孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

草稿で・・・  編集予定です! まだ読まないで下さい!

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【報告】 6月6日に「仏像愛好の集in東博
定例の第一土曜、6月6日に「仏像愛好の集in東博」を行いました。


【11号室仏像 鑑賞会】 10:00~11:55

 11室での陳列品鑑賞で気が付きました!


◎重文 菩薩立像 1躯 鎌倉時代・13世紀 C-20
 http://www.tnm.jp/uploads/r_collection/M_132.jpg  クリックすると新しいウィンドウで開きます余談ですが似ていますね!

上下の唇にも彩色の上に薄い水晶板をあてる,玉唇とでもいうべき技法のこの像は 何度となく陳列されて居て 十分に鑑賞したはずですが・・・ 今回の鑑賞で 新たな事に気付きました。

良く、へそピアスと言って喜んでます。菩薩像の臍の宝飾 今回は法輪輪宝☸です。これまで気にしていませんでしたが、確かに臍位置です。

室生寺の十一面観音は良く妊娠とも言われます。それは膨らむお腹と、胎児の象徴として瓔珞の大きな輪宝がその位置にあるからですが・・・
クリックすると新しいウィンドウで開きます

この重文 菩薩立像 1躯 鎌倉時代・13世紀 C-20は臍位置に瓔珞の輪宝が来ています。そしてその輪宝は瓔珞に垂れ下っているのでは無しに臍に取り付けれれているようです。皆で議論したのですが瓔珞の輪宝はその上の瓔珞部分が重さで張る事なしに弛んでいるのです。 
ですのでたまたまその位置に来たのでは無しに 臍に取り付けられて居る事が分かりました。

法輪・輪宝の起源のチャクラはインドの神秘的身体論における身体の節的でヨーガでは、人体の頭部、胸部、腹部で、輪または回転する車輪のように光っているように感じられる箇所を言う。






◎重文 日光菩薩坐像 1躯 京都・金輪寺、高山寺旧蔵 奈良時代・8世紀 C-218
http://www.tnm.jp/uploads/r_collection/M_77.jpg
東京芸大保管月光菩薩像とともに,もとは高山寺薬師如来像に随侍していた像です。この三尊はさらに古くは京都府亀岡市の金輪寺の像であったといいいます。奈良末期の作ですが,整った顔だちや自然な衣文表現など,その作風はこの時代の最も正統な作品群に連なります。

◎重文 大日如来坐像 1躯 平安~鎌倉時代・12世紀 栃木・光得寺蔵

◎重文 四天王眷属立像 2躯 康円作 鎌倉時代・文永4年(1267) C-1834
 http://www.tnm.jp/uploads/r_collection/M_13.jpg
四天王に従って仏法を護持する下級の天部像です。尊格にふさわしく卑俗な姿にあらわされています。一具をなす西方天眷属(静嘉堂文庫美術館),北方天眷属(MOA美術館)の銘文によって,文永4年の作とわかります。奈良・内山永久寺(廃寺)真言堂に伝来した像です。

○釈迦如来坐像 1躯 平安時代・9~10世紀 C-330 

◎重文 木造天王立像 1躯 京都府亀岡市大宮神社伝来 平安時代・10~11世紀 文化庁

◎重文 聖観音菩薩立像 1躯 平安時代・9~10世紀 大阪・観心寺

◎重文 不動明王立像 1躯 平安時代・11世紀 C-1525
http://www.tnm.jp/uploads/r_collection/M_100.jpg 
不動十九観様の形式にしたがう不動明王像ですが,表情や体つきにみられる,おっとりした諧謔味のある作風にはまだ型にはまらないおおらかな趣が感じられます。ヒノキ材の割矧ぎ造り。光背に「南□西来寺」と読める墨書がありますが,この寺については不明です。

◎重文 大日如来坐像 1躯 平安時代・11~12世紀 C-311

◎重文 阿弥陀如来坐像 1躯 平安時代・12世紀 長野・光明寺

◎重文 釈迦涅槃像 1躯 鎌倉時代・13世紀 奈良・岡寺蔵

◎重文 千手観音菩薩立像(493号) 1躯 院承作 鎌倉時代・建長3~正元元年(1251~59) 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵
◎重文 千手観音菩薩立像(504号) 1躯 隆円作 鎌倉時代・建長3~文永3年(1251~66) 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵
◎重文 千手観音菩薩立像(40号) 1躯 湛慶作 鎌倉時代・建長3~8年(1251~56) 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵



★《提案》 
特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」が 翌日の6月7日(日)と成ってます。込みあうでしょうが ご覧になりたい方は午前中そちらに廻られるも 良いかと存じます。




【第2集合】 12:00 に本館11号室前に集合

【移動】 12:05→12:15

TAXIで 東博前→(台東区東上野4丁目5番6号)台東区生涯教育センター前
所要時間は5分 料金 730円(4人乗車:182円/人)


【昼食&勉強会】13:00~17:00
台東区生涯教育センター  学習館 307会議室



【昼食】12:15~13:00

各自持参の弁当を学習館 307会議室 で一緒に取ります。
13:00まで入室が出来ない場合は、館内で場所を見つけ 適宜弁当を…)




 ◆【ミーティング&勉強会】 13:00~17:00
  
●資料、勉強会々場でのコピーもとれます。(部数無駄の無い様に願います)

①ミーテイング13:00~14:20 (80分)

a). 運営デイスカッション
この「集」をどの様にしたいか?何をやりたいか?(どうしたら、参集してもらえるのか?) 
--- ディスカッションしましょう! 皆さんのご意見を伺いたく思います!

b). 個々人の近況・活動報告
(皆さんの近況・拝観・鑑賞 等の報告をお願いします。合同の企画も募集してます。)

