興福寺文化講座 および 興福寺 催しの案内
【仏像愛好の集めんばーのTakさん からの投稿です。】
先日「興福寺文化講座」(新宿)の4月〜6月の開催予定を一部のメンバーの方にご案内していますが、お寺から正式に案内が来ましたので、ここにご連絡します。参加されている皆さんのお手元にも届いているかもしれませんが、とりあえずご案内します。
ちなみに、講座の会場となっている新宿の「文化服装学院」については、ロンドンを拠点とするウェブ媒体「ビジネス・オブ・ファッション」(BoF)が世界のファッションスクールランキングを発表し、「文化服装学院」が総合2位を獲得した、と発表されていました。選考基準は、世界的な影響力、学習環境、長期的な価値で、大勢の調査者により評価され、学習環境、長期的な価値の分野でトップとなり、世界的なスクールを抑えて、第2位にランキングされたそうです。
H30年4月19日(木)「興福寺古儀・薪御能」執事長・多川良俊師
H30年7月19日(木)「興福寺 明治から平成」執事・辻明俊師
H30年8月9日(木)「中金堂と法相宗」教学部員・Saile暁映師
H30年4月14日(土)「法相二巻鈔に学ぶ」執事長・多川良俊師
H30年7月14日(土)「中金堂四天王像と運慶」大阪大学大学院教授・藤岡穣氏
H30年8月11日(土)「中金堂の鎮壇具と屋根瓦」興福寺境内管理員・藪中五百樹氏
*私は鈴木嘉吉氏(寺院建築の調査・保存の第一人者)にお会いした事が無いので、是非聴講したいと思っています。また、藤岡穣先生、山口隆介先生の講座も興味津々です。
〇興福寺・北円堂開扉:H30年4月21日(土)〜5月6日(日) 9:00〜17:00(有料)
〇南円堂公開の要望:
過日、南円堂内安置寺宝の変更に伴う企画として、私から非公式に寺側に申し出ました。興福寺の金子啓明国宝館長(3月末日までなので)ほか幹部の方数名に、「南円堂の開扉」は毎年10月の一日の仏法行事に合わせた日時だけだが、すでに南円堂に安置完了されている四天王像、法相祖像などを一堂に会した形で、東博・新指定文化財展示期間を過ぎてから、しかるべき近い時期(盛夏になる前まで)に1か月でもよいので公開して欲しい。狭い堂内で当然混雑すると思われるので、出来れば拝観者の事前申込抽選や一日の入場制限を行うなどの対策を行なってでも実現して欲しい、旨の要望を非公式ながら要望しました。
2018年3月23日(金)0:30 Tak