孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

「仏像愛好の集in東博」は8月は2日の報告

★最下段に緊急の連絡があります! 
 
8月は2日の「仏像愛好の集in東博」は午後の勉強会のみ参集の一人を含め11名の御参集を頂きました。猛暑の中ありがとうございました。

この頃の勉強内容が専門的で相応しくないとのご意見も一部に在り、この「集」先細りかと心配してましたが、多くの参集を頂き安堵しました。

これからも全員の為に成るを指針に、続けて行きたいと存じます、ご協力をお願いします。


Buさんの大量70個もの柿の葉鮨の思わぬ差し入れにビックリと感激を致しました。ならびに他の方も、何時もながら 色々美味しいお菓子差し入れて頂き 有難うございました。



東博での11号室の添付展示装飾は如何でしたか? 夏休みの親子向けの展示を表面に出してまして、案の定、小学生も来ていて、その熱心さに驚かれさせられました。獅噛と云う名称は承知かどうか、さだかかでは無いのですが、それが帯喰、肩喰、と足や胸甲にも付いて居るを知ってました。(ところで足に佩く獅噛は何と言うのでしょうか?脚喰?ご存じはお教え頂きたい。)

彼の小学1年生の観察力が鋭いのに驚かされました。 この」「集」のメンバーにとも思いましたが、聴けば今日はお母さんが付添で長野からわざわざの来館との事で、残念でした。


ところで一見子供の為の舞台装飾的に見える演出に、思い当たる事がありました。仏画は背景があるので、浄土の様子などが解ります。仏像も本来はその背景がとても大事なのだと解り始めました。


そもそも仏像は仏(法身)の肉身表現で、法身が、四方普遍に存在するのに対し、(応身)肉身は現実社会の存在ですので、それは浄土の宮殿に居なかればならないのです。浄土やその宮殿の現実社会での見立てに寺院を造り、金堂や各堂に祀られています。

最近まで仏像のみに注目でしたが、応化身の役割を持つ仏像は堂内の荘厳を伴って、その意味と役割がと気付きました。

そうは言っても、仏像を展示の場合、お寺的環境は無理です。仏画は比較的良いとしても、仏像のみの展示されます。それはある意味片手落ちと気付き始めました。

東博11号室の通常展示には、丸い柱状の添景物があるのにお気づきでしょうか、その添景はお堂の丸柱と玻璃をデザインしているのです。

そして今回の雲や波の書割やバックの堂内や浄土を思わせるスクリーンに通常の添景の柱・梁の延長発展の意味合いが在るようです。

一見子供向けの企画の様ですが仏像が、浄土の見立てのお堂に祀られる重要な意味合いを気付かせてくれてました。

今まで、寺院に拝観より、良く見られます博物館展示が好みでしたが、一方での寺院・お堂での拝観の意味が重みを持ってきました。



今陳列の仏像の見所は、また機会が在りましたら話し合いましょう。また文字数の関係もありますので、午後の台東区生涯教育センターでの勉強会の報告は次回日記に致します。



取り急ぎの連絡のみ添付させて頂きます。

【急告】
ある方より11月22~23日の(1泊2日)格安京都観仏像ツアー19,000円のお誘いを受けました。ご一緒出来る方は至急ご一報ください!詳細説明します。申し込みを6日にされるそうです、ですので参加可能な方は大至急に応答連絡を願います。 拝観先は 開帳の広隆寺、青蓮院青不動がメインです。
【申込期限5日迄】です!