孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

本日例会です!仏像好き、集まりませんか?

http://ic.mixi.jp/p/e361f61787de5d9d7ac865a5267626b9a3edf89510/54f26e64/diary/1939379339_236s.jpghttp://ic.mixi.jp/p/c646b0bf6f243c541a7d90895b7efbfd88045fe454/54f26d83/diary/1939379339_11s.jpghttp://ic.mixi.jp/p/ce4e85ef45cb7042d05b552ddd6d0d2f95ace70c8b/54f26dbe/diary/1939379339_70s.jpg

寒い上に小雨の中、当日新規の方2名を含む、10名の御参集頂きました。ありごとうございました。

それ+に当日飛び入りの2名の方を11室ゲット、勉強会も最後まで参加頂きました。有難うございました。

追って報告日記を書かせて頂きます。




★仏像に興味の方、まずは一度 お試し参加 をしてみませんか?!

仏像好きが集まって!東京国立博物館で、間近に陳列の仏像を観て、
眺めるだけでなしにその見所を見つけ出し、話し合いましょう! 展示場での解説は 他の方のご迷惑に成りますので、隣室の階段室に時々集まって、情報交換をします。 また3人までのグループ鑑賞で小声での会話なら他に御迷惑はかからないかと思います。
実は・・・新規メンバーのTさんとの出会いも、ここ国立抱く物館の特別展「みちのくの仏像」の会場での私達の会話を、お聞き名なって、御懇意に成りました。 そして仏像付きで意気投合、メンバーにまで成って頂きました。

あなたも仏像に関心でしたら、お試しに「仏像愛好の集in東博」に参加されてみませんか? 
仏像仲間の懇親、勉強で、一番安直に仏像趣味を深められると自負してます。

まずは、名札、キャプションを見ないでも、其の仏像の名前が、そして おおよその時代区分が分かるようになってみませんか? じきに見極められる様になりますョ。

また、午後の勉強会では、色々な切り口での 仏像鑑賞の仕方を紹介しあってます。質問が出来る気楽で効率の良い勉強になると思います。
ベテランの方には、ご自分の勉強発表の場とされたり、後進へのアドバイサー役をされてみませんか?  教える事はご自分の勉強になるものです。

話をされ発信する事で、コメントが付いて、自分では気付きにくい、自分の知らなかった事、思い違いをしていた事に気付く事もある様です。 またメンバーには耽美鑑賞、美術史、図像学、歴史、仏教など各分野に関心のメンバーが居ます。 きっと同趣味の仏像友達が出来ると思います。

また良き 仏像関係の情報交換の場になってます!

喋るも良し、聴き手に廻るもよしです!情報交換も有益です。只今、集の参加者を若干募集してます。お気軽に…お試し参集をされてみませんか?
 





【第1集合】

3月7日(土) 東京国立博物館 本館11号室前に10時集合です。



各自は弁当持参ください。一緒に昼食をとりましょう!

発表をされるは配布する資料ありましたら、 今回のみは現場でのコピーが不可です。事前に適当枚数をコピーし持参ください。


【11号室仏像 鑑賞会】 10:00~11:55

11室での陳列品鑑賞では静粛を心掛けましょう!

●途中に階段室・通路などにに集まって、観どころの確認をし合いしましょう。


《展示品紹介》
1)吉祥天立像(當麻寺蔵)・・・・・此の光背は時代はあるも、他の像からの流用とキャプションにあります。その根拠を光背に光脚が付いていますので本来坐像用の光背とわかります。(メンバーMさんから教えてもらいました)

2)帝釈天立像(大田区蔵)・・・・・通常の宝髻でない丸い髷の異様に注目しました。それと鎧の上の大衣の意味として、高い位の護法神との事が表現されてます。

3)大黒天立像(文化庁蔵)・・・・・ではもとは青黒い身体に憤怒相のインド神だが、ここでは「大黒」と同音に読める「大国」で、ここでは大国主命が混淆した姿です。

4)毘沙門天立像(東博蔵)・・・・・四天王が邪鬼を踏む意味を天王宮説明しました。 須弥山の”邪鬼(夜叉神)は、 四天王宮”の下の”夜叉宮”に控へ、四天王の命で仏界を防御する存在。

5)弁才天坐像(個人蔵)・・・・・いろいろある弁財天 これは宇賀神弁天。 宇賀神は日本で中世以降信仰された蛇神・龍神の化身神です。宇迦之御魂神(うかのみたま)に由来で、「ウカ」は穀物・食物の意味で、穀物の神です。比叡山の教学に取り入れられ、弁才天と習合、合体化して宇賀弁才天となりましたが、 出自が不明で、経典では穀霊神としての性格が見られないことなどから、宇賀神は、弁才天との神仏習合の中で造り出された神、との説もあるそうです。

