2016-12-06 Takさん からの情報 「東京藝大からの行事案内」 日記 #その他趣味 「仏像愛好の集」メンバーのTakさんからの情報です。 【以下Taksさんの投稿文です】 寒くなりましたが、風邪なぞ召されぬよう頑張って。 東京芸大からの情報です。昨年から今年の春にかけても案内が来て、メンバーの方も参加したものです。 「東京藝大からの行事案内」 1.「東京芸術大学大学院美術研究科博士審査展」 会期:12月13日(火)~ 12月23日(金・祝) 10:00~17:00(入館は16:30まで) 入場無料 休館日無し 場所:東京芸術大学 大学美術館 案内状によると、「博士号の取得を目指す学生たちにとって最終関門であると共に、大学院在学中の集大成としての作品・研究を発表し、今後、作家や修復家、研究者として活動していく上での出発点となる展覧会でもあります。」とあります。 2.「公開審査会」 上記展示期間中に「公開審査会・口頭発表」を開催します。 日時:12月21日(水) 15:00~16:00 場所:大学美術館 B2F 展示室2(作品展示スペース内) 論文題目:「近世建築彫物と下絵の相関性についての研究―諏訪立川流の建築彫物―」 *桃山時代から江戸時代にかけての寺社建築の大きな特徴として彫物の多用がある。 日光東照宮をブルーのタウトが酷評したことから廃れていくが、江戸時代後期の代表的な彫物大工である諏訪立川流の建築彫物と下絵の相関性について論考する。 発表者:博士課程・小野貴登司(おのたかとし)氏 3.今後の予定 「第65回 芸大卒業・修了作品展」 日時:2017年(平成29年)1月26日(木)~1月31日(火) 時間は1.に準拠 場所:東京芸大 大学美術館 陳列館 *模刻作品展示、作者模刻作業場所説明ほか 「研究報告発表展」 日時:2017年(平成29年)4月19日(水)~4月23日(日) 時間は1.に準拠 場所:東京芸術大学 大学美術館正木記念館2F(今年と同じ場所です) 学生研究発表内容(予定): ・諏訪大社・ 「獅子と牡丹」建築彫物 (上記発表) ・神護寺・ 乾漆薬師如来坐像 ・世田谷観音寺・ 阿耨達童子像(あのくたどうじ) *康円作「十大弟子像」の1体で、『秘要法品』には身体は金色、金翅鳥を頭上に載せ、 独鈷杵を持つという、龍王に載る童子像。 高野山金剛峯寺の運慶作の十大弟子像では欠失し、後補像となっている像です。 観音寺では毎月法要にあわせて開帳しています。 ・雪蹊寺・ 善膩師童子像(ぜんにしどうじ) *湛慶作・毘沙門天立像と吉祥天像、善膩師童子像の3体セットの1体童子像です。 他に修復研究発表(予定)10点ほど 東京芸大パンフレットです。掲載出来ますでしょうか? 出来なくても、後刻芸大HPには正式発表があると思います。 2017年12月05日 Tak 【以上、Takさんの投稿文です】 孤思庵です。東京藝大、大学院 美術研究科保存修復技術研究室の「研究報告発表展」を中心に 幾つかの行事を見学しました。修理技師・仏師を目指す 大学院生、そんな気軽さで、色々と質問して、多くを教われました。仏像に携わる若い人に接しられる 貴重な機会と思ってます。 来年も 藝大の行事を楽しみに、積極的に参加したく思ってます。 皆さん、藝大などの行事の情報広告を宜しくお願いします。」孤思庵