仏像愛好の集 第3回美術史分科会の開催案内

仏像愛好の集 Mさん からの分科会の開催案内の投稿です。

第3回美術史分科会の開催案内

 

掲載内容

 

開催日時：4月14日（土）13:00～17:00

場所：台東区生涯学習センター 307会議室

テーマ：①新指定国宝・重要文化財（彫刻）に関する解説

②転法輪鈔に関する解説

③その他　彫刻史に関する最近の話題（何かあれば）

 

①については、4/17からの東博特別陳列に出品される作品、パネル展示のみで出品されない作品、追加指定のため文化庁のHPに公表されていない作品（3件）のうちで、資料があるものについて説明します。

②の転法輪鈔については、佐原市歴博所蔵の転法輪鈔（伊豆堂供養表白）、願成就院運慶仏の納入銘札の銘文、吾妻鏡の3史料を比較しながら、北条時政による願成就院諸仏発願の意図について話します。また、鎌蔵薬師堂供養表白（永福寺）、鎌蔵塔供養表白（鶴岡八幡宮寺）と運慶の関係（ともに歴博本転法輪鈔）、後白河院発願の清凉寺釈迦模刻と人間（じんかん）の工匠（快慶？）について歴博本ではない転法輪鈔を使って説明します。

③については、時間があれば彫刻史に関する最近の話題について話をします。

 

出席される方はサークルスクェアの参加表明掲示板に記入してください。出席しない人は記入不要ですが、資料だけ必要という方はその旨を書いてください。（但し、私は5月の定例会は欠席予定なので、資料を渡せるのは6月か7月になります。東博の新指定文化財展示には間に合わないのでご了解ください。）

出席投稿の締切は、資料のコピーをする時間の都合により、4/12（木）の夜までとします。