孤思庵の仏像ブログ

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Takさん投稿 10/20 刀剣に関する展覧会。 入手図書報告。

Takさんの投稿 10/20    刀剣に関する展覧会。 入手図書報告

「目の眼」誌・11月号の特集について:
京博「京のかたなー匠のわざと雅のこころー」展の特集です。
京博展覧会HP : 
公式サイトHP : 
展示リスト:   
30年(2018年)929日(土)~1125日(日) 9301800 月曜休館�‘�賣繊��首鞜�瘤臀杜㏄咯卯軌絢�鞜郛円
仏像だけでなく刀剣などにも関心・興味のある方には格好な展覧会であり、本誌の特集です。誌面にはカラー画像で画面一杯に編集された多くの刀剣は、素人の私でも圧倒されてそのシャープさには感銘をおぼえます。京博展覧会の紹介では「平成知新館全館を使った圧倒的展示」と銘打って、「日本刀と仏像の不思議な邂逅 刀剣以外からの一次資料も豊富に」と関連する古文書や屏風や武将画像など時代を映した普段はあまり眼に出来ないような資料が多いということです。
 
他にも、刀剣関係の展覧会が各地で開催されます。誌面から抜粋します。各ページは京博同様にカラー画像で紹介されています。
ふくやま美術館「筑前左文字の名刀」 
1111日(日)~129日(日)(広島県福山市
美術館案内:  
 
桑名市博物館「村正Ⅱ-村正と五箇伝」 
106日(土)~1125日(日)(三重県桑名市
博物館案内:  
 
刀剣博物館「諸国漫遊―多彩なるお国拵と日本刀五ヶ伝を巡る旅―」 
1013日(土)~1224日(月・祝)(東京都墨田区両国)
博物館案内: 
 
 
「目の眼」誌・11月号記事紹(特集以外):
上原美術館仏教美術館「伊豆の平安仏―半島に花ひらいた仏教文化」:
922日(土)~129日(日) 9001700 展覧会開催期間中は無休 入館料・1,000
美術館案内:  
 
「ほっとけない仏たち」龍泉寺阿弥陀如来立像(三重・四日市市青木淳多摩美大教授:
四日市市富田一色町龍泉寺に伝来するという阿弥陀如来立像は、全身を覆う着衣が体に纏わりつくように流れていて、その特徴はいわゆる中世の宋朝用と言われるものだった。ただ、その異様でありながらも美麗な感じは、これまで出会ったことのない、言うなれば怪奇なものであった。その胎内には、美しい結縁経とやはり宋朝様の阿弥陀仏が描かれた印仏が納められていた。』
 
 
最近の図書入手の報告です: (1019日に隣人から頂戴しました。他にも数冊頂戴しましたが3冊のみ紹介します。)
1「仏像の再発見 鑑定への道」西村公朝著 吉川弘文館 昭和51510日第二刷発行 440ページ
『著者は、故岡倉天心先生の遺業を継承した前美術院国宝修理所長で、東京藝術大学教授として、多年日本の国宝・重要文化財の修理保存のために、かつ後継者の指導育成のために精魂をうちこんでこられ、今や仏像修理技術の最高峰と認められている人である。破損した古佛に接したときの氏は、尊敬と愛情をこめて精密な観察をとげ、制作された時代の宗教精神が如何に造形化せられているかを見極めた上で、各時代の尊像の体を、手を、足を、自ら何千躰と繕われたことか』、『この得難き古仏の理解者、研究者、そして実際の修理経験者がまとめられた〈仏像の再発見〉の出版に、大きな期待をもつものは、わたくし一人ではあるまい。謹直にして、しかも情熱的な著者の人柄を知るわたくしは、敢て自信をもって、古仏像の愛好者にも、歴史学者にも、広く一読をすすめて序文とする。』塚本善隆・記 
*��訐�濱沼叱��佞涼�颪如∧�気泙料鋿屬箜読�未陵夕阿篁�紊砲茲詈兪��団А蔑磴┐仄�粥�窿檗Å ∧�Г覆鼻法�絨瓩琉磴い簔緤�凌涓髻△覆匹覆匹�燭�凌涓鬚伐菫釮農睫世鬚靴討い泙后��係鼎せ駑舛箸覆蠅泙垢掘∈廼瓩慮Φ羲圓砲眤燭�粒惱冢席犬覆匹�个討い泙垢里如∋温幼�戮砲呂覆襪�隼廚辰討い泙后��首鞜�瘤臀杜㏄咯種咋昭�咋昭�鞜郛鹿齔瘤昭�昭�赱齠粛齒麗鴉瘡昭齔瘤��跂洲肬銓∮蝴綺臼�頸Ь参考画像: IMG_7847、 IMG_7850
 
2大和名所圖會」秋里籬島・著 日本資料刊行会・刊 昭和51622日初版発行 716ページ
『「大和名所圖會」は靑丹よし奈良の郁を中心として、大和一圓十郡に亙る名勝古跡の圖解地誌にして、全六巻七冊、寛政三年の編纂に係る。著者は秋里籬島、晝手は春朝齊竹原信繁なり。我國の名所霊地に富める、山城大和の二國に如くなし、…』原田幹・校訂
*大和地域の寺院仏閣、古史蹟にまつわる伝記や説話をもとにした図説や、当時の地域の風景や伽藍の様子を図説しているものです。各項目ごとに説明文と挿絵のような版画図絵が対になって、多くの場所を紹介している「地誌」です。今回頂戴した「図絵」は、大正85月に校訂されたものですが、「初めに」に相当する「例言」には、原本は寛政3年(1791年)の編纂のものだそうです。ちなみに図書に挟まれたメモ用紙には、「江戸市中銭湯の男女混浴禁止令施行、同時期の著名人に伊能忠敬葛飾北斎喜多川歌麿」との記事アリ。
参考画像: IMG_7858、 IMG_7861、 IMG_7861
 
3「南都逍遥」安藤更生・著 中央公論美術出版・刊 昭和451213日・発行 210ページ
『安藤更生は、中学生時代から會津八一の薫陶をうけ、終生、その人と学芸を敬慕した。そのことは、本書の諸篇の随処にあきらかである。かれのパーソナリティ、かれの性情や発想にいたるまで、よい意味で、會津八一の指導の痕跡を感じさせ�覆い發里呂覆ぁ�修了佞寮鎖世旅碆欧函△修猟鏤劼寮深造藩イ譴榛庸修箸侶觜腓髻�票圓蓮∨椽颪里覆�妨�个垢海箸任△蹐Α��譴虜能蕕痢��兒乏愿�叛咾蓮��市い�藐��靴拭愡扱酘押戮函愴�兒望紊瞭猯蒜酳�曄戮瞭鹵�任△襦�帖�修梁召僚�咾脇猯蛭�儻Φ羈飴砲箸發いΔ戮④發里如△箸蠅錣院�鋧抜曚里海函�猯標堵�兌命浸砲砲�韻觜�M�囲此⊂�鄒華�△里海箸覆匹蓮�惰9浩犬瞭斑転紊力段舛箸い┐襪世蹐Α�抖楡酘厖此Φ��首鞜�瘤臀杜㏄咯種咋昭�咋昭�鞜郛鹿齔瘤昭�昭�赱齠粛齒麗鴉瘡昭齔瘤��跂洲肬銓∮蝴綺臼�頸Ь*私が會津八一の次にひいきにしている文筆家・研究者がこの安藤更生です。會津八一と一体化したような人物として何故か惹かれるのです。この人も日吉館の常連でした。
参考画像: IMG_7889
 
 
20181020日 AM1:00  Tak