孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

直前 【参集募集】 10月4日(土) 「仏像愛好の集in東博」

 

今度の土曜日10月4日に 定例の「仏像愛好の集in東博」をします。 http://img6a.smcb.dena.ne.jp/cvt/pst/1/701/kala5ipc6j94210gosenb52hose7310.jpg/500x500-49152.jpg

私達は、仏像趣味人の集でして、毎月第一土曜日を原則に、都度10名程が参集しています。仏像に関心の方は、どなた様もお気軽に参集ください!(途中参加、早退自由です) 


尚、来月11月は一時8日の広報をしましたが、恒例の第1土曜の1日に開催に変更します。



                ● 《集合》 クリックすると新しいウィンドウで開きます

【場所】 東京国立博物館 本館 入り口玄関ホール大階段脇 11室前のベンチ

【日時】 10月4日(土曜) 10:00

【持参品】 弁当・オペラグラス・仏像参考書・(発表者は配布資料)





    ≪ 「仏像愛好の集in東博」10月4日の次第 ≫


 
❶ 仏像彫刻 鑑賞会【場所11号室】 http://msp.c.yimg.jp/yjimage?q=ozand4YXyLHMxuKukezJQf66Cn80M7JmrxfXYWCCqRhizfSq0YdAzM5txJ5.G2wheRzxBcEiWngIJsvxvKx6f.lqfztr29NL7R_.tzcAi4wWjgU7_2b6LOvKv8w_jhSp&sig=12rsct1ls&x=170&y=113


【a】 仏像鑑賞 (10:00~11:00) 【11室の平常展示は前回と同じですので、ご希望によっては東洋館・法隆寺館への分科鑑賞も自由とします】

今回の彫刻室の陳列 テーマは??で、良くは つかめませんでしたでした。ただ前室での平安以降の金銅仏には 飛鳥・白鳳のそれとは違いで、部分別鋳の後で寄せる技法と成り、木彫の寄木技法が 鋳造仏にも影響かと思いました。また平安以降の金銅仏には懸け仏、を含む山岳信仰善光寺阿弥陀三尊の擬古など、多様性を感じます。今陳列は東博蔵の作品が多く、借り上げ作品は内5件だけです。これら借り上げ作品も委託品で東博の倉庫に在るものが引き出されたと思われます。

国宝や人気の仏像は今月15日からの国宝展に期待しますとは言いましても、流石の東博ですから無理しない総合文化展(平常展示)に【重文】5件が一堂陳列です、ご堪能ください。
 

 
展示作品リスト 13件

★【重文】 十一面観音菩薩坐像(4臂) 1躯 鎌倉時代・13世紀 千葉・小松寺蔵
 
 

  【重文】 阿弥陀如来・両脇待立像(善光寺式) 3躯 福島・如来寺旧蔵 鎌倉時代・13世紀 福島・いわき市

 
 
 

■十一面観音菩薩坐像 1躯 石川県白山市白山比咩神社境内出土 鎌倉時代・13世紀 C-1052 http://image.tnm.jp/image/1024/C0042655.jpg

 
 
 

  観音菩薩立像 1躯 京都府京都市東山区上馬町正林寺付近出土 平安時代・10~11世紀 C-1093
http://image.tnm.jp/image/1024/C0020826.jpg

 
 
 
 

 薬師如来坐像 1躯 奈良時代・8世紀 C-318
 
 

★【重文】 阿弥陀如来坐像及び両脇侍立像 3躯 平安時代・安元2年(1176) 埼玉・西光院蔵
 

 

★【重文】 不動明王立像 1躯 平安時代・11世紀 C-1525
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菩薩立像 1躯 香川県大川郡丹生脇屋庵伝来 平安時代・10~11世紀 C-1620
http://image.tnm.jp/image/1024/C0055112.jpg
 
 

 
 
 
 
【重文】 十一面観音菩薩立像 1躯 平安時代・11世紀 奈良・當麻寺
 
 
 

  千手観音菩薩坐像 1躯 南北朝時代・14世紀 C-306

 
 

 四天王立像 4躯 鎌倉時代・14世紀 文化庁


★は博物館推奨仏像です。 ■は以前の日記「仏像愛好の集9/6の報告」で触れています。


【a-1】 仏像見所の打合せ (11:00~11:30) 【 於 隣の階段室】 陳列仏像の見所を話し合います。
 http://smcb.jp/d/tmp/351701.1412145017.pst_i2.th.jpg

【a-3】 仏像見所の確認鑑賞 (11:30~11:50) 【於 11号室】 話しあった見所を確認鑑賞しましょう。
【3人以下の小グループで鑑賞 観ながらのお話は絶対に小声を務めましょう】