6)薬師如来坐像東博蔵)・・・・・首は秀作ですが、その下は殆ど後補だそうです。これら木心乾漆像の木心はカヤは使われることが無く、ヒノキその他だそうです。(ゆえに、木心乾漆像は一木造りの祖にあらず、寄木造りの祖と思うのですが如何でしょうか。

7)阿弥陀如来坐像及び両脇侍立像(西光院蔵)・・・・・これは来迎印の阿弥陀で [往生時に来迎の阿弥陀]です。

8)阿弥陀如来坐像(法隆寺蔵)・・・・・これは説法印の阿弥陀ですから 7)との意味合いの相違の[極楽の教主の阿弥陀]です。

9)毘沙門天立像(道成寺蔵)・・・・・この像は骨格破綻が甚だしい。 この像はじめ護法着甲像の鎧は革製の中国鎧を独特に日本ナイズしたもので、 騎馬民族の革製の鎧…その獅噛(帯喰・肩喰)はその事からのデザインと思われます。

10)広目天立像(勝常寺蔵)・・・・・「みちのく展」の双林寺の二天王像と同じように、甲冑の前立が天衣の後ろを通り、先端が天衣手前に跳ね上がる処理の様式が共通してます。 (Mさんの解説) 地方の仏像では先行する像が、近くの後の造像の際に影響するようです。

11)不動明王立像(東博蔵)・・・・・後の時代に、流行の玉眼に改造のため面部を作り替えています。どうしても直しはバランスを欠きます。頭の割りに面部が小さいです。

12)十二神将立像(曹源寺蔵 )・・・・・護法神将は儀軌が自由ですので、これらの鑑賞としては、各神将の姿勢を読んで、相対する敵の位置を想像する。その様に楽しまれたらと、お奨めします! 

十二神将のその十二の数は、薬師如来の十二誓願にちなむそうです。

★ 尚、着甲武装像の 2)帝釈天、4)毘沙門天、12)十二神将は、それぞれ位の相違が存在します、着甲武装の上に羽織る袈裟・邪気を踏まえる・岩座などに立場の相違が込められて居ます。大智度論などに依りますと、帝釈天は須弥山頂の忉利天(とうりてん)の主で、中腹の四天王宮の四天王は、帝釈天支配下、その下界に夜叉宮が位地して、そこに控える邪鬼(夜叉神)は、四天王の命で仏界を防御する存在。そして十二神将は(夜叉大将)とも呼ばれる様に邪鬼(夜叉神)の類です。



《提案》11室の陳列品は前回と同様ですので、早めに切り上げ、その後は、本館1号室・法隆寺館・東洋館に廻っての鑑賞は如何でしょうか?




【第2集合】12:00
東洋館1F ラウンジ 飲食コーナーに集合


【昼食】12:00~13:00

各自持参の弁当を東洋館1F ラウンジ 飲食コーナーで一緒に取ります。




◆【ミーティング&勉強会】 13:00~17;00  於いて 東洋館1F ラウンジ

★今回は会議室が確保できませんでした、懐かしい昔のスタイルで ラウンジ 飲食コーナーで行いたいと思います。
★ 通常は原稿をお持ちいただき 現場で必要枚数をコピーしたく思いますが、今回のみは発表の方が適宜の枚数を事前コピー当日持参 配布お願います。


①13:00~13:30
この「集」をどの様にしたいか?何をやりたいか? --- ディスカッションしましょう!
皆さんのご意見伺いたく思います!


②13:30~14:00
日頃の仏像に対しての疑問、質問を出してください!
(宜しければ事前に考えておいてして下さい。)
皆で応えを出したいと思います。


③14:00~14:55
個人勉強発表 A  【未定 発表者募集中】
(★発表の内容事項を募集中です。事前にお寄せ頂ければ次回の同広報に載せます。)

2月14日の当日、小生は 神奈川県立金沢文庫の 県立機関活用講座「日本の木彫仏」 の4回目 「檀像の請来と一木彫の成立」なら国立博物館名誉館員 鈴木喜博氏の方を選んでしまいましたが…、
清泉女子大での「運慶と鎌倉仏像」講師 瀨谷貴之(神奈川県立金沢文庫学芸員)の方には「仏像愛好の集」のメンバー3人が受講されました。
講演内容の概略と感想を伺いたいものです。何方か発表して頂けないでしょうか?

