孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

「仏像愛好の集いin東博」は2月第二土曜の8日に開催します。

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2014年01月13日01:49
 
 
【2月第一土曜の1日はJR東海主催の「奈良学文化講座」と重なるため今回は特別に第2土曜日にずらします】

先ずは、どなた様も気楽にご参集下さい,途中参加・退席も自由です。現在の所、会費は在りません。(1月度は参集者は11名でした。)

★【募集:知識欲の方 集まって!】仏像趣味は、只眺め満足の観賞よりも、知って深く鑑賞したく思います、そのために皆さん、本を読み、講演・講座を受けられているかと、それで仏像の知識を得られていることでしょうが、講演・講座で疑問を質問できます?自分の誤解を正してもらえてますか?

光陰矢の如しでして、時間が在りません、そんな中、少しでも効率よく、多くを正しく知りたいものです。お仲間には、良く読書、講演で勉強の方が居ます。そしてまた鋭い感性、や知恵者が居ます。それら方には「独覚」のままで無く、あなたの知識・智慧を皆に配給して欲しいです。そして皆で、より良い仏像趣味を深めてまいりましょう。

とは云うものの、最初は聞くだけでも構いません、でも出来れば質問して欲しいです。それが勉強の近道ではないかと思いますます。そして知るほどに面白味は増す様です。

皆で勉強しましょう。

ご賛同の方のご参集を切望いたして居ます。


◆また仏像趣味初心の方には先輩が易しく教えてくれます。仏像趣味上達の近道です。


★★★★どなた様も、お気軽に御参集下さい。途中参加・途中退席自由です。★★★★


      ≪集合≫ 

[場所] 東京国立博物館 本館1F (玄関右脇)11号室前  http://blog-imgs-23.fc2.com/s/u/m/sumainoact/20080831111644.jpg
[時刻]10:00 
[携帯品] ご自分の発表の資料。


          ≪2月8日の「仏像愛好の集いin東博」の次第 ≫
           ※途中参加・退席自由です。


❶【彫刻室(11室) 陳列仏像の鑑賞】(10:00~11:00)
〈現陳列は3月2日(日)までです、展示品13点全てが重文です。 〉
クリックすると新しいウィンドウで開きます

❷ 「11号室の展示仏像に関してのディスカッション」
(11:00~11:20)於いて 隣室階段室 クリックすると新しいウィンドウで開きます

★各々が、鑑賞で感じたこと、見所を発表ください。
皆で鑑賞の見所を話し合いましょう。見所を抑え鑑賞すると、その素晴らしさが何倍も解かってきます。

❸ ディスカッションでの見所を再確認鑑賞
(11:20~11:55)

❹ 【昼食&雑談】(12:00~13:30)於 平成館 飲食・休息コーナー


 
 
 
◆次の仏像 拝観鑑賞会 ツアーの打合、希望を事前に準備し発表願います。
 

❺【勉強会】(13:30~16 :00頃) 

仏像の趣味にどの様な切り口があるか?自分の好きな仏像趣味を発表願います。



A ) 耽美的 仏像鑑賞

知識にとらわれず、仏像が素晴らしいと感じるは仏像趣味の基本ではないでしょうか?
 
 
B ) 図像学的 仏像鑑賞
作品鑑賞は、その作者の考えをくみ取るものかと…仏師は僧侶、儀軌に従って作造。
各尊の個別的、仏教の像の意味を知りましょう

C )美術史的考察
仏像史の勉強もしませんか? 各時代の特色を学び。その仏像位の製作時代を当てられる様になりましょう。

D)文化史的仏像考察
この仏像は日本仏教史的にどんな時代の仏像でどんな思想の下に造像され信仰されたか知りたく思います。

●それぞれの切り口での勉強の仕方、その順序に付いて話し合いましょう!
● 集いの進め方などに、御意見ご希望など在りましたらお寄せ名が居ます。

   
◆ 1月の集いに運慶・慶派の勉強の準備をAさんがされてましたのに、初詣企画に押されてできませんでした。
運慶・慶派の勉強をしたく思いますが2月の集いにAさんご都合付かずで御欠席の由、3月に高説を拝聴したく思います。

◆16日より3日間、K企画の関西仏像拝観ツアーに参加させて頂きます。

北向不動院京都市伏見区
不動明王坐像 重文  平安後期 檜寄木 康助作

遍照寺(京都市右京区
不動明王坐像 重文 藤原 木造、彩色
・十一面観音立像 重文   藤原 一木造、漆箔
金剛院(京都府舞鶴市
金剛力士像 重文 鎌倉 木造彩色
阿弥陀如来坐像 重文 鎌倉 木造、漆箔
・執金剛神立像 重文 鎌倉 木造、彩色、玉眼、
東大寺像模刻、快慶作)
深沙大将立像 重文 鎌倉 木造、彩色、玉眼、快慶作
増長天立像   重文 藤原 木造、彩色
多聞天立像   重文 藤原 木造、彩色