 
・孤思庵は、船橋の教養講座・仏像の見方 の研修旅行(25名貸切バスツアー)に参加で、
を訪れました。訪問先は巻末に譲ります。

・Taさん 先の日本美術史学会発表講義の内の瀬谷先生の発表講義の講義録を取られているとお聞きました。是非に、その要旨を 発表してください。


c). 日頃の仏像質問箱
主には仏像に関しての疑問、質問を出してください! 皆で応えを出したいと思います。 
(宜しければ事前に疑問・質問を考えておいてして下さい。) 



②14:25~15:20(55分) 
個人勉強発表 B  【MC 孤思庵】
「仏像の定義」・「菩薩と如来の違い」・「仏教とはどんな宗教?」などをテーマにをディスカッションしたく思います。
皆さん 大いに発言して下さい!進行係を孤思庵が務めます。


③15:25~16:55 (80分)
個人勉強発表 C   【by Mさん】

Mさんより 、発表の内容事項変更の連絡がありました。
・運慶の銘文について その4 東大寺南大門金剛力士と光明院大威徳明王
 2/7に配布した「シンポジウム 仏師運慶をめぐる新発見と課題」(金沢文庫研究320号より縮小コピー)を再度使いますので、各自持参ください。
 また、東博本館11室の平常陳列のうち、康円作 四天王眷属立像 2躯(文永4年銘)については、日本彫刻史基礎資料集成のコピーがありますので、現地説明の時に使用します。


●アフターは御徒町ガード下の居酒屋で、懇親会しましょう!






★ 【今後の予定】

①6/6 定例「仏像愛好の集いin東博
6月6日(土) 10:00 本館11室集合(先述済み)


②6/7 県立金沢文庫 特別展 平成の大修理記念日向薬師(ひなたやくし)―秘仏鉈彫本尊開帳―

当日、同展を企画担当した瀬谷 貴之 (金沢文庫 主任学芸員)による鑑賞講座。日向薬師の仏像を中心に、展覧会のみどころをわかりやすく話しくれる講座があります。

定員100名の処、応募多数で抽選と成り、一部の方が抽選外れで午前の講座の受講に回されました。 しかしその救助策として10:30~12:00  の講座が増設されました。

その午前の講座は定員に満ちていない為 午後受講当選者は 午前にスライドが認められるとの事でした。受講案内はがき下の℡すれば変更手続き完了だそうです。
当日に午後受講の はがきを持参すれば、午前の受講にスライドが可能なのではないでしょうか?

また 先日聞きましたなら午前の申し込み者数は定員に達していませんでした様子ですので、受講手続きをしていない方でも、当日申し込めば 午前の部でしたら j受講させてもらえる公算が大なのではないでしょうか? (勝手な推測ですので、もし違ってましたらお許しください) 


仏像愛好の集 「金沢文庫 鑑賞会」

急告文庫「日向薬師展」受講会・鑑賞会 は8名参集 全員が午前受講、午後に同展を展示観覧しました。

9:15集合
 
  京急品川駅 9:17発車 → 京急本線快特三崎口行・5駅→ 金沢文庫駅 09:59着
 金沢文庫駅 09:02発→ 徒歩13分 → 10:05着 神奈川県立 金沢文










.◆ 【その他 企画募集】 
寺院 仏像拝観・ 展覧会・講演会などの企画を募集します。 
どうぞ参集の企画をお寄せ下さい!
募集広報いたします。



《付録》
孤思庵参加の 
船橋の仏像講座研修旅行での拝観寺院】
円成寺・南明寺・岩船寺浄瑠璃寺恭仁京跡(山城国分寺跡)・神童寺・蟹満寺・大御堂観音寺・壽宝寺
と、その解散後に独りで、奈良博と春日大社に行きました。

国宝薬師如来坐像1躯平安時代(9世紀)当館
国宝薬師如来立像1躯平安時代(9世紀)奈良元興寺
重文観音菩薩立像1躯平安時代(10~11世紀)大阪観心寺
重文馬頭観音菩薩立像1躯鎌倉時代
仁治2年(1241)
京都浄瑠璃寺
伽藍神立像1躯鎌倉時代(13世紀)当館
重文多聞天立像1躯平安時代(11~12世紀)当館
重文如意輪観音菩薩坐像1躯平安時代(9~10世紀)当館
国宝法相六祖坐像(伝行賀)1躯文治5年(1189)奈良

 
【式年造替記念 国宝 御本殿 特別公開】
続いて春日大社を訪れ、普段は天皇と特別な神職しか入る事の許されない 国宝 御本殿前まで行き、間近に御本殿を拝観しました



【鏡神社】
次いで、鏡神社に廻りました同社は大同元年(806)に新薬師寺の鎮守(ちんじゅ)として勧請(かんじょう)本殿について、記録に春日大社第四十七年次式年造替の延享三年(一七四六)に、 本社本殿の第三殿を鏡神社へ譲渡したとあり、さらに昭和三十四年の本殿修理中には、 屋根裏から「三ノ御殿」の墨書銘が二か所で発見されている。
尚、春日大社の式年造替に伴い、旧本殿は近隣社や各地に譲渡されたそうです。
 

「造替」とは「社殿を造り替える」という意味。
伊勢神宮などで神さまがお引越しされることを「遷宮」といいますが、春日大社では本殿の位置は変えずに建て替え、あるいは修復を行うため「造替」といいます。社殿が国宝指定を受けたてからは建て替ることは無く成り屋根の吹き替えと塗替えなどの修理をしているそうです。

③ 6/16(火)  第ニ回 「初級 仏像基礎の勉強会」  10時に東博11号室集合
・東洋館を鑑賞見学にて、我が国の仏像のルーツ、インドの仏像、中国の仏像、朝鮮の仏像を 一緒に勉強しましょう。