孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

「仏像愛好の集いin東博」 11月例会報告と12月度の予定 告知

●11月17日(土)の人形町の大観音寺 鉄仏観音頭部の拝観と東博11室鑑賞の企画には女性陣5名と男性2名の参加を頂きました。
 
鉄仏観音頭部のご開帳は毎月17日との事で企画しましたが、驚いた事にその拝観の鉄仏観音頭部は正面を向いていませんでした。あの3月11日の震災で大観音寺の仏頭は幸い倒れる事は無かったのですが、8分の1(角度にして40度ほど右回転し、東を向いてしまっていたのでした。
 
戻そうとて丈六ほどの鉄仏の頭部、重さはかなりのもので、しかも狭い厨子の中、容易に戻せない、信者とも相談し、3月11日の震災のモニュメント的に元の正面向きには治さないで、そのままにする事としたそうです。 そして毎月17日の開帳に加え、地震日の11日もご開帳をする事になり。毎月2回の開帳となっているそうです。
 
そしてこの斜めのお顔の方が美しいとの声が上がっているそうで、当日もなかなかの美形のお顔に感ぜられました。
 
退官後、次のスケジュールに移る途中、上野駅構内の貴賓室をリニューアルしてレストランとしたブラッスリー レカン(フランス料理)http://image1-3.tabelog.k-img.com/restaurant/images/Rvw/13477/13477055.jpg
でワイン付きの少しだけ豪華な昼食を取り、東博に向かいました。東博では美しい仏像を堪能と見所のディスカッションはいつもの通りでした。そんな中、最近お仲間に入った方の見識も傾聴でした。
 
スケジュール後半に。お一人は開催中の特別展「出雲―聖地の至宝―」観覧のため早退と成りました。私は前日に同展を下見してありましたので、残られた方には2000年に出雲大社の境内から出土した宇豆柱(うづばしら)=巨大な杉の丸太を3本束http://www.tnm.jp/uploads/r_exhibition/exhibition/LIST_3216.jpgなどの展示内容を 同展のパンフレットを見ながらご説明しました。
 
そしてアフターの仏像談義・その他の懇親会は6名でファミレスで、麦焼酎中心に夜10時半ごろまで続きました。
 
尚お一人の方がAMに東博に行ったが会えなかったとのメールを夕刻に戴き、途中のスケジュール変更(当ブログ広報)が伝わらずで、大変なご迷惑をお掛けしてしまった事が判明しました。お詫びします。
 
 
◆11月18日(日)の集は女性6名、男性3名の参加を頂きました。文京区大塚の護国寺 本尊如意輪観音
のご開帳拝観、その他の本堂内の仏像を拝観しました。仏像個々にさほどの秀作名品は在りませんが、大壇、護摩壇、法具、懸仏、華鬘etcに真言寺院(豊山派)の大本山としての雰囲気があり、それを満喫しました。
 
拝観後に近くのファミレルにて1時間の仏像談義や外の懇親茶話会。その後 女性3名は浮世絵太田記念美術館にて開催の特別展「月岡芳年」に向かわれました。仏像から「無残絵」
迄とは・・・巾が広いですねッ!
 
男性2名は、川崎大師教学研究所で開催された講演会「曼荼羅を読み解く~図像が語る慈悲と智慧の世界~」 
を受講、前回は同講師の自分のお寺でされた講演を聞かれた方の評では、今回の方が自身のお寺の話が無くて良かったとの事でした。ホームグランドとは相違の川崎大師教学研究所と言う場所でしたので、遠慮されたのでしょう・・・・。此方の講演会のみけ参加の男性仲間と合流、3名と成った男性陣は、例によって、またファミレスで麦楽(麦焼酎)でのアルコール懇親会を2時間半ほど・・・・・、勿論、仏像のお話しもしましたョ!。
 
 
★来月12月の「仏像愛好の集いin東博」は、15日(土)と16日(日)の両日に予定します。勝手ですが3名未満の少人数の場合は中止とします。そのためお手数ですがご出席の方は、方法を問いませんので、ご一報お願いします。両日とも①12月に展示喚え成った11号室の仏像鑑賞、見所のディスカッションと②仏像の図像学、今回は地蔵菩薩をテーマのディスカッションを行いたいと思ってます。(ある方がこの処、地蔵菩薩に興味との事をお聞きしたので・・・) 
 
また外にも、ご意見 ご提案もお寄せ下さい。それにより日程やテーマに変更の場合は、このブログで広報します。ですので時々に、このブログのチェックをお願いします。日にち別の参加予定人数の経過も掲載します。