薬師寺東京別院で『唯識』の連続法話が始まります。

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昨日　薬師寺東京別院の１２日定例の「大般若経転読 法要と法話」導師・法話 山 田 法 胤管主に行きました。今年初めての会で、普段の倍もの参詣者が居ました。

 

山 田 法 胤管主の説法は今年の甲午に関してのお話でした。 昨年までは般若心経の解説の法話でしたが、いよいよ来月からは法相宗の主教学『唯識』の講説が始まります。

以前に奈良興福寺文化講座（東京） で何度か夛川 俊映　興福寺貫首の『唯識三十頌』を 、それをまとめた『成唯識論』を交えた講説を受けまして、唯識の心の分析の凄さに感心しました。

夛川貫首のは　生真面目で懇篤な講説でした。 一方の山 田 管主の般若心経はウィットに富んだ、飽きさせない名調子ですので、難しい「唯識」をいかに楽しく料理してくれるか楽しみです。

興福寺の講座は途中からでしたが、薬師寺では初めから聞けそうで嬉しいです。 きっと飽きさせないで難しい唯識を理解させてくれるでしょう・・・・！

唯識入門に関心の方には良い入口に成るように思えます。

 

 

 

 

尚、当寺では今、本尊の薬師坐像に台座と日光・月光の両脇侍を補う事業を東京藝大に依頼で進行中です。　現代の造仏の次第が分りました。脇侍は今年に安置開眼だそうです。

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★　２月の「仏像愛好の集いin東博」は特別で第２土曜日の８日に開催します。　詳細は前の日記を参照願います。