【b】 既に鑑賞済みで、11号室を望まれないの方は今秋、東京国立博物館では「アジアフェス in トーハク」と題して、東洋美術を楽しむ特別企画があり、総合文化展「博物館でアジアの旅」では、トーハクが誇る東洋美術・考古コレクションの優品を多数展示するほか東洋美術の魅力を全力でご紹介してます。東洋館に分科鑑賞も良いかと提案します。

 3室 インド・ガンダーラの彫刻

http://www.tnm.jp/uploads/fckeditor/exhibition/regular/20140930asia/uid000067_201408191100321cc4b654.jpg菩薩立像(パキスタンガンダーラ クシャーン朝・2世紀  展示期間:通年展示)
東洋館イチのイケメンと名高い菩薩立像です。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
http://www.tnm.jp/uploads/fckeditor/exhibition/regular/20140930asia/uid000067_201408181209171240cd74.jpg如来坐像(パキスタンガンダーラ クシャーン朝・2~3世紀  展示期間:通年展示)
思索にふけるような理知的な顔立ちは、まるでギリシア彫刻のようです。

【3人以下の小グループで鑑賞 観ながらのお話は絶対に小声を務めましょう】




 
 
 
 
 
 
 
 
❷ 勉強会  【平成館 1F  左奥 ラウンジ 飲食休憩コーナー】
  
  
http://msp.c.yimg.jp/yjimage?q=ty.2yJsXyLEcF_yqKCpN9fiX.8rLfMbYy6iXbyR.aRJmO9TXJpqmMUB4yM1r5Dwoddpl6bGex3aMVF5t34A9Tm34YyBMQMT3pSMPMpfoap1AuK.LZzCaCTUlfs.81CHS4Q4-&sig=12t1g4tb1&x=160&y=107 http://msp.c.yimg.jp/yjimage?q=xWf_vz8XyLG05bem8yVore6WS_.iSR.TlnWvvFjxmaXEk5lNLSeiE1rVUKaTYJel3XQD0SZk6lwVSOadKTfA6Z8ETx8BGxmJlHH5L4j_9LdIsVWC0adVzPGVnmY8TlLU&sig=12rlgn5rd&x=170&y=127         


① 昼食  【12:05~13:00】  
 
情報交換など話しながらで、各自の持参弁当にて昼食 を摂りましょう  、「国宝展」と「高野山展」の鑑賞打合せしましょう。特別展 「日向薬師」は金沢文庫都合で開催延期となりました。    
秋の良い季節です。ツアー企画も募集します。 ご提案をお願いします。  
    


② 勉強会 【13:00~17:00】 http://img6a.smcb.dena.ne.jp/cvt/pst/1/701/f7j9ka52100g84i94i9kqtuvvvf7310.jpg/500x500-49152.jpg

 

【勉強発表】
 このところは、同じ方の発表続きでしたが、広く多くの方の発表を望みます。 仏像鑑賞ツアーなどの報告も良いですね。

1) Mさんの発表
10/4の勉強会について予定を書きましたが、急遽内容を変更します。それはつい最近快慶についての新資料が発見されたという報道があったためで、この紹介を兼ねてサントリー美術館高野山展に出る快慶作品の説明をします。
新発見資料のニュースとは金剛峯寺の執金剛神の像内から建久八年の年号と重源の名がある文書が発見されたというものです。これにより金剛峯寺の四天王の制作年や東大寺大仏殿の四天王との関係も明確になってきました。10/11から始まるサントリー高野山展にも出品されますので、これらの像について孔雀明王の造像背景などと合わせ説明します。
また、旧玉桂寺、興善寺、知恩寺の3体の阿弥陀如来立像についての話は予定通り行いますが、運慶作品の銘文については次回に回します。

(追伸)
Mです。
10/4の勉強会ですが、資料を作っていたら内容が多くなり、時間オーバーしそうなので、旧玉桂寺など3体の阿弥陀如来についての話は次回に回し、今回は高野山展に出る快慶作品の説明だけにします。 金剛峯寺の執金剛神・深沙大将、四天王、孔雀明王の話がメインです。

 
(コメント)孤思庵です、高野山展にタイムリーなテーマで、期待します。

 
 
2)孤思庵の発表時間には【ディスカッション】をさせて頂きたいです。

★意見交換形式で、仏像関係のディスカッションをしたく思います。良きテーマをお考え頂き、提案して 
下さい。疑問、質問や観仏像報告でも良いと思います、是非に参加して下さい。

