孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

Takさんからの投稿 6/2  これからの行事予定ほか。



61日の「仏像愛好の集い」定例会には参加出来ず失礼しました。私にとって「6/4記念日」は充実していました。
 
金沢文庫・特別展「聖徳太子信仰―鎌倉仏教の基層と尾道浄土寺の名宝―」:
*まだ金沢文庫美術館のHPには発表されていないようですがご案内します。 921日(土)~1117日(日)
「東洋学」パンフレット:(画像一番下に次回開催案内記事アリ)  
尾道浄土寺」サイト:    http://www.ermjp.com/j/temple/    
*瀬谷学芸員に先月に奈良博でお会いした際の情報で、私は2年前の5月に「尾道浄土寺」の開扉を拝観して、その後も指定になった際の行事に伺ったことがあり、当寺で拝観した聖徳太子像ほか諸尊も記憶にあり、展覧会を楽しみにしています。
 
 
金沢文庫常福寺の仏像」展関連・月例講座:
630日(日) 13301500 講師:瀬谷貴之主任学芸員 
事前申込で抽選による聴講方式です。当落は616日以降予定です。
77日(日)13301500  講師仲田昭一・那珂市歴史民俗資料館館長
事前申込で抽選による聴講方式です。当�遒��首鞜�瘤臀杜㏄咯脅�鞜郛月23日以降予定です。
 
 
●「長浜KANNNON HOUSE」 仏さま展示替え:
長浜KANNNON HOUSEサイト:  
528日から新しい仏さまがお出ましになられています。
 
 
●「国宝事典」(第4版、文化財保護法施行65周年記念出版、文化庁協力、便利堂刊、420日刊行):
国宝事典案内サイト:   https://www.kokuho-jiten.com/ 
B5版・上製函入り・754ページ、¥8,500+税 
私は、京博1階ショップの店頭で既に販売しているのを立ち読みしました。函入り・ハード表紙装丁のしっかりした書物です。ザッと見たところ浅学な私には十分な解説書ではありますが、「集いの会」の皆さんが定例会での勉強や一般に出回っている美術専門書などで既にいろいろと見聞きされている知見を超えるものではなさそうです。特に彫像分野においてはもっと掘り下げた解説が無いと、皆さんには消化不良・不足かもしれません。ただ幅広いジャンルの指定作例を広く知り得る知識・教養としては格好の書物かもしれません。価格が高いのが玉に瑕だが、すべての指定作例を網羅していることを考えると意味はあるかも。彫像以外の勉強に役に立つかも?
 
 
●奈良博・サンデートーク「再び、空海の舎利信仰の源流について」(内藤榮学芸部長):
721日(日) 14001530 先着順(例によって1230~正面玄関前にて整理券入手が必要)
奈良博サンデートーク案内:  
奈良博・定例の「サンデートーク」で、私が最初に奈良博で講義を受けたのが内藤榮部長の「舎利信仰について」でした。当時講義後の挨拶で「鹿園雑集」に掲載した論文を教えて頂いたことがあります。
 
 
●奈良博・サンデートーク文化財を科学するⅥ」(鳥越俊行保存指導室長):
818日(日) 14001530  先着順(例によって1230~正面玄関前にて整理券入手が必要)
鳥越室長は、奈良博での科学的な調査・解析の責任者として多くの彫像他の最新機器による調査を行なって業績を発表されています。今回は特に「MUSEUM」誌676号の興福寺における廃仏希釈時の調査(山口隆介・宮崎幹子共同発表)の追跡調査で明らかにされた、法徳寺・地蔵菩薩立像及び「法徳寺の仏像」展での調査を中心に説明があるそうです。
「法徳寺の仏像」展サイト: 
同上パンフレット:  
 
 
●「百済金銅観音菩薩立像:日中韓の仏像の行方の顛末」
ニュースサイト(1): 
ニュースサイト(2):   http://japan.hani.co.kr/arti/culture/31176.html  
ニュースサイト(3):   http://japan.hani.co.kr/arti/culture/33389.html  
61日(土)の「YAHOO!ニュース」(国際)の中で経緯がいろいろと記されています。私が昨年夏に知った時からそれ以降の騒動に決着が付いたのでしょうか?とにかく上記サイトをご覧いただければ仏さまが如何に素晴らしいものかが分かりますが、専門家も一応鑑定されているのでしょうか?為念ながら一応(1)、(2)、(3)の記事はすべて韓国側からのものですので、日本人蒐集・所蔵者のことなど日本での情報は不明です。以前「対馬での仏像盗難」問題もまだ未解決ですが、仏さま自身は知らぬこととはいえ国際問題にならないように祈ります。
 
 
201962日 AM030   Tak