【終了】 7/4 定例の第一土曜に 「仏像愛好の集in東博」をしました。
【終了】 7/4 定例の第一土曜に 「仏像愛好の集in東博」
定例の第一土曜、に「仏像愛好の集in東博」を行ってます。
ご参集者を募集をします。
あなたの仏像趣味を今少し深めてみませんか? この集の会では、よく見る仏像の名前と大よその時代区分が じきに見極められる様になります。
またベテランの方には、ご自分の勉強発表の場とされたり、後進へのアドバイサー役をされてみませんか?
独学では気付きにくい、自分の知らない事が聞けるかもです・・・
また良き 仏像関係の情報交換の場になってます!
只今、集の参加者を若干募集してます。お気軽に…お試し参集をされてみませんか?
【第1集合】
7月4日(土) 東京国立博物館 本館11号室前に 10時 集合です。
【11号室仏像 鑑賞会】 10:00~11:55
11室での陳列品鑑賞では静粛を心掛
●陳列品鑑賞では静粛を心掛、途中に階段室・通路などにに集まって、観処の確認をしましょう。
《展示品リスト14件(内13件重文)》 (前回の6月の鑑賞会と同一展示品です)
◎重文 菩薩立像 1躯 鎌倉時代・13世紀 C-20
鎌倉時代には木彫の一部や装飾に異なった材質を用いる例が増えました。目に水晶をはめる玉眼はその代表的な例ですが,本像は上下の唇にも彩色の上に薄い水晶板をあてる,玉唇とでもいうべき技法を用います。仏師善円(1197-1258)の作風に通ずるものがあります。
◎重文 日光菩薩坐像 1躯 京都・金輪寺、高山寺旧蔵 奈良時代・8世紀 C-218
東京芸大保管月光菩薩像とともに,もとは高山寺薬師如来像に随侍していた像です。この三尊はさらに古くは京都府亀岡市の金輪寺の像であったといいいます。奈良末期の作ですが,整った顔だちや自然な衣文表現など,その作風はこの時代の最も正統な作品群に連なります。
◎重文 四天王眷属立像 2躯 康円作 鎌倉時代・文永4年(1267) C-1834
四天王に従って仏法を護持する下級の天部像です。尊格にふさわしく卑俗な姿にあらわされています。一具をなす西方天眷属(静嘉堂文庫美術館),北方天眷属(MOA美術館)の銘文によって,文永4年の作とわかります。奈良・内山永久寺(廃寺)真言堂に伝来した像です
。
◎重文 不動明王立像 1躯 平安時代・11世紀 C-1525
不動十九観様の形式にしたがう不動明王像ですが,表情や体つきにみられる,おっとりした諧謔味のある作風にはまだ型にはまらないおおらかな趣が感じられます。ヒノキ材の割矧ぎ造り。光背に「南□西来寺」と読める墨書がありますが,この寺については不明です。
以下省略
★《提案》
11室は前回と同じ陳列ですので… 2Fの 1室 仏教の興隆―飛鳥・奈良 & 3室 仏教の美術―平安~室町
の一部は展示替えがあるはずですので 11:15にはそちらに廻りたいと思います。
その他の展示室の観覧も各自自由とします。
【第2集合】11:45 本館11号室前に 集合
【昼食】11:50~12:40●各自は弁当持参ください、平成館0r 東洋館のラウンジで一緒に昼食をとりましょう!
【 移動】 12:45→12:55
TAXIで →東博前台東区生涯教育センター前 所要時間は5分
【勉強会】13:00~17:00
於台東区生涯教育センター 学習館 304会議室
◆【ミーティング&勉強会】 13:00~17;00
●資料、勉強会々場でのコピーもとれます。(部数無駄の無い様に願います)
①13:00~14:00 (60分)
ミーテイング
a). 運営デイスカッション
この「集」をどの様にしたいか?何をやりたいか?(どうしたら、参集してもらえるのか?)
--- ディスカッションしましょう! 皆さんのご意見を伺いたく思います!
b). 個々人の近況・活動報告
(皆さんの近況・拝観・鑑賞 等の報告をお願いします。合同の企画も募集してます。)
・Taさん 春日大社(式年造替)
・Ocさん 広隆寺・東大寺 他
c)日頃の仏像質問箱
・仏像に関しての疑問、質問を出してください! 皆で応えを出したいと思います。
(宜しければ事前に疑問・質問を考えておいてして下さい。)
◎小休止(5分)
②14:05~14:50(45分)
個人勉強発表 A 【MC 孤思庵】
「仏教とはどんな宗教?」・「仏像の定義」・「菩薩と如来の違い」などをテーマに
ディスカッションしたく思います。皆さん考えてきてください!
