孤思庵の仏像ブログ

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東博 特集「平成27年度新収品Ⅰ」

東京国立博物館 メールマガジン 2016年5月16日
No.728:今年は2回!「平成27年度新収品」 より、仏像関係部分を抜粋転載します。 


1. 特集「平成27年度新収品Ⅰ」
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5月17日(火)~5月29日(日) 本館特別1室・特別2室

前年度に収集した文化財をお披露目する、恒例の「新収品」展。
今年はご寄贈品と購入品の2回に分けて展示します。

金箔で表した文様や彩色が残る、平安時代の「菩薩立像」など、
見応え十分の作品が揃っています。

【展示の詳細】
特集「平成27年度新収品Ⅰ」
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1797


平成27年度新収品展Ⅰ


●仏像の出品作品

菩薩立像 平安時代・12世紀 百瀬治氏・百瀬富美子氏寄贈
平成27年度新収品展 I
本館 特別1室・特別2室   2016年5月17日(火) ~ 2016年5月29日(日)
 
菩薩立像 平安時代・12世紀 百瀬治氏・百瀬富美子氏寄贈
かけがえのない文化財を適切な環境で保管し、公開していくことは、博物館の大切な役目です。当館は国立博物館として、日本の文化を後世に伝えていくために、日本や東洋各地域のきわめて質の高い文化財保有し、広く公開してきています。

しかし、日本の文化を体系的に展示し、かつ様々なテーマにおける鑑賞と理解を深めていくためには、現在の収蔵品だけでは決して充分とはいえません。そのため当館では、収蔵品の一層の充実を目指して、毎年、良質な文化財の収集を積極的に行なっております。

昨年度は、篤志家の方々からご寄贈をいただいたもの、購入したものを含めて、166件の文化財を新たに収集しました。いずれも日本や東洋の文化を探る上で見過ごすことのできない意義を持つものです。

今回は、ここ本館特別1室と特別2室でご寄贈いただいた中から70件を、平成館企画展示室では購入した作品より8件を展示いたします(5月31日(火)~7月10日(日))。これらの新収品を通じて、当館の事業の一端をご理解いただくとともに、かつての文化の息吹を伝える多様な品々の魅力をご鑑賞ください。

 

担当研究員の一言

トーハクに新たに加わった貴重な文化財です。ぜひご覧ください。/恵美千鶴子



文化財の収集は博物館の重要な使命のひとつです。
本展示を通じて、博物館の文化財収集の成果と意義を考えてみましょう。