松濤美術館
●「仏像の集の会」では、10月15日 PM2時 会場入り口集合で 下段の鑑賞会の参集者を募集します。
「御法(みのり)に守られし、醍醐寺」
【会期】2014年10月7日(火)~11月24日(月・祝)
11月5日(水)~一部展示替えを予定しています。
【会期】2014年10月7日(火)~11月24日(月・祝)
11月5日(水)~一部展示替えを予定しています。
像高さ83cmの木像 平安時代の作品 重要文化財 五大明王の中尊 頭に蓮華を頂、上の歯で下唇をかむ 弘法大師がもたらした様式であり「大師様」という。 大きく出っ張った目と吊りあがった眉が特徴で、歌舞伎役者の見得を切る表情に似ている。
他にも醍醐寺が所蔵する尨大な作品の中から、国宝11件、重要文化財11件を含む都合44件を展示します。弘法大師の「大日経開題」や「訶梨帝母像」、「閻魔天像」など国宝の書や仏画をはじめ、戒体筥や金銅如意、独鈷杵、三鈷杵といった仏具、さらには俵屋宗達筆の「舞楽図屏風」と「扇面貼付屏風」、また「豊臣秀吉像」、そして大手鑑、金天目、仁阿弥道八作の「桜富士図茶碗」や蒔絵の角盥・楾など醍醐に伝わる宝物のいわばエッセンスを抽出した内容となっています。
なかでも、このたびの展覧会でひときわ注目されることは、昨年醍醐寺文書聖教として国宝に指定された文書7点と世界最古の絵巻として知られる国宝「過去現在絵因果経」1巻が展示されることです。ことに、「過去現在絵因果経」については、全長15m36cmの全場面が期間限定ではありますが、初めていっきに公開されることになり、見逃すことのできない機会といってよいでしょう。
なかでも、このたびの展覧会でひときわ注目されることは、昨年醍醐寺文書聖教として国宝に指定された文書7点と世界最古の絵巻として知られる国宝「過去現在絵因果経」1巻が展示されることです。ことに、「過去現在絵因果経」については、全長15m36cmの全場面が期間限定ではありますが、初めていっきに公開されることになり、見逃すことのできない機会といってよいでしょう。
http://www.shoto-museum.jp/05_exhibition/img/img148ec2416_1.jpg |
国宝 ≪過去現在絵因果経(部分)≫ 世界最古の絵巻 国宝 過去現在絵因果経 15m36cm全場面、期間限定でいっきに初めて公開します! 全場面展示:10月7日(火)~13日(月・祝)、10月28日(火)~11月3日(月・祝) 11月18日(火)~24日(月・祝) 前半場面展示/10月15日(水)~26日(日) 後半場面展示/ 11月5日(水)~16日(日) |
京都醍醐寺は、平安時代に創建された世界遺産の寺院で、貞観16(874)年に理源大師聖宝が京都山科の笠取山上に草庵をむすんだことにはじまり、醍醐天皇の御願寺としてその発展の礎をきずくこととなります。醍醐寺は、創建以来密教の中核寺院としての役割をになうとともに、文芸や美術工芸の後継者として日本の伝統文化の形成に多大な寄与をしてきました。
そこには、貴重な仏像、仏図をはじめとして、歴代座主の画像や江戸慈愛の屏風絵、経典類など約20万点の寺宝が蔵されています。 本展では、釈迦の前世における善行から現世で悟りを開くまでの伝記を、経典に基づいて絵画化した奈良時代の絵巻である国宝の「過去現在絵因果経」を中心に、仏像・仏画・経典を交えて醍醐寺の聖なる姿を伝えると同時に、近世美術工芸品をあわせて展観することで文雅の後援者としての醍醐寺の魅力をご紹介いたします。 なお、本展は、醍醐寺に伝わる名宝の数々を13年ぶりに東京で展観される貴重な機会となります。 |
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