孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

特別展「みちのくの仏像」 グループ鑑賞会

 
添付画像 【左】 国宝 薬師如来坐像(部分) 平安時代・9世紀 福島・勝常寺蔵   【中】 薬師如来坐像(部分) 平安時代 ・862年 岩手 黒石寺 【右】 観音菩薩立像(部分) 平安時代・11世紀 岩手 ・天台寺


特別展「みちのくの仏像」の 鑑賞会

「仏像愛好の集in東博」 のグループで下段の 特別展「みちのくの仏像」の 鑑賞会とアフターの勉強会をします。

日時 1月24日 9:25 東博本館 1F 11号(彫刻)室集合

★12:45には 同展講演会 当選者は 会場の東京文化財研究所 セミナー室に 移動 3時まで受講します。

(受講希望者は 詳細は同展ホームページの関連イベント 参照で応募手続きをお願います。)

★アフターの勉強会懇親会では、東博正門前16:00集合で、同展の見所、考え処などの話を中心に雑談をしませんか?

「集」に初参加の方もお気軽にご参加ください。 



以下 東博HP より抜粋でご紹介します。

国立東京博物館 本館 特別5室で2015年1月14日(水) ~ 2015年4月5日(日)に特別展「みちのくの仏像」が開催されます。

奈良京都に比べ行く機会の少ない東北から、国宝 薬師如来坐像(平安時代・9世紀 福島・勝常寺蔵)をはじめとして多くの仏像が来られます。


みちのくの仏像といえば、一木造、素地(きじ)仕上げ、力強い表現などが思い浮かびます。その顔は悟りを開いた超越者ではなく、人間味があります。厳しい自然に生きた人々の強さと優しさが表れているようです。この展覧会には、東北の三大薬師と称される、黒石寺(岩手県)、勝常寺(福島県)、双林寺(宮城県)の薬師如来像をはじめ、東北各県を代表する仏像が出品されます。(東博HPより)

東京国立博物館 - トーハク www.tnm.jp より

TOP >> 展示 >> 日本美術(本館) >> 特別展  >> 特別展「みちのくの仏像」  >> 展覧会のみどころ

で下記の仏像の画像が観られます。
 

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【国宝】 薬師如来坐像 平安時代・9世紀 福島・勝常寺
東北が誇る国宝仏。巨材を用いた一木造の堂々とした姿は、みちのく仏教文化の繁栄を伝えます。
東京での公開は15年ぶり。


【重文】 薬師如来坐像  平安時代・9世紀  宮城・双林寺蔵
ケヤキの一木から彫りだされた像で、厚い胸の表現などに、平安前期の力強さがよく表れています。



【重文】薬師如来坐像  平安時代貞観4年(862) 岩手・黒石寺蔵
鋭い眼差しですが、人々を包み込む優しさがあります。
像には貞観4年(862)の墨書銘があり、7年後の貞観地震を知る像です。


【重文】十二神将立像  鎌倉時代・13世紀  山形・本山慈恩寺蔵  (左から、丑神、寅神、卯神、酉神)
本山慈恩寺のある寒河江は都の影響を早くから受け、仏教文化が栄えました。個性豊かな本像は中央の仏師による作で、東北を代表する十二神将です。

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【重文】聖観音菩薩立像  平安時代・11世紀  岩手・天台寺
像の表面に荒々しいノミ目をあえて残すことで、樹木の霊性をあらわした鉈彫(なたぼり)像。
木に仏を見る感性は、日本人の心といえます。

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【重文】十一面観音菩薩立像  鎌倉時代・14世紀  宮城・給分浜観音堂
牡鹿半島の給分浜の高台にまつられています。290cmあるこの像は、沖に出た人も含め、地域の人々を常に見守っているようです。

http://www.tnm.jp/uploads/fckeditor/blog/201409/uid000186_2014091911555954f1a11b.jpg クリックすると新しいウィンドウで開きます 
聖観音菩薩立像  平安時代・10世紀  秋田・小沼神社蔵
頭上の大きなこぶには、小さな愛らしい顔が刻まれています。
化仏というよりもおかっぱ頭の雪ん子のようです。

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釈迦如来立像( 円空作)  江戸時代・17世紀  青森・常楽寺
円空の初期の作品です。ノミ跡が荒々しい後期とは違って、表面を滑らかに仕上げ、細かなところまで表現しています。


★展覧会ホームページ 
http:// michino ku2015. jp

の「見どころ」で。さらに大きな画像と解説が観られます。

また「関連イベント」で講演会の案内が有ります。