テーマの腹案 仏像とは何? ・ 仏像趣味の切り口 ・ 自分のやりたい仏像趣味 などの発言もして欲
しいです。          

「仏像の印度における黎明(なぜ仏像は作られ始めたか?)」をもテーマ見したく思います。
 
当日のディスカッションでは、なるべく自分の発言は抑えて、皆様に発信して頂きたいです。その方面に興味の方はご準備頂き、勉強内容やエピソード等をご披露下さい、ディスカッションです、進行の事柄に参加され、ご自分の意見をも述べる様にお願いします。


❸ 【懇親会】  【17:00~?】

ご都合のよろしい方は、 場所を移し、恒例と成ってます一杯やりながら仏像談義、その他のお話で盛り上がりましょう。
 クリックすると新しいウィンドウで開きます



以上


★尚、Fu(ハンドルネームKn)さん とArさん、は御欠席となる旨の連絡を頂いております。 .

◆【変更】 11月の「仏像愛好の集in東博」は、勉強会場が台東区生涯教育センターに1日(土)で取れましたので、一時 8日に開催との広報をしましたが、改めて1日の開催に戻します。





  ≪近々日程のお知らせ ≫



●10/07(火) 宗像大社国宝展 - 出光美術館 鑑賞会 14:00 入り口に参集
   (招待券3枚ほど有ります 参集人数で各自の負担額が変更に成ります。)

朝鮮・中国、さらには遠くペルシャの工芸品も含み、「海の正倉院」とも呼ばれる沖ノ島 出土の国宝8万点をはじめとする神宝や、貴重な資料に加え伊勢神宮の神宝も展示されています。



サントリー美術館高野山展】10/11~12/7


◎10月19日(日) 14:00~15:30   記念講演会I「高野山の歴史と名宝(仮称)」 (事前申込制 締切:9月28日)講師:山口 文章 氏 (総本山金剛峯寺執行・ 高野山真言宗山林部長兼宗務総長公室長)※応募多数の場合は抽選です。※当選者のみに、プログラム開催日の2週間前までに、当選通知を郵送されます。

◎ 11月2日(日) 14:00~15:30 「高野山」展 記念講演会II「高野山と運慶・快慶」 (事前申込制締切:2014年10月12日)講師:山本 勉 氏 (清泉女子大学教授)※応募多数の場合は抽選です。※当選者のみに、プログラム開催日の2週間前までに、当選通知を郵送されます。

◎記念講演会II「高野山と運慶・快慶」 (事前申込制 締切:2014年10月12日)
講師:山本 勉 氏 (清泉女子大学教授)※応募多数の場合は抽選です。※当選者のみに、プログラム開催日の2週間前までに、当選通知を郵送されます。

⦿10月16日(木) 11月16日(日) 11月24日(月)の11:00・13:00・ 15:00 ~:30分間体験型ミニレクチャー「はじめてひらく 美のとびら」シリーズ:仏像の巻 今回は「仏像」の見方や豆知識などをご紹介 講師:当館エデュケーター

⦿10月26日(日) 11:00~11:30&14:00~14:30 「高野山」展 見どころトーク学芸員が展覧会の見どころを紹介するスライドレクチャー)各回80名 無料 申し込み不要

⦿10月18日・25日・11月1日・8日・15日・22日・29日・(土)の 11:00・13:00・15:00から 「高野山」展 フレンドリートーク (エデュケーション・プログラムのスタッフによる、こどもから大人まで楽しめる初心者向けスライドレクチャー。約20分)無料 申し込み不要

●11/22(土)10:00~ 高野山展団体鑑賞(但し、抽選漏れ等で、上記への参加が皆無であった場合のみの実施となります)



東博特別展 「日本国宝展」】 10月15日(水) ~ 2014年12月7日(日)
●10/21(火)9:30  集合場所は特別展入口行列の手前で待ち合わせ、行列が長ければ一誌にお喋りしながら並びましょう。



【東京都文化財ウィーク期間限定公開 明王院(足立区) 如意輪観世音菩薩坐像(室町・院派)】
●10/28(火) 東武スカイツリー線 梅島駅の改札口に 10:45集合 【集の会ではこの企画は都合により中止と成りました。東京都文化財ウィーク期間限定公開自体は開催されます】



雨引観音 甲午年の御本尊特別大開帳】
●11/8(土) 近隣仏像をも含め 池袋ビックカメラ本店前集合にて自家用車で拝観ツアーの為、定員5名に達しましたら打ち切りと成ります。


●印添付は実施決定です、御参集を頂けると幸いです。
◎⦿は お奨めご案内です、個々、個人的に如何でしょうか? 訪問希望日など連絡を頂ければご一緒も良いですね。

★皆様発案のツアー・企画も募集中です、 ご提案をお寄せ下さい。宜しくお願いします。