも後の10世紀初め頃の作で、東寺の像とよく似た形ですが、東寺像の頭部は後補なので、その点清凉寺の帝釈天騎象像は貴重です。蓮台、象、左手首先が後補。
これらの像については10/22に公開しているかどうか分からないので、同寺のホームページ等で確認してください。
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≪記事≫
メンバーのKawさんより 下記のメールがKawさんより届きました。
10/22に半日ほど、京都で時間が取れるので、
何かアドバイス有りましたら、お願いします。
孤思庵よりもお願いします。
皆さん、良きアドバイスをコメントにて、お寄せ下さい!(直接にコメント付けられない方は孤思庵へメールでも結構です。)
御推奨は、今は霊宝館に安置の創建当時の本尊、阿弥陀三尊像(国宝)です。定朝様式の以前の阿弥陀です 違を探ってください。
中尊阿弥陀如来像は像高約90 センチの坐像、ヒノキの一木造、像のかもしだす和らいだ雰囲気は、平安時代の彫刻が次第に和様式への道をたどる出発点の造形と言われています。また、腹前で定印を結ぶ現存最古の阿弥陀像としても知られています。