孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

②Takさんからの投稿



横浜市K区”わ”の会を知った:

金沢文庫には暑いなかを歩いて到着。顔面の汗とボサボサ髪でオープンすぐの受付の女性職員に笑われてしまった。先日の講座に便宜を諮ってくださり受講できたこと
を感謝し御礼をする。今回も到着後氏名も申し出ず入館料金も支払う前に、顔を出しただけで講座受講番号札を手渡してくださるほどに私を印象付けてしまっていた。昼
近くに「”わ“の会」の会員の方とお話しをする機会があった。その男性はT工業大学、 N鉄鋼メーカーでコンピュータ制御関係の仕事をされてきたそうだが、最近こ
の会に参加しているという。彼は金沢文庫駅の反対側にお住まいということで、地元で参加されているそうだ。お会いした日も午前中に金沢文庫学芸員を講師に個別講
座を開催していて大勢の会員が参加した講座だったようだ。講座が終了したところだったのでお話しが出来たものだった。区役所の生涯学習交流会の企画で、1ジャンル
に特化しておらず、寺社巡り、歴史史跡巡り、古文書読書、俳句など幾つかのジャンル毎の活動で、講義や現地探訪(関東一円まで)などがあるという。会員制だが、行
事によっては個別に申し込んで参加も出来るという。私の住む青葉区にもこのような活動があるのか、検索してみたが分からなかった。

“わ”の会HP:   http://kanazawa-wanokai.in.coocan.jp/ 





金沢文庫の帰途、あまりにも暑いので横浜駅で途中下車し、スポーツ用品専門店で野球帽を購入。今まで長いこと使用して来た帽子は、先般の会津旅行で鶴ヶ城の石
垣のうえで風に吹かれた際に飛ばされて堀に落ちてしまい、届けをしたがすぐには回収されず、このところ髪の薄い頭に直射日光を遮るものが無く余計に暑く感じていた
ものだ。ようやく帽子をゲットした。ついでに家電量販店で「ポータブル扇風機」を購入した。TVニュースなどで見かける片手に持って涼む事の出来るアレだ。でも幾
種類も店頭に並ぶ中で購入したのは、羽の無いまるで英国製の冷暖房機メーカD社製風の丸型外枠だけの構造で内部から冷風がスリットの間から噴き出す構造の製
品だ。羽が無いだけに片手で持ってもすっきりとして、3段階の風量は遜色ないが若干モータ音が大き目かもしれない。外出時に思いがけず購入したが、これからどれだ
け利用するかがちょっと疑問、思ったほどには持ち歩かず屋外で使用していないかも。





岩波書店から「シリーズ古代史をひらく」(全6冊)の発刊案内:

岩波書店発刊サイト:  https://www.iwanami.co.jp/news/n29981.html 

8月上旬に岩波書店に関係する方からご紹介を頂き、持参された既刊本の2冊をさっそく手にしてみた。もう少し様子を見てから購入してもいいかな?特に③、④につ
いて執筆者も含めて関心があるところだ。

既刊本:

1.    「前方後円墳」(巨大古墳はなぜ造られたか)(吉村武彦編集)
2.    「古代の郁」(なぜ都は動いたのか)(川尻秋生編集)

9月発刊予定:

3.    「古代寺院」(新たに見えてきた生活と文化)(吉川真司編集)藤岡穣氏、海野聡氏、菱田哲郎氏、ブライアン・ロウ氏

11月以降発刊予定(順未定):

4.    「国風文化」(貴族社会のなかの「唐」と「和」)(吉川真司編集)皿井舞氏、河上麻由子氏、金光桂子氏、佐藤全敏氏、ブライアン・スタイニン
ガ―氏
5.    「渡来系移住民」(半島・大陸との往来)(吉村武彦編集)
6.    「文字とことば」(文字文化の始まり)(川尻秋生編集)





●大学講座を聴講して来た:

8月7日(水)、目白にある大学の講座を聴講して来た。私は今回の講師の講義は以前幾度となく聴講してきたが、しばらくご無沙汰していたものだ。この夏の暑い時
期に午前10時30分から午後4時30分までの昼食をはさんでの長時間講座で、普段3回の講座を1日で行なうものだった。以前の受講の際に話しを交わしご一緒だっ
た3人連れの女性も久し振りに見かけた。講座には集いの会のGさんも出席されていて最初から帰りまでご一緒した。彼からは手作りのお弁当までおすそ分け頂いた。有
難う感謝。

講義内容は、

『浄土の光景①浄土はいずこに』1.仏陀観、2.他土仏と浄土(阿閦如来阿弥陀如来薬師如来、各経文原典)、3.盧舎那仏(毘盧遮那如来)、梵網経(蓮華胎
蔵世界)、八十華厳、大日如来、密言浄土、

『浄土の光景②極楽の情景』1.法隆寺金堂外陣旧壁画・阿弥陀浄土図、元興寺厨子入り智光曼荼羅図、覚禅抄・智光曼荼羅図、知恩院阿弥陀経曼荼羅図、平等院
鳳凰堂内陣荘厳、中尊寺金色堂内陣荘厳、観無量寿経・葦提希夫人説話、十三観想、九品往生観、当麻曼荼羅図面構成、

『浄土の光景③霊鷲山補陀落山、八十華厳、兜率天、天界の構造』華厳五十五所絵(東大寺藤田美術館)、兜率天曼荼羅図(根津美術館、大阪・延命寺ほか)

*講義後、いつものように講師にお話しを伺う。私が以前に気になっていた観無量寿経変相図(十三観、十六観)、逆手の阿弥陀如来立像の事、重源の変相図につい
て、数年前に拝観した私が感激した兜率天曼荼羅図(根津美術館)をもとに弥勒の姿、各宮の意味などについて伺った。特に新知見、新たな疑問などは気が付かなかった
が、久し振りにお話しをすることが出来良かった。



次回講座聴講予定: 9月6日(金)10:40~16:30 「仏教美術への招待・仏教絵巻」(そういえば、集いの会のGさんも受講されるのかな?)