進行係を孤思庵が務めます。
「仏教とはどんな宗教?」:縁起(プラティーティヤ・サムトパーダ、)とは、仏教の根幹をなす発想の一つで、「原因に縁って結果が起きる」という因果論を指す。
【縁起】
釈迦は、「此(煩悩)があれば彼(苦)があり、此(煩悩)がなければ彼(苦)がない、此(煩悩)が生ずれば彼(苦)が生じ、此(煩悩)が滅すれば彼(苦)が滅す」という、「煩悩」と「苦」の認知的・心理的な因果関係としての「此縁性縁起」を説いたが、部派仏教・大乗仏教へと変遷して行くに伴い、その解釈が拡大・多様化・複雑化して行き、様々な縁起説が唱えられるようになった。
【三(四)法印】
仏教における3つの根本思想。三法印に「一切行苦」を加えることによって四法印とする場合もある。
1.諸行無常 - 一切の形成されたものは無常であり、縁起による存在としてのみある
2.諸法無我 - 一切の存在には形成されたものでないもの、アートマンのような実体はない
3.涅槃寂静 - 苦を生んでいた煩悩の炎が消え去り、一切の苦から解放された境地が目標である
4.一切行苦 - 一切の形成されたものは、苦しみである
【中道】
相互に対立し矛盾する2つの極端な概念・姿勢に偏らない実践(仏道修行)や認識のあり方をいう。
苦行、その反対の快楽主義に走ることなく、目的にかなった適正な修行方法をとることなどが中道である。
【無常】
この現象世界のすべてのものは生滅して、とどまることなく常に変移しているということを指す。釈迦は、その理由を「現象しているもの(諸行)は、縁起によって現象したりしなかったりしているから」と説明
(宿題回答)東大寺の戒壇院と受戒作法
【戒壇院】
開山は鑑真であり、戒壇院は現在も奈良時代以来同じ場所にあるとされている。
【四天王】
創建当初の「四天王立像」は銅造のものであったらしいのだが今はなく、今の国宝「四天王立像」は東大寺内の「中門堂」から移されたものと言われている
この「四天王立像」は、「法華堂の日光・月光菩薩像とともに、奈良時代の塑像の最高傑作の1つで、国中連公麻呂の作と推定されている
【受戒】【三師七証】
【白四羯磨】
受戒作法の一つ。一白と三羯磨とでできあがっている。
10人の比丘からなる僧伽が、戒壇上において、受戒志望者に具足戒を授ける作法である。十人僧伽とは、和尚と羯磨師と教授師の三師と、残りの比丘の七証〔三師七証〕とである。ここで、白や羯磨をなすのは羯磨師である。
「白」とは議題の意味であり、「この某が具足戒を希望しているが、和尚は某であり、受戒の障害となる障法もない。故に彼に具足戒を与えたいと思うが、反対はないか」と可否を問うのが白である。この後で、「今の白に賛成の者は沈黙せよ。反対の者は説け」と可否を問うのが羯磨である。羯磨を三回繰り返しても、残りの9人が反対しなければ、具足戒を授ける羯磨は成就したとされる。そこで、羯磨師は羯磨を結する。
この白四羯磨の前に、受戒志望者の請白、教授師の障法の調査などの作法があるが、具足戒羯磨の中心は、この白四羯磨である。
③14:45~15:30(45分)
個人勉強発表 B 【by Taさん】
「清泉アカデミアの受講報告」
1. 興福寺文化講座 『大仏師運慶の時代』 H27年2月、3月の2回講座 講師:横内裕人氏
2. 仙台市博物館 『国宝吉祥天女が舞い降りた!展』H27年5月 講演会 講師:鈴木善博氏
3. 仙台市博物館 『国宝吉祥天女が舞い降りた!展』H27年5月 展示会報告
4. 清泉女子大学アカデミア 『仏像伝来の話し』 H27年5月 講師:瀬谷貴之氏
◎小休止(5分)
③15:35~16:55 (80分)
個人勉強発表 C 【by Mさん】
「東大寺 南大門仁王」
Mです。6月の集いでは7/4に運慶作の東大寺南大門仁王像と光明院大威徳明王の銘文の話をすると言いましたが、再度見直した結果、どちらも説明内容が多くて時間がかかることが予想されますので、今回は南大門仁王だけにします。これに伴い、2月の集いで配布した「金沢文庫研究の縮小コピー」は8月の集いで使うことにしますので、今回は持ってこなくて結構です。
●アフターは懇親会しましょう! (企画募集します!カラオケとか…提案がないと前回同様に 同館内の中華ファミリーレストラン「バーミアン}になっちゃいますぞッ!