三室戸寺宇治市
阿弥陀三尊像 重文 藤原 木造、漆箔、脇侍菩薩は跪座
・釈迦如来立像 重文 藤原 木造、彩色、切金、
(清涼寺式模刻像最初の例)
毘沙門天立像 重文 藤原 木造、彩色

西導寺(宇治市
薬師如来坐像 重文 藤原 木造、漆箔、
毘沙門天立像 重文 藤原 木造、彩色

橋寺放生院 (宇治市
地蔵菩薩立像 重文 鎌倉 檜寄木造、粉瘤、彩色、玉眼
・動明王立像  重文 平安 木造、古色
清凉寺式釈迦如来立像・八臂弁財天像)
四天王寺大阪府天王寺区
新春名宝展 

大念寺(大山崎町
阿弥陀如来立像 重文 鎌倉 檜割矧ぎ造、玉眼、
宝積寺(大山崎町
金剛力士立像 重文 鎌倉 木造
・十一面観音立像 重文 鎌倉 木造漆箔玉眼、院範・院雲作
毘沙門天立像 重文 鎌倉 木造、彩色
・千手観音立像 重文 鎌倉 木造、彩色
・閻魔像      重文 鎌倉 木造、彩色、玉眼
・冥府役人像   重文 鎌倉 木造、彩色、玉眼



その報告を予定します。

◆ Kさんが1月25日に大船の北条泰時の極楽浄土への願いを込めた阿弥陀三尊像(清泉女子大の山本勉氏が2012年、台座に仁治3年(1242)の銘文墨書発見で、肥後貞慶に作風近いという)拝観される予定です。同日は秘仏文殊菩薩が開帳されるそうです。

其処から近くの成福寺で美仏の虚空蔵菩薩室町時代d市文化財)にも立ち寄るそうで、 それらの拝観報告宜しくお願いします。
 

● なお仏像に関してならば何でも発言して下さい。また質問・疑問があれば提示ください、皆で考えてみましょう!

東博 日本美術ジャンル別彫刻の展示内容、本館 11室( 2013年12月3日(火) ~ 2014年3月2日(日))
に付いては、前の日記『(新年オフ会に11人参集!!) 1月第一土曜4日の「仏像愛好の集いin東博」報告』
に書いてます。宜しければご参照ください。


★尚、仏像愛好 芝 進(孤思庵)のブログ - Yahoo!ブログblogs.yahoo.co.jp/susumu_shiba の方では文中に関連画像がご覧になれます。

★【ご注意】 投稿や企画変更で日記内容は時々編集致してます。ご了承願います。









東博 日本美術ジャンル別彫刻の展示内容 
本館 11室 2013年12月3日(火) ~ 2014年3月2日(日) 



※以下はトーハクHPより抜粋転載です。

江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材は木が圧倒的に多いことが日本の大きな特色です。飛鳥時代奈良時代は都のあった奈良のほかの地域の作例は限られますが、平安時代以降は仏教の普及とともに全国的に造像が展開しました。しかし造形的には南北朝時代以降は衰退しました。この部屋では平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示し、日本彫刻の魅力をご覧いただきます。

展示作品リスト 13件

重文 八幡三神坐像 八幡神坐像 1躯 慶(鏡)覚作 鎌倉時代・嘉暦元年(1326) 島根・赤穴八幡宮

重文 獅子 1躯 平安時代・12世紀 広島・吉備津神社

重文 獅子・狛犬 1対 平安時代・11世紀 奈良・薬師寺

重文 八幡三神坐像 息長足姫坐像 1躯 慶(鏡)覚作 鎌倉時代・嘉暦元年(1326) 島根・赤穴八幡宮

重文 八幡三神坐像 比売神坐像 1躯 慶(鏡)覚作 鎌倉時代・嘉暦元年(1326) 島根・赤穴八幡宮

重文 十一面観音菩薩立像 1躯 平安時代・9世紀 奈良・秋篠寺蔵

重文 聖観音菩薩立像 1躯 平安時代・9~10世紀 大阪・観心寺

●重文 不動明王立像 1躯 平安時代・11世紀 C-1525

◆重文 大日如来坐像 1躯 平安時代・11世紀 C-311

重文 毘沙門天立像 1躯 平安時代・9世紀 和歌山・道成寺
_
重文 天王立像 1躯 京都府亀岡市大宮神社伝来 平安時代・10~11世紀 文化庁

重文 十一面観音菩薩立像 1躯 平安時代・9世紀 奈良・子嶋寺蔵

重文 十一面観音菩薩立像 1躯 平安時代・10~11世紀 奈良・薬師寺



不動明王立像(木造,彩色)像高165.2 平安時代 11世紀 重文 C1525

不動十九観様の形式にしたがう不動明王像ですが,表情や体つきにみられる,おっとりした諧謔味のある作風にはまだ型にはまらないおおらかな趣が感じられます。ヒノキ材の割矧ぎ造り。光背に「南□西来寺」と読める墨書がありますが,この寺については不明です。


