孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

7/1(土) 午後1〜2時再放送 「こころの時代アンコール 禅僧ティク・ナット・ハン」

一昨日、日曜の早朝5時に 眼が覚めました。日曜の5時からは、Eテレで、「こころの時代」が放送と・・・、テレビ2チャンネルをつけました。 今日の番組は、 「こころの時代アンコール 禅僧ティク・ナット・ハン」  ひとりひとりがブッダ となる. マインドフルネスを説く世界的 影響力のある禅僧ティク・ナット・ハンの 放送でした。直ぐに思い出されました。 仏像仲間の一人が... ティク・ナット・ハン師の事を知り、その図書を購読して とても良かった。素晴らしい顔した方・・・との 感心を聞いて居たからでした。 まだめざ見たばかりで 眠かったので また眠っては大変と寝床から起き上がり 番組を真剣に見ました。

どうやら数年前に、放送した番組の再放送の様です。
「マインドフルネス」を説く世界的影響力のある禅僧ティク・ナット・ハンの教えに耳を澄ます2回シリーズ。その1回目の様です、ティク・ナット・ハン師の説教と 師を慕い、集う人々のサンガのドキュメンタリーでした。 師の名前の前に禅僧と付けられて居る様に、瞑想も修行していて、 皆でゆっくりと歩く様がありました。作務の禅、食事の禅に似て居て、歩き続ける瞑想禅に ある種の納得が行きました。

こころの時代 アンコール 禅僧ティク・ナット・ハン(1)怒りの炎を抱きしめる

マインドフルネスを説く世界的影響力のある禅僧ティク・ナット・ハンの教えに耳を澄ます2回シリーズ。【2015年4月放送分の再放送】
第1回は、紛争や対立、差別などの「怒り」をどう変容させたらいいのか、波乱に富んだ人生からひもとく。真髄はブッダの教えに基づく「マインドフルネス(今ここに存在する自分に気づく)」。自と他の区別をなくすことで、怒りを静め、社会を変えることができると説く。原点は、ベトナム戦争。教えを受けた高僧の焼身や弟子の殺害に苦悩し、暴力で対抗せずに慈悲の境地に至る。そして、キング牧師と共鳴、国際社会を変革していく。

師の考えは・・・、競争社会の中で、見失いがちな幸せや命への感謝。そこで、「マインドフルネス(今ここにいる自分に気づく)」により、立ち止まり、苦しみをも含め、自分を受け入れる。ひとりひとりがブッダとなり目覚めていくことの大切さを説く。そして、大切な人を失った現実をどう受け入れたらいいか、語る。「no birth,no death(すべての命は死ぬことなく、姿を変えて生き続ける)」。生死を超えた慈しみの世界を見つめる。 と解説名在ります。


仏教に関心の方は・・・、兎に角 一度はご覧になって頂きたい番組と思いますNHK Eテレ。『こころの時代』は 本放送:毎週日曜日 5:00 - 6:00; 再放送:原則当週 土曜日 13:00 - 14:00だったと思いますので、ので、おそらく 7月1日土曜日 13:00 - 14:00 をご覧か、録画して ご覧頂きたく お奨めします。 現在のハン師の事もですが、同時に、2500年前の釈迦牟尼世尊の偉大さ 素晴らしさが思い知らされます。


更に2回目分の再放送も続くと思われます。
NHK こころの時代 禅僧 ティク・ナット・ハン
第一回 「怒りの炎を抱きしめる」
6月25日(日)あさ5〜6時 【済】
  再放送 7月1日(土) 午後1〜2時

第二回 「ひとりひとりがブッダとなる」
7月2日(日)あさ5〜6時 
 再放送 7月8日(土) 午後1〜2時


番組内でも、師は色々の説法話されてましたが、私の印象は 師の考えは、独自のものでは無しに、仏教の考え方の其々を踏襲しているものと感じました。 仏教と一纏めに言ってしまいましたが、釈迦の仏教と言い換えた方が良いかもしれません! (大乗仏教も、釈迦の教えが根本ですので、師の教えはテーラワーダ的と言切ってよいかの知識はまだ持ちません) 

これまで、色々の機会にお寺での説教・書物にと・・・、仏教的考えに触れて来ましたので、師の言われて居ることが、これまで聞いた仏教の教えに同じと感じられました。

その機会を持たない聴衆には キリスト教の 博愛に近いと 感じるのかもしれません。暗殺されたキング牧師との親交は知られるところです。

キリスト教には疎いので、私には師の言葉の 〈気づき〉は瞑想・悟り マインドフルネスや 怒り(心の炎)の処し方は 仏教の瞋恚・忍辱 等自分で 師の説教を 仏教の思想で解釈して聞いてました。まだ少しの仏教の教を理解し始めたばかりですが、ティク・ナット・ハン師の教えは自分も聞いてきた仏教でして、新しい考えでは無しに、21世紀のこの現状の問題の解決策を言いながら、それは「釈迦の教」そのものであり、現代の問題の答えに、釈迦の教えを合わせて言って居ると感じました。また替えて言うならば、現代の諸問題の解決策は、2500年前の釈尊の答えと変わって居ないのです。

まだ不勉強で、うまく言えませんが、ティク・ナット・ハン師の教えの正しさ 素晴らしさに共鳴しますが、正直にはそれは、「ブッダの教え」そのものと思え、 ティク・ナット・ハン師への敬愛もあり乍ら、同時に片方では、2500年もの前に釈尊は 既に その事を説かれていると 今更ながら 釈尊への尊敬の思いになるのでした。