孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

5日の「仏像愛好の集in東博」初参加者の寄稿紹介

毎月第一土曜日定例の「仏像愛好の集in東博」4月は無事に5日の実施しました。
 

今回の参集は14人と盛況でした。 いづれ報告の日記を書きますが・・・その代用に、今回初参加のブンブンさんが感想を寄せてくれました。それをご紹介し、暫時の代行とさせてもらいます。
 
ついでですので新規のお仲間、ブンブンさんのご紹介を兼ねまして、前半には、参加希望からの二人のやり取りも掲載しておきます。




ブンブン

はじめまして。初めてメールを差し上げます。
東京に住むブンブンと申します。
京都と奈良を中心とした仏像に興味を持ち、ここ数年は年に2、3回ほどまわっています。
もっと奥深い仏像の世界を知れたらとこちらにたどり着きました。
全くの初心者ですが、よろしければ勉強会に参加をさせて下さい。
可能であれば、来週末の連休は奈良を回る予定ですので、それ以外の日程で参加を希望しております。

どうぞよろしくお願いいたします。

03月10日




孤思庵

はじめまして、大歓迎です。 奈良京都の仏像がお好きとか・・・私と同好の志ですね。 

仲間には数多くの仏像拝観制覇の向きも居ますが、私は秀作を 繰り返し拝観、鑑賞が好きです。  再会した時に以前とは違うのです。仏像は変わらないのでしょうが、自分が変わってきているのでしょう。そんなで、仏像は 奈良が7割、京都が2割 残る1割がその他と思っています。

何と言っても中央の作が勉強に為ります。 時代判定も 中央の仏像で可能で、地方仏像はそのセオリーから外れる傾向です。

多くのお仲間は高齢者が多いですが、最近は、あなたと同年齢頃の初心の女性も今月に入られました。また今日もキャリア若い方と見受けられる人の申し込みもありました。

先達にはベテランが居ますので、良い仏像友達として教えてくれることと存じます。

来4月5日の定例会もですが、最近2回ほどの日記に 今月の都内博物館の観覧企画も載せてます。そちらにも 都合が合いましたなら是非に御参集ください。期待してます。

03月10日



ブンブン

ご丁寧にありがとうございます。
お仲間に入れていただき、大変嬉しく思います。

仏像が好きになったきっかけは、京都の大報恩寺(千本釈迦堂)の六観音像からでした。

>拝観制覇
>秀作を繰り返し拝観

そのどちらのお気持ちもよく分かります。
私はまだ初心者なのですが、毎年夏はまわれるだけまわって未知なる仏像を拝みたいと思いながら、予定の半分以上は前にもいったよね、というところに行ってしまいます。

感動した場所にはまた訪れたいと思いますし、観るたびに仏像の表情も違い、意外な発見が出来るのも嬉しいです。

孤思庵さんや先輩方から、仏像の奥深さを教われれば幸いです。

早速、今週の内容が興味深かったので参加出来ればと思っていたのですが、都合がつかず、参加出来るのは4月の1番初めになりそうです。

来週の奈良旅行では、安倍文殊院長谷寺法隆寺東大寺興福寺、新薬師寺元興寺を二日間で回る予定です。

もしアドバイスを頂けるようでしたら、大変ありがたく思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

03月11日




孤思庵

 21日、今日からの連休で仏像拝観の旅ですね

ごめんなさい。折角のお申し出にアドバイスできませんでしたねッ。ご計画の巡礼は仏像拝観に良い処ですね、最後の元興寺は極楽坊禅室・本堂の飛鳥時代の瓦が目的でしょうね。

集会でも有志の拝観旅行企画します。一緒に奈良・京都に行けるようになれば良いですね。4/5の東博座学の場で、土産話をしてください。

03月21日




ブンブン

お気遣いありがとうございます(^。^)
ぜひお土産話をもって伺いたいと思います。

03月22日




孤思庵

如何な 巡礼でしたか・  もう残り少ないでしょうが良い仏像に逢えます様に・・・

4月5日にの対面 楽しみにしております。

03月23日




ブンブン

昨日初めて参加させていただいた「ブンブン」と申します。
思ってたよりはるかにレベルが高く驚きましたが、孤思庵さんをはじめ、きさくな皆様方のおかげで大変楽しく有意義な時間を過ごせました。
初心者である私に大変良くしてくださり、本当にありがとうございます。

