孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

二月二日の 定期勉強会に、 下段の講演会の 配布資料と、とられたノート をご持参願います!

★ 二月二日の 「仏像愛好の集」定期 勉強会に、 1月26日の下段の講演会を受講の方は、その 配布資料と、取られたノート を持参ください!    m(__)m

1月に受講しました。 講座の報告です。    仏像の関連勉強で、 仏教の 勉強の為、 興福寺文化講座(東京)に 我同胞の受講 参集が結構あり、 一時は、5名を超える状況と増えてきていたのですが、、 秋頃より、開催時刻がPM5:30 ~ で、 終了時刻は pm8:00と成るのがネックと成るのでは?で、 秋頃より参集のメンバ^は減少が続き、12月13日には、 私一人と為ってしまい、 続いて 前回の1月17日,この日も、私一人と成るてしまいました。 でもその日の講座、「お釈迦さまはかく語りきー漢訳 発句経 を読む(2) 」 興福寺貫首 森谷英俊は 釈迦の仏教の勉強で、 テーラワーダ仏教的で、仏教人生論的で、私達には わかりやすく面白かったです。

一方 その内容の難解さは,くらべものでない 東洋大学学長による土曜講座 「空海『秘蔵宝鑰』に沿って 」の方は メンバー参集が盛況でして、5回連続の最終回の1月26日の   「仏像愛好の集」のメンバーの受講は 5名でした。 その日のテーマは 「密教とは何か」でして・・・、  勿論 その講義の説明は上手に出来はずは有りませんが、無理してコピぺしてみますなら、仏教には、二種会って、応化の開設の方を 顕教という。此方は、 ことば 顕略にして、機にかなえ。 と、 もう一つの 法仏の談話(だんかい) これを密教という。ことば密奥にして実説なり。云々・・・、『秘蔵宝鑰』の秘密荘厳心の説明によれば、いかに密教の修行が優れているかが 中心に説かれている。(中略)  密教の修行には、(阿字観、五相成身観、三密加地持 等が在り、これらの実際を知りたければ、真言宗の真正の師に就いて学ぶべきである 、 との事で、我々 部外の者にとっては、とても手に負えない感で有ります。 密教の説明で、よく聞きますのが、『即身成仏』の思想ですが、 其れは、今まで想像していた  短時間で悟れるということの 解釈とは相違でして、  即は時間の短さではなしに、すでにの意味で、修行者も 仏と同様に すでに成仏しているという 思想の様です。 「ほとけの悟り」、その悟りの説明は 人間的で在るはずもなく、とても難解で、言葉で説明できるものではないようです。 この 『即身成仏』には、仏道のすべてが籠められている。この『即身成仏』の四字に 無辺の議を顕わす。 一切の仏法は此の一句を出でず。と言うのです。   かように難解の教書でして、学長による その解説も難解でしたが、幸い 硯学の我同胞メンバーが受講され、拝見しますに 多くメモを取られてましたので・・・、来たる 2月2日の勉強会にて、受講のディスカッションを致し、講義内容を少しでも理解致したく思う次第です。 よろしくご教授 お願いします。 配布資料と記録ノート持参で参席頂き、ご説明、ご教授して頂きたく 存じます。
『即身成仏』を 修行者が時間を掛けずに、早く悟れると理解してましたが、 この即とは短時間の意味ではなく 既にの意味の様です。 即を調べてみましたなら、仏教用語では。2つのものが融合して離れないこと。相即ともいう。次の3種がある。 (1) 2つの別の物が相合して離れないこと,(2) 表面上は別の物に見えても裏面は同一物ということ,(3) ある物がそのまま他の物であるということ。 とありまして、上で云う2つのものとは、仏(法身仏)と修行者でして、修行者は、既に悟って居て、仏と同一である、覚っているとの考えの様です。即身成仏とは現実世界のこの身のままですぐに仏になること。父母から生じた身体で,すなわちそのまま大悟に成ると云うこと それよりも・・・、修行者は仏と同一である.との考え方の様です。 つまり すぐに悟れると云うより、既に覚っているとの 考えの様です。 梵我一如なのですね! 曼荼羅に多くの仏達がいまして、修行者自身も曼荼羅に居ると云うことの様です。これまで 曼荼羅は理解不能の手におえないものでしたが、仏世界のコスモ、宇宙観であり、 そう理解で、落ち着けるようです。、密教曼荼羅の理解と言ってしまっても過言でないようです。  とんでもなく難解と思えます密教 其れを 放棄しないで、少し みんなでディスカッションしてみるは 如何でしょうか?


また、東洋大の後の、その午後には清泉女子大に向かい、同大学  山本 勉 教授の一日講座受講、『院派仏師』の受講梯子をしました。
此方も我「仏像愛好の集」のメンバーが 五人が参加してました。
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仏師の系譜といえば運慶・快慶を輩出した慶派が有名ですが、平安後期以来、江戸時代にいたる系譜の知られる院派のことも忘れるわけにはゆきません。院派は定朝の子覚助の弟子院助(?~ 1108)を始祖とする一派です。京都に仏所をかまえ主に院や貴族のための造仏に従事して、鎌倉中期まで京都では最も力をもち、各派仏師が参加した蓮華王院本堂(三十三間堂)の再興造像でもこの派が最多数を占めます。南北朝時代には禅宗寺院や室町幕府と結んで全国で活動しました。日本仏像史のなかでこの一派の命脈や作風の変遷をたどります。 との趣旨、内容のの講義でした。

慶派の講演は、これまでに多く受講しましたが、 今回は院派です。  定朝・覚助・院助 の院派  だけでなく、定朝・長勢 ・円勢の 円派  と  其れから馴染みの 定朝・頼助 ・康助の奈良仏師(慶派)。  それ等の三派仏師集団 全般にわたる講座でして、 時代の経過に伴う、それぞれの作風の変化なども有り、とても面白かったです。 此方も 受講のメンバー方と共に、配布資料と皆さんのノートとで、 復習を ディスカッション形式で行えたらと思います。 皆さん資料とノートを ご持参のうえ、ディスカッションに ご協力をお願います。