孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

多摩美術大学美術館『祈りの道へ』展 鑑賞会 募集

多摩美術大学美術館『祈りの道へ』展 鑑賞会 募集

 
私達 「仏像愛好の集」会は同展の鑑賞会の募集をします。 一緒に鑑賞して、アフターに感じた事の懇親会をしたいと思います。メンバー以外でも興味の方はお気軽にご参加ください。
 希望日は講演会に合わせ11月22日(土)か12月7日(日) の12時会場入り口集合としたく思いますが、予定日に ご都合悪くも、同展に興味の方は、他の日でも良きご都合を 此処のコメントにご一報いただけましたら 企画変更も検討いたします。
 
 
同展の案内文には下記の様に書かれています。
 讃岐(香川県)に生まれた空海は、42歳のときに故郷・四国を巡錫したと伝えられ、今日までその古蹟を巡る道は「遍路道」として多くの人々を迎え、ことし、四国遍路は開創1200年を迎えました。本展では、特に空海ゆかりの地である土佐(高知県)の「遍路」、そして「祈りの道」をテーマとして、その原風景を体験していただきたいと思います。
  空海は、若き日に土佐の室戸岬において 「 虚空蔵菩薩求聞持法」を修して、「明星来影」の奇瑞を感得したと伝えられています。古記録に 「 四国辺地(しこくのへち)」と呼ばれたように、四国を周回する海辺の道、中でも太平洋に面して東西に長く開かれたここ土佐の厳しい道行きは「修行の道場」ともいわれるようになりました。しかしまた、それ故に多くの修行者たちがこの地を訪れ、また空海を慕う者たちにとっての聖地となりました。
  また、空海の時代に遡る「 せん仏 」(野田廃寺出土)、 近年発見された東洋町・ 名留川(なるかわ) 観音堂の古仏群、大豊町・定福寺六地蔵(笑い地蔵)、須崎市・笹野大日堂大日如来像(いずれもNHKにっぽん心の仏像 100選)をはじめとして、土佐を代表する仏像・ 仏画・考古遺物・民俗資料、120点あまりが一堂に会します。
  四国の遍路道はまさに《祈りの道》。古き時代の歴史・信仰そして多くの文化遺産と対話するひとときを、お過ごしいただければと思います。本展では、特に空海ゆかりの地である土佐(高知県)の「遍路」、そして「祈りの道」をテーマとして、その原風景を体験していただきたいと思います。
と案内されてます。
 
 主要出品 
 十一面観音立像(椎名観音堂 平安時代
 菩薩形立像(1号像)(名留川観音堂 平安時代)
天部形立像(馬路村・金林寺 平安時代
 阿弥陀如来坐像(上郷阿弥陀堂 鎌倉時代
 六地蔵(笑い地蔵)(定福寺 鎌倉時代
 仏画 文殊菩薩像(金剛頂寺 鎌倉時代
 
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関連イベントとして、同展の仏像関係的などの講演会 が催されます。仏像関連としては、
 
11月22日(土) 14:00~16:00 Ⅰ部「祈の道へⅠ・Ⅱ」 Ⅰ部「土佐、祈りの原風景」青木 淳(多摩美大・本展監修) Ⅱ部「霊場住職と語る《四国遍路》」堀井智宏(26番霊場 金剛頂寺 住職 真言宗豊山派 宗務総長)
 12月 7日(日) 14:00~16:00 「土佐、古仏との対話」青木 淳(多摩美大・本展監修)

★各回会場:多摩美術大学美術館 B1多目的室 各回定員:先着 100名(聴講無料、但し入館料が必要です。
 
ウェブ検索にて、
祈りの道へ -四国遍路と土佐のほとけ- - Tama Art University
www.tamabi.ac.jp/museum/inorinomichihe/
で出品作品画像や他の情報がご覧になれます。
 
 
同展監修の青木淳氏の別所での講演会のご案内
 尚、•講師 :青木淳氏(多摩美術大学准教授)は静岡県下田市上原仏教美術館でも下記講演会も持たれます。
 
  上原仏教美術館 平成26年度 講演会のお知らせ
毎年、秋~冬に仏教や仏教美術に関する講演会を行っています。 聴講無料・事前の申し込みは不要です。開催当日は直接会場へお越し下さい。
 
•演題 :仏像のなかみ(仮)
•講師 :青木淳氏(多摩美術大学准教授)
•日時 :2014年11月30日(日) 午後1時30分~3時
•会場 :下田セントラルホテル 2階 大会議場(〒413-0711 下田市相玉133-1)

  今年度の講演会は、多摩美術大学准教授の青木淳先生を講師にお迎えして
 開催いたします。仏像の胎内には、銘文が書かれていたり、様々な品物が納め
 られていることがあります。講演では、これら墨書銘、納入された経巻や小宝塔、
  造像札などを紹介。これらの銘文や納入品から読み取れることができる、仏像造像の
 背景や、仏像に込められた人々の信仰などについてお話いただきます。
 
 講師プロフィール
1965年、東京都生まれ。総合研究大学院大学(国際日本研究専攻)博士課程修了。博士。高知女子大学助教授、九州大学非常勤講師等を経て現在、多摩美術大学美術学部准教授、国際日本文化研究センター客員教授。専門は宗教学、美学。
  主な著書『遺迎院阿弥陀如来像像内納入品資料』(国際日本文化研究センター、1999)、共著に『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代造像銘記編Ⅰ~Ⅲ』(中央公論美術出版、2003~2005)、監修に『仏像の知られざるなかみ』(宝島社、2013)ほか論文多数。
 多摩美術大学美術館で開催される特別展「祈りの道へ-四国遍路と土佐のほとけ」(会期2014/11/22~2015/1/18)の監修を行う。