投稿 『最近の報告と、今後の予定です。」 by Takさん
「仏像愛好の集」のTakさんより 投稿が在りました。
【以下、Takさんの投稿文です】
11月12日（日）に、弟夫妻の運転で一緒に墓参に行って来ました。東名高速で1時間弱で、両親と妻の眠る墓所に着きます。途中は雨雲が低く垂れこめてすぐれない天気でしたが、なんとか雨降りにならずに、時間が経つと雲の切れ間に青空も顔を覗かせました。紅葉の季節ではありますが、当地は標高も高く紅葉は盛りを過ぎたようでした。毎年、サクラの頃は「桜の観光百選」とかで、霊園内が観光客の観光バスと自家用車とで一杯になるのですが、今時分は墓参客が多いものの、墓域は全体に静寂・閑散として静かでよかったです。
このところ野暮用があり、あまりゆっくりと出来ていませんが、今月の例会を欠席したこともあって、久し振りに集いの会のサイトを覗かせてもらいました。いろいろと話題が豊富で、情報提供や意見が交わされているようで、一生懸命読ませていただきました。
私の巡拝旅行についても弧思庵さん宛てに寄稿しましたが、文字ばかりで、お寺や仏さまのイメージがわかないものが多いかと思います。画像をお送りするのは、容量が大きすぎるので添付しませんでした。資料や画像は別途、次回の例会にでも紹介・配布したいと思います。
11月16日（木）は、午後に別の講座で、同じ新宿で奈良博・鈴木喜博氏の運慶がらみの講義があり、16：30終了でしたので、急いで文化学園に向かいました。久し振りに興福寺文化講座（新宿）に参加しました。山本勉先生の「運慶展」に関した講座が第1講で聴講出来ました。講演内容から早くから多くの参集が気になっていましたが、普段と変わらないような参集者数だったようでした。集いの会のメンバーの方も5名ほどお見えで、久し振りにお会いした感じでした。皆さんともに多川管首の法話まで聴講されていました。先生の講義内容は、数日前辺りにタイトルを変更したことが、先生のツイッターに載せられていて、「運慶と奈良・鎌倉」が「運慶と京都・奈良・鎌倉」となっていたことを事前に知っていたので、「京都」を追加した内容を知りたかったのです。これまで数回の講義とは趣きと視点を異にし、康慶の先代からの京都における活動から紐解き、八条を中心とした京都での活動と朝廷との関係など、運慶の若き頃の活動のことを紹介し、晩年までの京都との関りを、語られました。個々には承知している運慶の事績であったり、知見ではありますが、書物ではなく、こうして先生の口から視点を絞って変えた説明を伺ったことが無かったので、新鮮さとともに、先生もさすが研究者、と感心しました。今後もこうした視点での解説がうかがえたらうれしい限りです。先生のツイッターでは、「運慶展」関連の講義は、この興福寺文化講座が今年最後のものということでしたので、気を引き締めて聴講したつもりです。また、第2講の多川管首の「観音経」でも、いつものように自分の身に照らして、考えるところが多い法話でした。
また、11月初旬にあるお寺関係の方からいただいた、金子啓明氏の著書「運慶のまなざし」を、持参しました。私も「運慶願経」のページくらいまでしか眼を通していませんでしたが、弧思庵氏にはすぐに観て頂きました。このところ家を留守にすることが多く、ブログやサイトを見ていなかったことで、情報提供が遅くなっていました。
私の今後の年内の予定です。いくつか列記してみます。予定は未定にして決定に非ずで、どうなるか解らないこともあります。メンバー各位からも各種情報提供をブログ公表して戴ければ、他のメンバーの活動の参考に資するものと思いますので、是非お願いします。ご一緒出来る企画もあるやもしれません。
12月02日（土）： 仏像愛好集いの会・例会
12月16日（土）： 東大寺・諸堂開扉メンバー各位からも各種情報提供をブログ公表して戴ければ、他のメンバーの活動の参考に資するものと思いますので、是非お願いします。ご一緒出来る企画もあるやもしれません。
12月17日（日）： 奈良博・講演・岩田茂樹研究員
12月19日（火）： 内科クリニック
＊ほかにいくつかの講義、講演会聴講予定あり。
メンバー各位からも各種情報提供をブログ公表して戴ければ、他のメンバーの活動の参考に資するものと思いますので、是非お願いします。ご一緒出来る企画もあるやもしれません。
12月02日（土）の仏像愛好集いの会・例会には、秋季巡拝旅行で拝した仏さまなどの画像や資料、「目の眼」誌の11月・12月号「運慶展」関連の、青木淳氏と瀬谷貴之氏の対談記事などの掲載コピーなどを、持参するつもりです。また、今後の情報入手資料についても間に合えば持参するようにします。
2017年11月18日（土）午前1：30 Tak
【以上、Takさんの投稿文でした】
