5月3日の「仏像愛好の集in東博」の報告
★★【告知】★ ★
下記ご承知おき願います!(追って詳細広報します。)
のうちから選択参加とします。書く場所とも10時から11時50分までです!
★午後の勉強会は場所が変更・・・
●弁当持参で、12時に集合です。
鎌倉期関東の 典型的鉄仏の様ですが、何と鋳造型が木製でその型が刀剣の別寺院にほく蔵地蔵像として残っているは大変に珍しいです。
Mさん解説の脛部分のクラックに逆さにしての鋳造方法に納得です。尚、鉄仏は金銅仏の蜜蝋鋳造法とは相違の雌型製作法をします。ウェブでは「埃 まみれの書棚から94 - FC2」
kanagawabunnkaken.web.fc2.com/index.files/.../shodana94.ht
が一番よく解説されてます。ご参照ください。
静岡・方廣寺の 木造釈迦如来坐像 院吉、院広、院遵作 南北朝時代・観応3年(1352) は皆さん見慣れない時代作ですので違和感をお持ちになってました。この時代特徴の結跏趺坐の上にボディーが載り、その上に頭が載る感じの積木重ね的な躯体を感じられましたか?
http://kanagawabunnkaken.web.fc2.com/index.files/images/jpeg10/2014.4.19shinnshitei4.jpg
http://kanagawabunnkaken.web.fc2.com/index.files/images/jpeg10/2014.4.19shinnshitei4.jpg
奈良・當麻寺の 木造十一面観音立像 平安時代・9世紀は穏やかなお顔でした。しかし足先から蓮肉部まで含めて一材から彫出される一木彫の様子が蓮華座が外されての展示でしたので良く解ります。その蓮肉部の粗い鑿痕に野性味のある雄渾を感じました。
http://eich.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/2013/08/06/photo_2.png http://kanagawabunnkaken.web.fc2.com/index.files/images/jpeg10/2014.4.19shinnshitei1.jpg
❷勉強会(於 台東区生涯学習センター 13:00~14:30頃)
午後はタクシー相乗りワンメーターと めぐりんバス利用(所要35分・運賃100円)との二グルーブに別れてで 台東区生涯学習センター に行き、学習館-グループ学習室10名の勉強会でした。
1)孤思庵が 「仏伝」 歴史釈迦と宗教的釈迦の解説と 仏像とは=仏の像、では仏とは?の仏教的話をさせて頂きました。
2)Mさんが 「平安末期における奈良仏師の成立~康助から康慶、そして運慶へ」と題し学術的なお話をされました。
3) 雅さんが 仏像3躯をご持参頂き、割り首と指首を外され構造を説明されました。
4) 仏像拝観ツアーの勧誘を致しましたが、その後もご希望が無いので中止としました。
5時ごろ勉強会は散会
❸【有志 懇親会】(16:45頃~)
M・M・Sの三氏とM・Bの2女史との5名が【めぐりんバス】利用で(所要30分・運賃100円)で御徒町まで出まして、ファミレスのジョナサンまで行きましたら店じまいと成っており、やむなく近所のガストで2時間ほどの懇親会でさらに仏像の話やその他のお喋りをしました。
★尚、 仏像愛好 芝 進(孤思庵)のブログ - Yahoo!ブログ
blogs.yahoo.co.jp/susumu_shiba
の方では 画像がご覧いただけます。