★ 【今後の予定】 (企画募集中です、皆さんの企画をお寄せ願います!)
【済】 6/28(日) 14:00 世田谷観音 (重文)不動明王及び眷属 八大童子 拝観
【現在応募】 Taさん
現地集合です。ネット検索で「世田谷観音のホームページ」が出ます。 アクセスや解説がなされて居ます ご参照ください。
毎月の28日(今回は日曜日に重なってます!)の不動縁日に運慶の孫の康円 作の(重文)不動明王及び眷属 八大童子が 御開帳 護摩法要を勤修されます。午後2時より開催です。
尚、私事で恐縮ですが、当日6月28日は 父の37回忌 法要と重なってしまいましたので 孤思庵は不参加とさせて頂きます。
★参集希望者は コメント・メール・電話 などで孤思庵に連絡ください! 特段ありませんでした!Taさん はお独りで 行かれましたか?
★若しこれに絡める企画をお持ちの方は この記事のコメント、またはメールにてご披露をお願いします。 皆さんにはここのブログで広告します。 (連絡は在りませんでした)
① 7/21(火) 第三回 「初級 仏像基礎の勉強会」 10時に東洋館ロビーに集合 弁当持参
★参集予定者はご連絡ください! もし参集がが少ない場合は、8月の第二第or三火曜日に延期します。
前回は 東洋館1Fにて、中国彫刻の最盛期である南北朝時代から唐時代の仏像を中心に鑑賞見学をしました。今回は2F の、インド・ガンダーラの彫刻 ( ~ 2015年12月23日) を鑑賞します。 【展示作品リスト 39件】 仏像の黎明のインドの仏像を一緒に鑑賞しましょう。
【午後の座学】は、テキスト『日本仏像辞典』の目次を参考に図像学に基礎を勉強します。『日本仏像辞典』中古本価格¥ 1,747+ ¥ 257 (関東への配送料)
(長期展望 : 上記が一段落したら、『〈カラー版〉日本仏像史』をテキストに美術史を中心に 仏像の変遷を勉強したく思います)
★仏像基礎の勉強会では 個々の仏像の勉強より、仏像鑑賞毎時に共通する基礎知識を勉強します。
② 7/28(火) 城南地区仏像巡り (自家用車利用の為 運転者の他には 4人まで ・ 7寺院巡回予定)
★参加希望者は 孤思庵宛に ご連絡ください。 定員以上に成りました場合はご容赦を…
【現在応募】 孤思庵(運転)、 Odさん、 Ocさん、 Haさん とで、 ★残り空席はあと1と成りました!
★申し込み多数の場合、他に自家用車提供があれば、定員が増加できますが・・・・
集合 10:00 JR大崎駅西口 際路上→10:10品川寺〔江戸六地蔵一番(丈六金銅仏 露座)〕→10:30大井の大仏〔養玉院・木造丈六 五智如来〕→11:10目黒 五百羅漢寺〔木造釈迦三尊(拈華微笑釈尊・迦葉尊者・阿難尊者)及び五百羅漢等像〕→12:30昼食(目黒不動 付近)1:15→1::30世田谷観音〔(重文)不動明王及び眷属 八大童子〕2::30→3:00玉川大師〔希有の地下大霊場〕3:30→4:10真浄寺〔木造丈六 九品仏〕4:45→5::10JR 恵比寿駅 〔解散〕 ( or 5:30 JR大井町付近で 夕食会)
http://ic.mixi.jp/p/c343da86d0235ff78059d7ac3519aa564b93f2a28f/5595916e/diary/1943745566_114s.jpg