また、3月1日(日)に東京・有楽町のよみうりホールにて、第140回奈良学文化 講座が在りました。 何人か受講されたはずです。その報告もお願いします。

そのほかもありましたら、その報告もお願いします。

④15:00~16:00 
個人勉強発表 B  【by 孤思庵】
「仏像の衣まで金色に表現するわけ」・「一木造り仏像彫刻の樹種」「薬師如来の事」などをテーマにをディスカッションしたく思います。
皆さん 大いに発言して下さい!宜しければ、MCを孤思庵が務めさせて頂きます。


⑤16:00~17:00 
個人勉強発表 C   【by Mさん】

運慶の銘文に関する報告の第2回目として、「願成就院・浄楽寺の仏像の銘文」をやります。像内納入銘札の文字の解釈を吾妻鏡北条時政関係の記載や興福寺南円堂諸仏・興福寺西金堂の運慶仏頭などの造像時期と関連させて話します。

昭和30年代の久野健氏による浄楽寺の銘札発見に始まり、三山進氏らの東国下向・非下向論争、塩澤寛樹氏による画期的解釈と山本勉氏による反論なども紹介します。




●アフターは御徒町ガード下の居酒屋で、懇親会しましょう!



【御新規さんご紹介】
一番新しいお仲間をご紹介します。2月24日の東博での特別展「のみちのくの仏像」会場で私達の会話に興味を持たれ、話しかけてくれたTさんです。

その後の、同展関連講演会聴講予定をやめて、東京藝大で行われました日本美術史学会 東支部例会もご一緒いたし意気投合されました。 知る内にこの方も大の仏像ファンで、知識も私以上とお見受けしました。それに何よりは 仏像の事を広く知ってもらいたい意思を強く持たれている同志という事です。 この方も なかなか仏像の同志を見つけたいと思いながら・・・果たせずに居て、今回の出会いをとても喜んでいただいてます。

3月1日の「奈良学文化講座」にてもお会いいたし、アフターに3時間ほどファミレスで仏像談義をしました。

そのおはなしで、仏像を追って多くの寺院や博物館に・・・為に顔が広く成られて、それらにコネを持ていらっし居ます。今後の拝観ツアーには有力な助っ人と成りそうです。

今度の3月7日の「仏像愛好の集in 東博」に来てくれるそうです。「集」へのデビューが楽しみです、こうご期待!



Mさんからコメント頂きました。
 
御新規さん大歓迎です。

Mです。1/24の「みちのくの仏像展」と芸大での美術史学会東支部例会で私もいろいろとお話を伺いましたが、Tさんの仏像に関する知識レベルの高さは相当なものだと思います。

驚いたのは、3年前に大津市歴史博物館で開催された「阿弥陀様」展に関東方面から日帰りで行かれ、行快の仏像などをご覧になっていること、私やKさんが先日初めて見に行った泉涌寺悲田院の快慶作宝冠阿弥陀を既に数年前に拝観に行かれていることなどで、これらのわずかなお話しだけでも相当深くご研究されていることが分かりました。(大津歴博阿弥陀様展は私も行くかどうか迷ったのですが、結局やめて、図録だけ手に入れました。)

3/7の東博の集いでまたお会いできることを楽しみにしています。

また、芸大での美術史学会でご質問をされていたYさん、もしこれをご覧になっていたら、是非集いへのご参加をお願いします。



新規お仲間 Tさんからメールが入りました。了解を得て、此処に転載します。

先日(3月1日)は遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
また「弧思庵」ブログに、早速私のことを紹介くださり恐縮です。
広く浅くの観仏生活でしたので、どれだけ皆様についていけるか
判りませんが、勉強させてください。
 
早速のことで恐縮ですが、 3 8 日の山本先生の講演会の招待券
がまだおありのようでしたら、私もぜひ参加したく思いますので、
お願いいたします。
 
先約だった、以前の先輩達との交流会が流れてしまったので、時
間が空きましたので、参加を希望します。
 
225-
 ○○ ○ (Tさんのフルネーム)


前の広報にも御参集のコメントが付いて居ました。

初心者です。仏像の色々な事知りたいです。参加したいです。よろしくお願い致します。削除
2015/3/5(木) 午後 9:33[ 良い日☆ ]<<コメントに返信する


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> 良い日☆さん
大歓迎です。 御参集をお待ちしてます。 メンバーに多くの仏像薀蓄ニストが居ます。きっと良い感化が受けられる事と存じます。削除
2015/3/6(金) 午後 7:51[ 孤思庵 ]<<コメントに返信する