難しい話もありましたが、仏像のエイジング、薬師如来の現世利益の意義、運慶の話、快慶の立場的な悲哀、新薬師寺にもあるという貴重な毘沙門天?どれも、ワクワクするお話で新鮮でした。

議論の他にも、参加されている皆さんが何をきっかけに仏像にはまったのかに付いても大変興味があります。

皆さんといずれそのようなお話が出来るのを楽しみにしています。

今後の参加は仕事と家の諸事情の為、月1ペースになると思いますが楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

追伸、お菓子も美味しかったです!次回は私も持参いたします(^∇^)

(ブログにも同じメッセージをのせました,
皆さんの目に届く掲示板の使い方を教えていただけると助かります。)

偶然にも先週買ったNHKのテキストが孤思庵さんのお勧め下さった仏の履歴書でした。
早速読んで見ますね!

04月06日




孤思庵

一昨日は御参集頂き有難うございました。 お構いが少しで、済みませんでした。

御心配のレベルは色々なレベルの先輩が居ますが、皆さん仏像好きですから教えてもらってください。貴女の仏像好きの様子ですので、すぐに追いつきますよ。そんな ご支援もこの会の目的です。

皆さんがなにをきっかけに仏像にはまったのかについても、大いに聞いてください。いつも2次会が在りまして、先日もアフターの懇親会には半数の方が参加されてます。そんな場ではそんな仏像談義が花開いて居ます。

因みに私の出発点は 中学・高校の時代の青春多感の時、特有のロマンチシズムの感情から、仏像をみて、人の考えの到達点に 自身の未熟での悩みが浮き備りされ来るようでした。学生時代に学内サークルの文化財研究会と云うにお入り、基礎を知りまいました。学部は経済でしたが、インド哲学の聴講もしましたっけ・・・

その後は会社勤めで、ゆとりなどみじんも無しで、仏像とは、すっかり疎遠が続きました。

ようやく早めの退職、憧れの隠居に成って、仏像趣味再開でした。 皆さんはどうなのでしょうね? お話では 若い時には仏像に興味は無く、晩年に成って目覚めた方が多い様に漏れ聞くことが多かったです。 それぞれに思うところがあるのでしょうね。

「先週買ったNHKのテキストが孤思庵さんのお勧め下さった仏の履歴書でした」との事ですが、それは放送の始まった番組のテキストですね。

私がお奨めしたのは、その番組のネタ本だと推測します。(まだ番組見ていないものですので…)   [新書版]で

ほとけの履歴書―奈良の仏像と日本のこころ (生活人新書)
藪内 佐斗司 (著)
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Tr4rC2HsL._SS500_.jpg

です。おそらく同様の内容なのかと推測しますが、新書版の方も良い本ですので機会が在りましたら読んでみたらいかがでしょう。 内容は類似か今度本屋で立ち読みして、報告します。

昨日に仏像友達から「先程、録画予約して置いたNHKEテレ<ほとけの履歴書>を見ました。初心者にも判り易くと云うコンセプトは判りますが、 此処まで簡略化してしまって、良いものなのかと思い乍ら、 それでも楽しく見てしまいました。」とのメールをもらいました。

その返事に、「藪内の新書版「ほとけの履歴書」は発行され すぐに読み、その間口の広さに感服しました。 しかし やがて 他の研究者の発表の借用的が多いと気付き落胆しました。しかし、それだから余計に本の内容は評価すべきで・・・ 仏像趣味の入り口的に、仏像趣味の方向性案内的な間口の広い良書と推奨し続けておりまして、折に付し「著作者の姿勢には疑問を感じるも内容的には素晴らしい」と初級の方に 推奨しおてます。」とメール返信しました。


とんだ長文に成ってしまいましたが、2~3人ほどを除き、仲間の皆さんは筆不精なのか?他に理由か在るのか、なかなかコメントを書いてもらえないので、今回の貴女の感想文は貴重ですので、勝手ながら広報させて頂きます。

「皆さんの目に届く掲示板の使い方を教えていただけると助かります。」との御懸念の件は、まだSNSのコミュニティーが成ってませんので、此処とYahooの孤思庵ブログにお寄せ下さい。 当方でもう一つのSNSの「趣味人倶楽部」の方に転載して、読んでもらいます。

ではまたご参集ください、投稿の方も宜しく! 楽しみにしております。

4月7日



以上


★ご参集の皆さんも、今回の「仏像愛好の集in東博」について、その他についての ご感想、ご意見をお寄せ願います。