9月1日の「仏像愛好の集いin東博」報告・感想 ②
【9月1日の「仏像愛好の集いin東博」報告・感想 ①からの続き】
もう一つの勉強会テーマは、根津美術館「曼荼羅展」http://kanbei.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_512/kanbei/sE69BBCE88DBCE7BE85E5B195.jpg?c=a6
同展の企画講演会2回目と3回目に参加しました。2回目の『曼荼羅展講演会「曼荼羅のこころとかたちー装飾文様に込められた意味ー」受講 』の内容 と、3回目の「日本の曼荼羅 ―仏と神が織り成す宇宙― 講師 白原由起子( 根津美術館学芸部課長)です。
この両講演会の各々に、際立つった相違の感想を持ちましたので、その内容と感想と講演会の内容レジメ資料を配布、それに 根津美術館「曼荼羅展」の陳列品から数点の作品紹介と、曼荼羅の鑑賞基礎をご紹介致しました。
両講演会の際立つ相違の感想は、2回目の公演は実際西新井大師の両部曼荼羅を書くために勉強された(7年ほどと聞きました)、其処で仕入れた知識は膨大の事と思います。そな中から難しい教義に明るくは無い一般聴衆に
分かりやすい装飾模に主題したお話をされました。
先生のお言葉に「曼荼羅こころに描くもの・・・しかしその為には、知らなければ描けない、知るために絵筆で描きました」との事に豪く納得が行きました。
2回目の講演会の内容報告は、 曼荼羅展 講演会「曼荼羅のこころとかたちー装飾文様に込められた意味ー」受講の時に配布されたレジメ資料は実に完璧でした。日頃は資料にいっぱい書き込むのですが・・・此処の2回目の講演会の資料には一切書き込みをしませんでした。と云うのは、その必要が一切ない完璧なレジメ・資料でした。
ところが3回目の講演会は、どこでも語られる両部曼荼羅の説明でして、その後は、同展の陳列品の説明でした。学芸全とした講演内容でして、実際に曼荼羅を描かれた僧侶と異なる内容は、さも在りなんとの感を持ちました。
尚3回目の「日本の曼荼羅 ―仏と神が織り成す宇宙―」には1枚もレジメや資料は配布されませんでした。
勉強会の後半は、曼荼羅の勉強と根津美術館の「曼荼羅展」陳列品、講演会の報告でした。そして次の勉強ターゲットは、本日鑑賞、14室の 特別陳列「運慶・快慶周辺とその後の彫刻」に感化されまして、鎌倉仏像彫刻の慶派、運慶と快慶を中心に勉強は如何と提案、了承されました。皆さん予習をされて、勉強成果を発表して頂きたくお願いいたします。
集いに慰問参加した、私の友人が平成館休息コーナーにての勉強会風景をスナップ撮影してまして、このブログ日記に添付したらと、後日にE-メールで送ってきてくれました。許可を皆さんに頂こうかと思いましたが、肖像権を鑑みて、参集の皆なんにメール配信してするにとどめます。
午後5時近くまで博物館におりまして、アフターは6名が、恒例の酒蔵直営の和風 蔵元居酒屋 「清龍 」上野店居て3時間 造り酒屋の酒と 鯵の姿たたき 刺身盛り合わせ サラダ 煮込み ・・・ 最後は100円の焼きおにぎり か、など盛り沢山で一人2,100円割り勘で懇親会をいたし、夜8時頃に、無事全終了いたしました。
http://www.seiryu-sakagura.com/shop_img/ueno/ueno_r5_c1.jpghttp://www.seiryu-sakagura.com/itacho_img/20130626_sousaku_ryori.jpg
★尚次回10月の「仏像愛好の集いin東博」は10月5日(土曜)に致します。
【完】