孤思庵の仏像ブログ

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伝獅子吼菩薩立像 ・伝衆宝王菩薩立像の尊名の不思議」で、???でした処、回答が出ました。

2011年07月27日14:23
先の日記「唐招提寺の伝獅子吼菩薩立像 ・伝衆宝王菩薩立像の尊名の不思議」で、???でした処、回答が出ました。

唐招提寺の旧講堂仏像群の一木造りの像その内、木造伝獅子吼菩薩立像 (三目四臂)・木造伝衆宝王菩薩立像(三目六臂) 、その二躯は共に像造時期には不空羂索観音だつたと思われるとの事、その後、寺では獅子吼菩薩・衆宝王菩薩と呼ばれ、現在は伝獅子吼菩薩立像 ・伝衆宝王菩薩立像の名称で、重文指定になっています。

???でしたが、この疑問をある方が答えてくれました。出典は不明ですが、明治頃に唐招提寺の旧講堂仏像群の整理の時に、名前の判らない仏像が多くあったので、整理の都合上、便宜的に、何の理由も無く勝手に名づけたようです。為に律の寺の仏像なのに、密教的尊様なのに、二十五菩薩来迎の阿弥陀仏の囲繞菩薩の名が付けられてしまったようです。と・・・

何故にそのような経緯の尊名がいまだに使われ続けるのも疑問ですし、あまりその事を触れずに使用され続けるのは迷惑な話です。

も少し詳しいことご存知の方はお教えて頂けませんでしょうか?