孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

【更新】2/25(水) 仏像愛好の集 分科会「仏像の基礎勉強会」 をします。


仏像がお好きな方は、お気軽にご参集ください!


 2月15日(水) 

10:00 東博本館玄関11室前集合 (弁当携帯無用)




下段の青字部分を追加の【更新】してます。

当日の参集者にて相談、プログラムを決めます。
良い企画提案 歓迎です。
今後どのように、仏像愛好の集 分科会「仏像の基礎勉強会」 をしていったらよいかも話し合いたいです。 図像学的を理解して、彫刻に留まらず、造像の思い、諸仏の理解をしてゆきたくも思います。話し合いをお願いします。

個々の仏像に留まらず、仏像に共通する 知識を蓄え、それぞれの仏像鑑賞時に深みを加えたく思います。
具体的な「仏像の基礎勉強会」の道のご提案、教示をお願いします。
テキスト候補の「日本仏像事典」真鍋俊照  「日本仏像史」水野啓三郎 を持参いただけると幸いです。
以前に掲載しました、下段の腹案tに 添えて 上述の様なディスカッションの座学も良いかなと思いました。 宜しくご意見お願い致します。

当日、御意見を伺って、明日2/15の 分科会「仏像の基礎勉強会」をしたく存じます。


≪腹案≫

◆【午前中】 総合文化(平常)展の 仏像関係展示を鑑賞


①仏教の興隆―飛鳥・奈良
本館 1室 2017年2月7日(火) ~

_MD_EXPLANATION 十一面観音菩薩立像 1躯 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山出土
飛鳥時代・7世紀

_MD_RECOMMEND 重文 日光菩薩坐像 1躯 京都・金輪寺、京都・高山寺旧蔵 奈良時代・8世紀 C-218 



②仏教の美術―平安~室町
本館 3室 2017年2月7日(火) ~


重文 毘沙門天立像 1躯 奈良・旧中川寺十輪院持仏堂所在 平安時代・応保2年(1162)頃
_MD_RECOMMEND 重美 仏涅槃図 1幅 鎌倉時代・14世紀 東京・大倉集古館蔵
釈迦三尊十六羅漢像 1幅 鎌倉時代・14世紀 A-262
十二天像(毘沙門天) 1幅 南北朝時代・14世紀 A-128-5
十二天像(梵天) 1幅 南北朝時代・14世紀 


③ ジャンル別展示 「彫刻」
本館 11室 2017年2月7日(火)~

毘沙門天立像 1躯 慶算作 鎌倉時代・文永8年(1271) C-328
帝釈天立像 1躯 平安時代・10世紀 C-308
如意輪観音菩薩坐像 1躯 鎌倉時代・13世紀 C-1883
重文 阿弥陀如来および両脇侍立像(善光寺式) 3躯 福島・如来寺旧蔵 鎌倉時代・13世紀 福島・いわき市
不動明王立像 1躯 平安時代・11世紀 岡野哲策氏寄贈 C-1851
重文 阿弥陀如来坐像 1躯 平安時代・12世紀 奈良・法隆寺
_MD_RECOMMEND 二天王立像のうち右方像 1躯 平安時代・11~12世紀 東京・養福寺蔵
不動明王立像 1躯 平安時代・12世紀 C-312
_MD_RECOMMEND 重文 広目天立像 1躯 平安時代・9世紀 福島・勝常寺
重文 増長天立像 1躯 平安時代・9世紀 京都・仁和寺
_MD_RECOMMEND 重文 毘沙門天立像 1躯 平安時代・9世紀 和歌山・道成寺
重文 十二神将立像 12躯 鎌倉時代・12~13世紀 神奈川・曹源寺蔵 



【午後】平成館・「春日大社-千年の至宝」展  観賞&デイスカッション
 
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平成館 1F エントランス (改札付近) 1:00 集合  


特別展「春日大社 千年の至宝」  ~3月12日(日)迄 の観賞・デイスカッション


興福寺との関係や、春日大社に於ける神仏混淆の様子を勉強してみましょう!            


春日大社本地垂迹
  
cf.春日の祭神 
 
[一殿] 武甕槌命(建御雷タケミカヅチ)は、雷神、かつ剣の神とされる    
鹿島神宮

[二殿] 経津主命フツヌシの「フツ」は刀剣で物が断ち切られる様を表し、刀剣の威力を神格化した神  
香取神宮


[三殿] 天児屋根命
(あめのこやね)「コヤネ」は「小さな屋根(の建物)」の意味で、託宣の神の居所    中臣連の祖神(中臣とは、神と皇孫との間を執りもつ職能の一族)


[四殿] 比売神(ひめがみ)、一般には特定の神の名前ではなく、神社の主祭神の妻や娘、あるいは関係の深い女神を指すものである。
春日大社に祀られる比売神は、天児屋命の妻の天美津玉照比売命(あめの みつたまてるひめ)である 。
 

                                                                                         
摂社[若宮] 天押雲根命(あめのおしくもね)  

藤原氏系図では「天児屋根尊-天押雲命」とあり、[三殿] 天児屋根命の子神






 
cf.「春日社私記」    (御本地の事)


 一宮  鹿嶋ノ大明神 不空羂索観音(或説尺迦如来


 二宮  香取ノ大明神 薬師如来 


  三宮  平岡ノ大明神 地蔵菩薩   
     (
天児屋根命の古名)

  四宮 相殿ノ姫神 十一面観音(或説救世観音 或説大日如来
     (
複数の神が祀られた社殿のことを指す。
      「相殿神」とは 相殿に祀られる神のこと、主神に対しての配神)
               相殿: 同じ社殿に,二柱以上の神を合祀すること。      
                 配:添い合わせる,組み合わせるの意


  若宮 文殊師利菩薩(或説十一面観音)







 cf.「類聚既験抄」     (春日大明神御事)

  一宮(束帯) 武雷槌命(常陸国)号鹿島大明神之  御本地 釈迦(或不空羂索)

  二宮(同上)  斎主命(下総国香取大明神       御本地 薬師(或弥勒

  三宮(僧) 天児屋根命河内国)平岡大明神     御本地 地蔵菩薩

  四宮(女) 相殿姫神伊勢大神宮)天照大神     御本地 十一面観音(又大日)

  若宮                      御本地 大聖子文殊(或十一面。又聖観音








「春日地蔵」(春日野のに地獄)

春日の神様は慈悲深い神様で、春日社に縁のあった人は、罪があっても普通の地獄には落とさず、 春日野の下に地獄を構えて、春日地蔵は毎日罪人に水を注がれてその苦しみをやわらげられたとの話が、 『春日権現験記』に載っています。
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春日権現験記絵』
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【博物館でのご連絡】
後から到着の方は、博物館の場所がら、
孤思庵宛てに Cメールにて ご連絡ください。

 当方の 現在位置 ご返事します。