◆木造大日如来坐像(木造,彩色)像高93.9 平安時代 11世紀 重文 C-311

胸の前で智拳印(ちけんいん)という印を結ぶ金剛界大日如来像。密教で精神世界の構成をあらわす金剛界曼荼羅の中心尊である。ヒノキ材の寄木造り。ふっくりとした丸顔、伏した眼、小さい唇、厚みのない体や起伏の少ないおだやかな肉どり、なだらかな衣文に、平安時代後期の特色がみられる。台座も大部分は像の製作時のものである 。
 
 
D)文化史的仏像考察
この仏像は日本仏教史的にどんな時代の仏像でどんな思想の下に造像され信仰されたか知りたく思います。

●それぞれの切り口での勉強の仕方、その順序に付いて話し合いましょう!


● 集いの進め方などに、御意見ご希望など在りましたらお寄せ名が居ます。
   




東博 日本美術ジャンル別彫刻の展示内容 
本館 11室 2013年12月3日(火) ~ 2014年3月2日(日)


前の日記『(新年オフ会に11人参集!!) 1月第一土曜4日の「仏像愛好の集いin東博」報告』
をご参照ください。

※以下はトーハクHPより抜粋転載です。

江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材は木が圧倒的に多いことが日本の大きな特色です。飛鳥時代奈良時代は都のあった奈良のほかの地域の作例は限られますが、平安時代以降は仏教の普及とともに全国的に造像が展開しました。しかし造形的には南北朝時代以降は衰退しました。この部屋では平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示し、日本彫刻の魅力をご覧いただきます。

展示作品リスト 13件

重文 八幡三神坐像 八幡神坐像 1躯 慶(鏡)覚作 鎌倉時代・嘉暦元年(1326) 島根・赤穴八幡宮

重文 獅子 1躯 平安時代・12世紀 広島・吉備津神社

重文 獅子・狛犬 1対 平安時代・11世紀 奈良・薬師寺

重文 八幡三神坐像 息長足姫坐像 1躯 慶(鏡)覚作 鎌倉時代・嘉暦元年(1326) 島根・赤穴八幡宮

重文 八幡三神坐像 比売神坐像 1躯 慶(鏡)覚作 鎌倉時代・嘉暦元年(1326) 島根・赤穴八幡宮

重文 十一面観音菩薩立像 1躯 平安時代・9世紀 奈良・秋篠寺蔵

重文 聖観音菩薩立像 1躯 平安時代・9~10世紀 大阪・観心寺

●重文 不動明王立像 1躯 平安時代・11世紀 C-1525

◆重文 大日如来坐像 1躯 平安時代・11世紀 C-311

重文 毘沙門天立像 1躯 平安時代・9世紀 和歌山・道成寺
_
重文 天王立像 1躯 京都府亀岡市大宮神社伝来 平安時代・10~11世紀 文化庁

重文 十一面観音菩薩立像 1躯 平安時代・9世紀 奈良・子嶋寺蔵

重文 十一面観音菩薩立像 1躯 平安時代・10~11世紀 奈良・薬師寺



不動明王立像(木造,彩色)像高165.2 平安時代 11世紀 重文 C1525 クリックすると新しいウィンドウで開きます

不動十九観様の形式にしたがう不動明王像ですが,表情や体つきにみられる,おっとりした諧謔味のある作風にはまだ型にはまらないおおらかな趣が感じられます。ヒノキ材の割矧ぎ造り。光背に「南□西来寺」と読める墨書がありますが,この寺については不明です。


◆木造大日如来坐像(木造,彩色)像高93.9 平安時代 11世紀 重文 C-311
クリックすると新しいウィンドウで開きます
胸の前で智拳印(ちけんいん)という印を結ぶ金剛界大日如来像。密教で精神世界の構成をあらわす金剛界曼荼羅の中心尊である。ヒノキ材の寄木造り。ふっくりとした丸顔、伏した眼、小さい唇、厚みのない体や起伏の少ないおだやかな肉どり、なだらかな衣文に、平安時代後期の特色がみられる。台座も大部分は像の製作時のものである。
 
東博 日本美術ジャンル別彫刻の展示内容詳細については、前の日記『(新年オフ会に11人参集!!) 1月第一土曜4日の「仏像愛好の集いin東博」報告』 に書いてます、宜しければご参照ください。